アンブレラ・アカデミー、シーズン3第5話から第6話のあらすじと感想です。
第5話 最も倫理的な決断
クラウスは過去の自分や母と会い、改めて自分の能力について知る。ハーランは母が死んだ日に何があったかをヴィクターに語る。ファイブとライラはやっとホテルに戻り、みんなにクーゲルブリッツについて話す。
あらすじ・感想
クラウスは目覚めると、以前行ったことのある霊界のような場所にいました。
確か、死んだレジナルドと会った場所ですね。
子供の頃や10代の自分を見て、臨死体験をしたのではなく何度も死んでは生き返っていたことを知ります。
そして、自分の母に会って、56回も死んでは生き返ったと教えてもらいます。
クラウスの能力は霊とコンタクトできるだけではなく、蘇生する能力もあるのですね。
ヴィクターはハーランが母たちを殺したと知り、理由を知りたくてハーランと話します。
シシーが死んだ日と母たちが妊娠した日が同じで、ハーランはヴィクターを感じたのですがアンブレラの母たちの苦痛を感じてしまいました。
リンクを断ち切ろうとして、意図せず力が使われてしまい母たちは死んでしまったのです。
ヴィクターと状況は似ていて人を傷つけたり力を使いたいわけではないのに、巨大なパワーが自動的に発動してしまうようですね。
元々はヴィクターが与えてしまった力ですから、ヴィクターも責任を感じています。
アンブレラが集まっている中、ファイブとライラが戻って来ました。
コミッションへ行ったのと同じ方法で戻ったのか、カバンが機能していたのかはわかりません。
家族会議をしようとすると、ディエゴは掃除道具を持ってこっそり移動するスタンを見つけます。
2人でスイートルームに行くと、クラウスの死体が横たわっていました。
スタンはふざけていてスピアガンが発射され、クラウスに当たってしまったとディエゴに伝えます。
兄弟を殺されたディエゴは怒るかと思ったのですが、スタンがわざと殺したのではないとわかり優しくハグしていましたね。
だんだんと父親らしくなってきて、スタンとの間に親子の絆が生まれていて感動しました。
ディエゴはスタンとクラウスをカーペットで包んで運び出し、エレベーターに乗せます。
エレベーターが動き出したとたんクラウスがこの世に戻って来て動き始め、ディエゴもスタンも驚きます。
クラウス本人すら蘇生の力があると知らなかったくらいだから、ディエゴも相当ビックリしたでしょうね。
ベンとフェイは次にどうするかを相談しています。
フェイはアンブレラと組んで地下のクーゲルブリッツを何とかしようと言いますが、ベンはハーランを何とかするのが先だと譲りません。
2人は地下のクーゲルブリッツの正体を知ろうとグレースを呼んで来ます。
グレースの目を中に入れて調べようとしますが目はのみ込まれ、ブラックホールのようなものだと気づきます。
フェイは現実的で柔軟な考えを持っているけど、ベンは対照的で感情的に動いていますね。
兄弟を殺された恨みを晴らすまで、アンブレとラと組むことはしなさそう。
みんなでバーに集まっている中、クーゲル波が起きてまた人々や物が少し消えてしまいました。
またタイムトラベルをして別の時代へ行くという案も出ますが、カバンが使い物にならないので不可能です。
ファイブのパワーだけでは前の時みたいに、家族を違う年代にバラまくことになってしまいますね。
大まかな計算では全てがのみ込まれるまでには、あと4、5日しか残されていないとファイブは告げます。
クラウスはアカデミーの地下で見た光る不気味な物体について、やっとみんなに話します。
そういえば、レジナルドに会いに行った時にクラウスはクーゲルブリッツを見たんでしたね。
ディエゴとライラはスタンをスイートルームへ連れて行き、持って来た道具を元の場所へ戻すよう言います。
2人は世界が終わるまでに時間がないと知り、気持ちを確かめ合います。
ハンドラーの指示だったとはいえ行動を共にしていたライラとディエゴだし息子もいるから、仲直りして家族としてやり直すことができるならそれが一番ですね。
心配なのはアリソンです。
かなり暴走していて、ルーサー相手に力を使うなんて、今までのアリソンからは考えられません。
そして、ポゴとファイブの再会です。
60年代ではレジナルドに教育を受けてロケットに乗ったりしていて、瀕死のポゴをレジナルドとグレースで救っていましたね。
どこでどうなったか、こちらも楽しみです。
キャスト
ヴィクター・ハーグリーブズ – エリオット・ペイジ
ルーサー・ハーグリーブズ – トム・ホッパー
ディエゴ・ハーグリーブズ – デヴィッド・カスタニェーダ
アリソン・ハーグリーブズ – エミー・レイヴァー・ランプマン
クラウス・ハーグリーブズ – ロバート・シーハン
ファイブ・ハーグリーブズ – エイダン・ギャラガー
ベン・ハーグリーブズ – ジャスティン・H・ミン
ライラ・ピッツ – リトゥ・アルヤ
スローン・ハーグリーブス – ジェネシス・ロドリゲス
フェイ・ハーグリーブス – ブリトニー・オールドフォード
レジナルド・ハーグリーブズ – コルム・フィオール
グレース – ジョーダン・クレア・ロビンス
スタンリー – ジャヴォン・ウォルトン
チェット・ロド – ジュリアン・リッチングス
レイモンド・チェスナット – ユスフ・ゲートウッド
レイチェル・ハーシュバーガー – ローラ・ホッパー
ハーラン・クーパー – カラム・キース・レニー
子供のクラウス – オリバー・カートン
10代のクラウス – ダンテ・アルビドーナ
年老いたファイブ – ショーン・サリヴァン
作品データ
原題:Kindest Cut
放送日:2022/6/22
監督:シルヴェイン・ホワイト
脚本:エリザベス・パッデン
第6話 Marigold
ファイブはポゴに会いに行って、情報を聞き出そうとする。ヴィクターとハーランはパワーを使って、ハーランのパワーをヴィクターに戻そうとする。ディエゴとライラはスタンを探し、スイートの隠し扉の中へと入って行く。
あらすじ・感想
2014年、スパローのベンとジェイミーは格闘の訓練中で、相手を倒して道場の真ん中にあるベルを鳴らした方が勝ちです。
激しい格闘の末、ベンは触手を出してジェイミーの鼻と口をふさぎ、ポゴが止めようとしますがレジナルドはやらせます。
ジェイミーが息絶える寸前に割れた木のカケラを何とか取りベンの触手を突き刺し、ベルを鳴らして勝利。
ポゴは子供達に厳しすぎるとレジナルドに意見すると、出て行くよう言われます。
やはり、ポゴはレジナルドをサポートしていたけど、やり方が極端すぎて見ていられず家を出たというわけですね。
ポゴがマーカスに渡していた飾り箱はシーズン1のと似ていたけど、中身は違っていました。
ファイブはバイカー達が集まる店に入ってポゴに会いますが、ポゴはファイブの言うことを全く信じていません。
ポゴはバイクで店を出て行ってしまいファイブも後を追います。
ポゴは森の中にあるキャンピングカーに住んでいるようですね。
やっとポゴはファイブの話を聞く気になってくれました。
ファイブは切り取った皮膚のタトゥーをポゴに見せると、見覚えがあったみたいです。
ノートを出してファイブに見せ、タトゥーのしるしはレジナルドが取りつかれていたもので、オブリビオン計画だと話してくれました。
ポゴも詳しくは知らなかったみたいで、レジーはこの計画のためにスパロー達を犠牲にするつもりで鍛えていたそうです。
ポゴはスパローズを心配して薬を渡し、スパロー達はレジーに飲ませていました。
クラウスがレジーに薬を止めさせてしまったから、再びレジナルドは計画に没頭し始め厄介な事になりそうですね。
ファイブは年寄りファイブが入れていたのと同じタトゥーを胸に入れてくれと、ポゴに頼みます。
ヴィクターはハーランから力を取り除くため、ドライブイン・シアターへと来ています。
ハーランの方がパワーと長く付き合ってきている分、ヴィクターよりも理解していますね。
2人はパワーをぶつけ合ってヴィクターに戻そうとするのですが、ヴィクターがまだパワーの神髄に気づいていなくて上手くいきません。
一緒に来ていたアリソンはヴィクターが苦しんでいるのを見て、2人を止めようとします。
「噂を聞いたの」と言わないのにアリソンのパワーが発動し、2人を止めることができました。
アリソンがパワーアップしたのはハーランの力の影響で、ヴィクターもパワーアップしないとハーランが望んだ結果にはならない気がします。
ホワイトバッファロー・スイートで目覚めたディエゴはスタンの姿がないのに気づきます。
秘密の扉が開いていてきっと中に入ったのだろうと、ディエゴとライラも中へと入って行きます。
不気味な通路を抜けるとホワイトバッファロー・スイートそっくりな部屋に出ますが、明らかに別の部屋です。
ホテルそのものが日本風の作りになっていて、フロントには誰もいません。
そして、ベルを鳴らすなと書かれています。
ディエゴは辺りを探しますがスタンの姿はなく、スタンは友達の子供だとライラは告白します。
ディエゴじゃないけどどういうこと?
ライラはディエゴの反応が知りたかったと言っていますが、わけがわからないですね。
ディエゴはフロントのベルを鳴らすと辺りの様子がおかしくなり、巨大な鎌を持った巨大な生き物に襲われかけ鎌でディエゴは指を2本切り落とされてしまいました。
はっきりとは映っていなかったけどカマだけでもかなり大きかったし、足音も大きかったからかなり巨大なモンスター的な何かなのでしょうね。
ディエゴとライラが行ったのは別世界のホテル・オブリビオンで、あの生き物はホテルを守っていたとか?
幸せそうなのはルーサーだけですね。
スパローに迎え入れてもらえてコスチュームまで着ていたし、すっかりスローンにのぼせちゃって。
クラウスはレジーを信じて全てを話したのに、殺されてしまいました。
多分、生き返るだろうけど、レジーはオブリビオン計画のためにクラウスが使えると思ったんでしょう。
やっと平穏に暮らせそうだったハーランだったけど、トランクの中にいた彼は生きているのでしょうか?
とくかく怒涛の展開でちょっと付いていけてないです。
キャスト
ヴィクター・ハーグリーブズ – エリオット・ペイジ
ルーサー・ハーグリーブズ – トム・ホッパー
ディエゴ・ハーグリーブズ – デヴィッド・カスタニェーダ
アリソン・ハーグリーブズ – エミー・レイヴァー・ランプマン
クラウス・ハーグリーブズ – ロバート・シーハン
ファイブ・ハーグリーブズ – エイダン・ギャラガー
ベン・ハーグリーブズ – ジャスティン・H・ミン
ライラ・ピッツ – リトゥ・アルヤ
スローン・ハーグリーブス – ジェネシス・ロドリゲス
フェイ・ハーグリーブス – ブリトニー・オールドフォード
ポゴ – アダム・ゴドリー
レジナルド・ハーグリーブズ – コルム・フィオール
グレース – ジョーダン・クレア・ロビンス
マーカス・ハーグリーブス – ジャスティン・コーンウェル
アルフォンソ・ハーグリーブス – ジェイク・エプスタイン
ジェイミー・ハーグリーブス – カジー・デイビッド
スタンリー – ジャヴォン・ウォルトン
チェット・ロド – ジュリアン・リッチングス
レイモンド・チェスナット – ユスフ・ゲートウッド
ハーラン・クーパー – カラム・キース・レニー
タミー – メリン・ジャクソン
作品データ
原題:Marigold
放送日:2022/6/22
監督:ジェフ・F・キング
脚本:ローレン・オテロ
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