第5話 電話していいですか
あらすじ・感想
ホームルームの時間にロケット発射の映像を見ている最中、ケビンはクラスメイトのリサと目が合いすぐに惹かれるようになる。リサに恋してしまって、偶然を装って彼女が授業を受けている教室の前で待ち伏せするが、上手く声をかけられない。
ポールにリサばかり見ていると気づかれ、誰にも言わないと約束させるが、実は相手の気持ちが気になっている。ポールが情報通の子にリサがケビンのことをどう思っているか聞いてあげると話しに行くと、どんどん話が広がり、とうとう本人の耳に入ってしまう。
翌日、恥ずかしくて学校へ行けないケビンは体調が悪いと母親に言い、仮病で学校を休む。一生テレビを見て過ごすわけにもいかず、一大決心をしてケビンは夕食後にリサに電話をかけることに。
勇気がなくてポールにかけるがちょっとしたことでイライラして、ポールに当たり電話を切ってしまった。ウェインが邪魔してきてリサの電話番号を書いたメモを取られ、結局電話できないまま。
テレビで宇宙からの映像が放送されていて、あせりや不安が吹き飛んだケビンは再びリサに電話してみる。
12歳の淡くてピュアな恋心ですね。
ケビンはリサに恋してしまって眠れないし食事も取れなくなるし、ノートにリサの名前を書いたりと、本気でリサを好きになってしまったようです。
リサを好きになったということは、ウィニーのことはもう吹っ切れたということでしょうか。
相変わらずケビンの妄想が愉快で、リサに電話したら周りは人だらけでレポーターまでいて実況しているとは思いませんでした。
でも、好きな人に初めて電話する時、緊張して何を話していいかわからないドキドキ感というのはありますね。
勇気を出してリサにかけたのかと思ったらポールだったり、いつもみたいに兄貴にからかわれたりと、なかなか予定通りに進みませんでした。
最後の最後に何か吹っ切れたみたいに肩の力を抜いて電話して、普通にリサと話せたのは良かったですね。
ゲスト
リサ・ベリーニ – キャシー・ワグナー
カッツ – ポール・B・プライス
DATA
原題:The Phone Call
放送日:1988/4/12
監督:ジェフリー・ブラウン
脚本:A・スコット・フランク
第6話 ラストダンスは君と
あらすじ・感想
ケビンは電話の一件以来、リサと親しくなっていて、授業中に手紙の交換をしている。手紙でリサをダンスに誘ってOKをもらい喜んでいるケビンだったが、リサは人気者のブラッドからもダンスに誘われてOKしていた。リサに理由を尋ねると、ケビンはいい友達だと振られてしまう。
カフェテリアでポールとウィニーと話していて、ウィニーとケビンはフィーリングが合いポールは席を外す。ケビンの気持ちはすっかりウィニーに戻り彼女をダンスに誘うが、すでに上級生のカークに誘われてOKしたらしい。
傷ついたケビンは、ダンスパーティーには行かないと言い出す。結局、ケビンはポールと寂しく2人でダンスに行くが、ポールは会場でカーラと仲良くなって楽しそうに踊っている。
ウィニーがカークとやって来て、イライラし始めたケビン。ウィニーの友達をダンスに誘って仲良さそうなふりをして焼きもちを焼かせようとするが、自分がカークとウィニーに嫉妬してダンス会場から出て行ってしまう。
ケビンにもとうとうリサというガールフレンドができたかと思ったら、あっという間に終わってしまいました。
リサもケビンにその気がある素振りをして一緒にダンスに行くのをOKしたのに、カッコいい男の子に誘われたらその場でOKしてしまうなんて、ちょっとヒドいですね。
ケビンもやっぱりウィニーがいいと気づいたまでは良かったですが、時すでに遅しでした。
ウィニーは最初、ケビンにダンスに誘って欲しそうだったのに、ケビンはリサを誘うつもりでしたから、ウィニーはカークの誘いを受けたのでしょう。
ちょっとしたタイミングのズレで上手くいかないものです。
でも、スローなラストダンスをケビンはウィニーと踊ることができて、終わりよければ全てよしですね。
ゲスト
リサ・ベリーニ – キャシー・ワグナー
カッツ – ポール・B・プライス
リトヴォ – リンダ・ホイ
ブラッド・ゲインズ – マーク=ポール・ゴスラー
カーク・マックレー – マイケル・ランデス
DATA
原題:Dance with Me
放送日:1988/4/19
監督:アーリーン・サンフォード
脚本:デビッド・M・スターン
コメント