素晴らしき日々 シーズン5 第16話~第20話 あらすじ・感想

第16話 昔のふたりと今の二人

あらすじ・感想

スウェーデンから交換留学生のインガがやって来て、ゴージャスな見た目でケビンはすっかり彼女を気に入っている。インガはウィニーと親しいようで、ケビンはウィニーにインガとの仲を取り持ってもらうことに。

ケビンはウィニーから転校生のマットと話したいと、交換条件を出されてマットにウィニーのことを話す。さっそく、昼休みにケビンとウィニー、インガとマットの4人で集まり、自己紹介をしてマットがウィニー、ケビンがインガをダンスパーティーに誘う。

マットは車を持っていないのでダブルデートになり、4人でパーティーへ。車の中でウィニーはケビンに、ケビンはウィニーに突っかかり、雰囲気が悪くなってしまう。

パーティー会場でやっとケビンはインガと2人きりになれたが、思っていたような大人っぽい女の子ではなかった。マットとウィニーが寄って来て、パートナーを交換してダンスすることに。

ケビンとウィニーは踊っているうちに、昔のように恋に落ちた気分になってしまう。


久々にウィニーが登場し、ちょっと懐かしくなりました。
中学時代のケビンとウィニーは色々とあったし、幼馴なじみで初恋が実った素敵なカップルだったけど、残念ながら別れてしまいましたね。

そんな2人が高校生になり、再び恋の炎が燃え上がったみたいでしたね。
ウィニーもケビンも悪気はなかったけどちょっとからかっただけなのに、雰囲気が悪くなってしまいました。

今は付き合っていなくてもケビンとウィニーは幼馴なじみだしお互いにとって大切な存在だから、嫉妬までは行かなくても別のパートナーと一緒にいるのを見ると、何となく不愉快だったのかもしれません。

ドキドキするような展開でまたくっ付くのかな?と予感させる終わり方だったけど、この2人の場合はそう簡単に行きそうにないですね。

ゲスト

インガ・フィンストロム – シェヴォニー・ダーキン
マット・スティーブンス – ジェイソン・レンフロ
ピール先生 – ジェイソン・ロス・アジキウェ

DATA

原題:Double Double Date
放送日:1992/2/26
監督:ピーター・ボールドウィン
脚本:サイ・ローゼン、マーク・B・ペリー

第17話 本物のヒーロー

あらすじ・感想

ケビンの高校のバスケット部が好調で州大会目前で、スタープレイヤーボビーの活躍が目覚しく、学校中が沸き立っている。ケビンはボビーとロッカーが隣りで気軽にボビーと会話し、自分もちょっと誇らしい。

今日もバスケの試合を見に行くつもりだったが、父に勉強のことを言われるがそのまま試合へ。ボビーが奇跡を起こしてくれて、州大会への出場が決まる。

ケビンとポール、ウィニーとでバスケ部のお祝いをしていると、ポールは明日はテストだからと白けたことを言い始める。バスケの試合に夢中だったケビンの成績は今イチで、父からまたチクチクと注意を受ける。

州大会の初戦に行こうとすると父に宿題はやったのかと聞かれ、帰ってからやるとそのまま行こうとするが、父も一緒に試合を見に行くと言い出す。前半はボビーの活躍でリードし、ケビンや父、観客席のみんなが盛り上がっていた。

ハーフタイムで休憩しているとポール達と出くわし、後半戦について聞かれた父は冷静にボビーがマークされキツくなると答え、父が言った通りの試合になってしまう。


ケビンと父ジャックとのエピソードはどれも心温まるものばかりで、じんわりと感動しますね。
一時盛り上がったスター選手ボビーのことはいつの間にか忘れてしまっても、ケビンの心の中にはジャックが永遠のヒーローとして刻まれているなんて、何て素敵なんでしょう。

ケビンがボビーに憧れていたことやどんなに試合でエキサイトしたか、ジャックが口うるさくケビンに宿題をやるよう言っていたことなど、一連の出来事としてケビンの心に残っているのだと思います。

そういえば、ケビンとポール、ウィニーが3人そろっている姿を久しぶりに見たような気がします。
高校生になっても幼なじみが集まって一緒に試合観戦に行ったりなど、関係が変わっていないのがうれしかったです。
前回、ケビンとウィニーは微妙な感じだったけど、友達に戻ったみたいですね。

ゲスト

ボビー・リドル – ジム・カヴィーゼル

DATA

原題:Hero
放送日:1992/3/11
監督:スティーヴン・クラッグ
脚本:デヴィッド・グリーンウォルト

第18話 ランチタイムの青春模様

あらすじ・感想

ケビン達はいつものようにランチタイムにカフェテリアで食事を始める。ポールは次の授業で研究発表をやる予定でスーツを着てめかしこんでいるが、運悪く食事のソースをズボンに垂らしてしまう。

チャックはブラスバンド部のシーラのことが好きでみんなの前でその事ばかり言っていて、声をかけろとアドバイスされてシーラの席へと向かうが、勇気が出ずに直前で引き返して来る。

自販機にソーダを買いに行ったケビンは別グループのジミーに声をかけられ、車が故障したからケビンの車で授業をサボって映画に行こうと誘われる。

せっかく買ったソーダをウェインに横取りされ、ウェインは誰も名前を知らずXと呼ばれている生徒の所へ。彼の本名を聞きだすと友達と約束したらしく、ソーダを渡して自己紹介し始める。

ケビンはウィニーに呼び止められてボランティアで献血に協力してほしいと頼まれ、断り切れずにOKする。リッキーはアリスから宿題があると聞かされ、焦ってランチタイムに900文字の宿題をやり始める。


ランチタイムの一コマだったけど、盛りだくさんで色んな出来事がありましたね。
ケビンはついムキになって学校をサボろうとしていたけど、ウィニーがやって来たタイミングが絶妙すぎで笑えました。

相変わらずウィニーがやって来るとケビンはポーっとなっているし将来のことなんかも言っていたから、まだウィニーのことは好きなんでしょうね。

チャックの震え方が尋常じゃなくて、あれさえなければシーラもデートをOKしたはずです。
オーバーすぎるガタガタはベタだったけど、つい笑ってしまいました。

カッコよかったのがリッキーです。
宿題があると知って必死にレポートを書いて何とか完成させたのに、落第になってしまうと不安がっている女生徒に自分のレポートをプレゼントするなんてなかなかできないですね。

ゲスト

バレンティ – リチャード・ファンシー
ニール – エリック フォスター
ジミー・ドネル – セス・グリーン
シーラ – ローレル・モグレン
ジョーイ – デミアン・スレイド

DATA

原題:Lunch Stories
放送日:1992/3/18
監督:ケン・トポルスキー
脚本:サイ・デュケイン、デニス・モス

第19話 未知の世界への入場券

あらすじ・感想

ケビン達はベッドシーンがある映画「愛の狩人」を見に行くことに。ケビンはポールを迎えに行くと、両親の友人家族が来ていて娘ベスと親しくなったらしく、今から食事だから一緒には行けないと断られてしまう。

ケビンとリッキー、チャックの3人は映画館に着いたが、17歳以上の映画で偽の身分証を持っていなかった。裏口からこっそり忍び込むが、係員に追い出されてしまう。

結局、家で父と西部劇をテレビで見ていると、ポールがやって来る。嫌なことばかりあったケビンはイライラしていて、ポールにベスと関係を持ったのだろうと辛く当たってしまうが、本当にポールはベスと深い関係になったらしい。

ケビンは詳しく聞こうとするがポールは話したがらず、みんなには内緒にしておいてほしいと頼まれる。


ケビンとポールの友情が壊れなくて本当に良かったです。
多感な時期だし子供の頃とは状況も違うだろうから、ちょっとしたことでけんかしてしまうことだってありますね。

ポールは色々と複雑な気持ちを抱えていてケビンに何か話したかったんだろうけど、イライラケビンで茶化されてしまったから、何も言いたくなかったのでしょう。

いつも子供っぽいリッキーとチャックなのにこういう時だけは勘が働いて、ポールだとすぐに分かったのが面白かったです。
ケビンがしゃべったわけじゃないけど、ポールが現れたタイミングとケビンの反応で、2人は気づいたのでしょう。

ケビンの失態だったけどすぐにポールに謝りに行って話を聞き、行動を起こしたケビンはやはり親友ですね。

ゲスト

アルビン・ファイファー – ジョン・C・モスコフ
ベス – カヴェナ・シャーロット
アイダ・ファイファー – ステファニー・サティ

DATA

原題:Carnal Knowledge
放送日:1992/3/25
監督:ナンシー・クーパースタイン
脚本:デヴィッド・グリーンウォルト

第20話 予期せぬ週末のパーティ

あらすじ・感想

ケビンの両親が週末泊りがけで出かけることになり、初めてウェインとケビンとで留守番をする。学校でランチ中にケビンは両親が週末不在だと話すと、みんなで集まってポーカーをやろうということに。

ポーカーはあまり盛り上がらず、女の子を誘ってパーティーをやろうと1人ずつ電話をかけ始める。小規模なパーティーだったはずなのに次から次へと人が押しかけて来て、見たこともないような人達もいてケビンは追い返すこともできない。

せいぜい家具などが汚されないかチェックする程度で、ケビンのイライラは募るばかりである。

食べ物がなくなりチャックが買い物に出かけたが、財布を忘れたらしく電話がかかって来てケビンが届けに行く。チャックは偽の身分証を使って酒を買おうとするが、店主にバレてしまう。

ケビンが買い物から帰った時には家は人であふれていて、家中が大変なことになり酒まで持ち込まれていた。


何も言わずにケビンをかばったウェインがカッコ良すぎるエピソードでした。
普段は能天気で弟をバカにしたりいじめたりしているウェインだけど、いざという時には弟のために自分が犠牲になるなんて、やっぱり弟思いな兄貴ですね。

アメリカの学園モノのドラマなどを見ていると両親が家を留守にした時には決まってパーティーが開かれ、本人が思っている以上に規模がデカくなり収拾がつかなくなるのはあるあるです。

ケビンもそんな年になったんだなとちょっと感慨深くなりました。

チャックは偽身分証で、お酒を買えると思っていたのが笑えます。
16歳なのに身分証では27歳になっていてかなり無理があるけど、偽身分証の内容をしっかり暗記していたのがかわいかったです。

ゲスト

ブライアン・ビリングス – アンドリュー・シュー

DATA

原題:The Lost Weekend
放送日:1992/4/8
監督:アーサー・アルバート
脚本:ロブ・コーエン、Sivert Glarum、スティーブン・ジェンキンス

素晴らしき日々

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