アンブレラ・アカデミー シーズン2 第5話~第6話 あらすじ・感想

アンブレラ・アカデミー-シーズン2 アンブレラ・アカデミー

アンブレラ・アカデミー、シーズン2第5話から第6話のあらすじと感想です。

第5話 ヴァルハラ

世界の終わりまであと6日しかなく、レジナルド・ハーグリーブスが何らかの形で関わっているらしい。ファイブはアンブレラ・アカデミーを再結成しようと提案し、兄弟姉妹のみんなが集まることに。ライラは母親の指示通りに動く。

あらすじ・感想

1962年、ポゴはレジナルドとグレースによって様々な実験で能力を開花し、宇宙へと送られます。
ポゴのロケットは途中でトラブルに見舞われて墜落し、ポゴは大けがを負います。

グレース達の必死の治療も効かなかったのですが、レジナルドは何らかの注射を打ってポゴの命を助けました。
多分、ルーサーが瀕死の時に打たれた注射と同じものではないでしょうか。

ファイブは普段のライラの言動や領事館での闘いぶりを見て彼女に疑念を持ち、次に会ったら殺すと脅します。
ディエゴも俺でなくファイブを助けたとライラを責めると、子供から助けるのが当たり前だと言い返します。

ライラの言い訳はちょっと厳しいですね。
明らかにディエゴも信じていなかったし、ライラと信頼関係を築いていこうとしていたディエゴだから、余計に傷ついているでしょう。

クラウスはまたお酒におぼれ始め、夫と上手くいっていないアリソンを誘って一緒に飲み始めます。

ヴァーニャはシシーと幸せな朝を迎えて2人でどこかへ行こうと話していると、カールの車の音が聞こえてきて現実に引き戻されてしまいます。

ファイブ、ディエゴ、ルーサーは今後のことを話し合います。
ルーサーはこの時代に来てすぐ、レジナルド卿に会いに行きました。
タイムトラベルや自分達のこと、世界の終わりについて話すと、レジナルドはタイムトラベルのことは否定しませんでしたが子供は嫌いだから持たないと、ルーサーは追い帰されてしまいました。

ファイブはアカデミーを再結成すると言い出して、それぞれ他の家族を迎えに行きます。
世界の終わりの原因もまだわかっていないし今の状況ではそれぞれ問題を抱えていますから、家族会議をしても前みたいにもめてしまいそうですね。

ハーランの面倒を見ているヴァーニャの前でカールは自分の仕事の能力がいかに素晴らしいか自慢し、ヴァーニャも仕方なくほめます。
カールがシシーといちゃつき始めると窓ガラスにひびが入り、ハーランがヴァーニャの手をそっと握ります。
ハーランはヴァーニャの力の影響を少し受けていたから、ヴァーニャの気持ちが深く理解できるのかも。

ライラは母親に会いに行き、ファイブを守ろうとしているのにスウェーデン人の邪魔が入ったと文句を言います。
ハンドラーはコミッションの目的がまだライラにはわかっていないと諭し、命じていたディエゴのナイフをライラから受け取ります。

いまだにハンドラーの目的が見えてきません。
コミッションでの地位を回復させるだけじゃなく、世界の終わりに絡んで何か大きな野望を持っていそうで怖いですね。

エリオットの店で、アンブレラ・アカデミーの家族全員がやっとそろいましたね。
5話目にして全員集合しただけでも、すごくうれしいです。
アリソンもヴァーニャへの怒りはもうないみたいだし、アリソンとヴァーニャ、クラウスのハグシーンは感動的でした。

ライラとハンドラーはスウェーデン人の殺し屋の滞在先に来ていて、ハンドラーはライラに屋根に上るよう指示します。
暖炉から殺し屋たちのところへコミッションからの指示が届き、ディエゴの写真と指示書が入っていました。
ハンドラーはディエゴを消すつもりなのでしょうか。

ファイブはあと6日で世界が終わり、レジナルドが関係しているとみんなに話します。
ルーサーは気乗りしないと言って帰ろうとするとファイブが止めますが、ルーサーはファイブの闘い方を知っていて彼を投げ飛ばしてどこかへ行ってしまいました。
表に放り出されたファイブはライラの姿を目撃して後を追います。

ディエゴはルーサーを説得しようと話していると、リムジンが止まって2人に手紙を渡します。
中身はレジナルドからの招待状で、軽食に招待するという内容でした。

家族が一致団結とまではいかなかったけど、前ほどムードは悪くないですね。
ルーサーとディエゴが和解してディエゴがルーサーを思いやっています。

クラウス、アリソン、ヴァーニャの3人は仲良しで何ももめていないし、美容室でお酒を飲んで盛り上がっているシーンは本当に楽しそうでした。
いよいよアンブレラ・アカデミーとレジナルドが再会し、物語が大きく動きそうな予感です。

キャスト

ヴァーニャ・ハーグリーブズ – エリオット・ペイジ
ルーサー・ハーグリーブズ – トム・ホッパー
ディエゴ・ハーグリーブズ – デヴィッド・カスタニェーダ
アリソン・ハーグリーブズ – エミー・レイヴァー・ランプマン
クラウス・ハーグリーブズ – ロバート・シーハン
ファイブ・ハーグリーブズ – エイダン・ギャラガー
ベン・ハーグリーブズ – ジャスティン・H・ミン
ライラ・ピッツ – リトゥ・アルヤ

レイモンド・チェスナット – ユスフ・ゲートウッド
シシー – マリン・アイアランド
ハンドラー – ケイト・ウォルシュ
レジナルド・ハーグリーブス卿 – コルム・フィオール

エリオット – ケヴィン・ランキン
アクセル – クリス・ホールデン=リード
グレース – ジョーダン・クレア・ロビンス
カール・クーパー – ステファン・ボガアート
ジル – モーナ・トラオレ
キーチー – ダヴ・ティフェンバック

オットー – ジェイソン・ブライデン
オスカー – トム・シンクレア
ハーラン – ジャスティン・ケリー
エデルマン – ピーター・シュリエ
若い頃のデイブ – カレム・マクドナルド
ホイト・ヒレンケッター – ロベール・ヴェルラック

作品データ

原題:Valhalla
放送日:2020/7/31
監督:トム・ヴェリカ
脚本:ロバート・アスキンズ

第6話 軽食への招待

アリソンは全てをレイに話し、店に行って自分の力を使っているところを見せる。ハンドラーは魅力的な取引をファイブにして、ファイブは少し考えることに。軽食への招待を受けたアンブレラ・アカデミーは全員集合し、この時代のレジナルドと対面する。

あらすじ・感想

1961年、アリソンはみんなと同じ路地裏に着地しますが、家族は誰もいません。
近くのダイナーに入ると白人オンリーと書かれていて追い出され、チンピラに絡まれて思わず殴ってしまいます。

チンピラが追いかけて来てアリソンは逃げ、黒人専用の美容室に逃げ込みました。
美容室の人達が助けてくれてアリソンはそこで働き始め、レイと出会って結婚します。

現代にいたアリソンは女優だったし差別はそれほど受けて来なかっただろうし、たった1人で知らない時代に来てしまったのだがら、さぞや心細かったでしょう。

そして現在、ハンドラーはファイブに取引を持ちかけます。
コミッションの幹部全員を殺してくれたら、家族全員2019年に戻してくれるそうです。
ファイブは少し考えると伝えて帰って行きます。
ハンドラーの提案には裏がありそうだから、できればファイブは別の方法で世界の終わりを止めたいのでしょうね。

ルーサー、ディエゴ、ヴァーニャはレジナルドからの食事の招待を受けるべきかどうか、悩んでいます。
ルーサーは罠だと言っているけど、残りの2人は行くべきだと考えています。
どんな理由があれ、この時代のレジナルドと話して情報を得ておけば何か役立つのではないでしょうか。

クラウスはベンと相談し、信者達に自分は詐欺師だと話しますが、信者達には全く意図が伝わっていません。
クラウスがあきらめていると、デイブがやって来ました。

アリソンはレイモンドに全て話しますが能力のことをレイは信じていないので、実践してみせることにします。
白人専用の洋服屋に2人で行ってアリソンがささやくと、店員はレイにぴったりなスーツを見立ててくれます。
ショッピングを楽しんだ2人はおしゃれをして、座り込みをした白人オンリーのカフェへ行きます。

アリソンは店主にささやいて口をきけなくして、熱いコーヒーをカップからあふれさせ手をやけどさせてしまいます。
アリソンはこの店によほど恨みがあるようで、レイが止めなかったらもっとひどいことになっていたかも。

クラウスは何とかデイブに信じてもらおうと好きな食べ物や本のことを話します。
戦争で死んでしまうとデイブのドッグタグを渡すのですがそれでも信じてもらえず、もう入隊したとデイブは帰って行ってしまいます。

クラウスは何とかデイブの命を救いたいだけなのですが、上手くいきませんね。
しかも、何かが以前とは違ってしまって、入隊日がズレていたようです。
クラウスがデイブと接触した影響でしょうか。
そして、クラウスの元にもレジナルドからの招待状が届きます。

ハンドラーはスウェーデン人の殺し屋達の所へ行きディエゴの居場所を教えますが、ファイブは殺すなと命じます。
三つ子の1人が死んだのはハンドラーが仕組んだせいで、殺し屋をあおってまでディエゴを殺したい理由はライラが好意を持っているからでしょうか。

待ち合わせしたわけじゃないのに、アンブレラ・アカデミーの全員がレジナルドが指定した場所へやって来ます。
レジナルドは「みんなは何者だ?」と尋ね、ファイブは大まかに説明してレジナルドの子供だと話します。

みんなは能力を見せていき、レジナルドもやや興味を持った様子です。
ヴァーニャが力を使おうとするとみんなが止めたけど、結局、食べ物が吹き飛んだ程度ですんでよかったですね。

ディエゴはJFKの暗殺の件を持ち出しますが、レジナルドは暴言を浴びせかけます。
ファイブが冷静に場を仕切り、レジナルドはファイブと2人で話すことにしました。
ファイブはタイムトラベルでの失敗について語り、レジナルドは数秒単位でタイムトラベルするようアドバイスします。

パワーだのタイムトラベルだの現実的ではないのに、レジナルド卿はすんなり受け入れていました。
世界の終わりに関する情報は得られませんでしたが、家族全員が集まり団結するきっかけをくれましたね。

かわいそうだったのがエリオットです。
みんなの力になってくれてとてもいい人だったのに、あんな殺され方をするなんて無念すぎますね。

キャスト

ヴァーニャ・ハーグリーブズ – エリオット・ペイジ
ルーサー・ハーグリーブズ – トム・ホッパー
ディエゴ・ハーグリーブズ – デヴィッド・カスタニェーダ
アリソン・ハーグリーブズ – エミー・レイヴァー・ランプマン
クラウス・ハーグリーブズ – ロバート・シーハン
ファイブ・ハーグリーブズ – エイダン・ギャラガー
ベン・ハーグリーブズ – ジャスティン・H・ミン
ライラ・ピッツ – リトゥ・アルヤ

レイモンド・チェスナット – ユスフ・ゲートウッド
シシー – マリン・アイアランド
ハンドラー – ケイト・ウォルシュ
レジナルド・ハーグリーブス卿 – コルム・フィオール

エリオット – ケヴィン・ランキン
アクセル – クリス・ホールデン=リード
グレース – ジョーダン・クレア・ロビンス
カール・クーパー – ステファン・ボガアート
オデッサ – レイヴン・ドーダ
マイルズ – デュシェイン・ウィリアムズ
キーチー – ダヴ・ティフェンバック
ジル – モーナ・トラオレ

オットー – ジェイソン・ブライデン
若い頃のデイブ – カレム・マクドナルド
エデルマン – ピーター・シュリエ
バーネッタ – マリア・カーベル
ディーノ – ハーシェル・アンドー

作品データ

原題:A Light Supper
放送日:2020/7/31
監督:エレン・クラス
脚本:エリン・ミシェル・ウィリアムス

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