第21話 あらしの夜の出来事
あらすじ・感想
ある嵐の夜、ずぶぬれで姉カレンが実家に戻って来て、疲れているからと今はウェインが使っている部屋で寝てしまう。翌朝、ガレージにいたカレンに父が事情を尋ねると、マイケルとはもうやっていけないとだけ告げる。
父とケビン、ウェインは姉の頼みで、マイケルと住んでいる家へカレンの荷物を取りに行く。マイケルはすっかり落ち込んでいて、プロポーズしただけなのにカレンは家を出て行ってしまったと嘆いている。
そのまま放っておけず、カレンの荷物tと一緒にマイケルもアーノルド家へやって来る。マイケルは話し合おうとするが、自立していたいカレンは結婚制度そのものに批判的で、結婚しようと言い出したマイケルとは何も話すことはないと追い返してしまう。
マイケルは再びアーノルド家の前にやって来て、テントを広げ始める。夜になると雨風がひどくなり、マイケルはずぶぬれのままアーノルド家の前にずっと立っていた。
久々のカレンのエピソードで最後は大人ケビンのナレーションだけだったけど、とてもロマンチックなストーリーでした。
カレンはマイケルの話も聞かず、一方的に家を出て来てしまったみたいですね。
カレンは家を出て同棲を始めたけどまだ大学生だから自分の信念を曲げてまで結婚したくないし、将来の夢なんかも持っていたのでしょう。
ヤワに見えたマイケルだけど、やる時はやるものです。
カレンと仲直りするためにアーノルド家へ迎えに来たり、カレンと話し合うために嵐の中ずっと立ちっ放しで待っていたりと、男気を見せてくれました。
マイケルの深い愛を感じられたから、カレンも逆プロポーズしたのでしょうね。
DATA
原題:Stormy Weather
放送日:1992/4/22
監督:ケン・トポルスキー
脚本:デニス・モス、サイ・デュケイン
第22話 ただひとつの愛
あらすじ・感想
いよいよカレンがマイケルと結婚することになり、両親も張り切って準備を進めている。みんなで母ノーマがすすめる教会を見に行くが、カレンはあまり気に入らない様子だ。
ウエディングドレスをカレンが着ている時にマイケルが偶然通りかかり、ノーマは花婿がドレス姿を見ると縁起が悪いと言うが、カレンは全く気にしていない。
マイケルは次の仕事がまだ決まっていなくて結婚後の新居もまだだと聞いて、ノーマが仕切り始めるがカレンが反対し、結局、結婚式なども含めて自分達のやりたいようにするということで意見がまとまる。
ケビンが1人の時マイケルと話す機会があり、次の仕事はアラスカに決まっているとのこと。家族みんなで結婚式会場へ行ってみると、ヒッピー風の神父や友人達が集まっていた。
両親は最初こそなじめずにいたがだんだんとカレンの友人達とも打ち解ける。ケビンはカレンと2人きりになり、アラスカ行きのことを両親に話すようそれとなく伝える。
昔から考えると、ジャックもノーマもカレンの意見を尊重するようになりましたね。
カレンの理想通りの結婚式にすることを許してくれたし、アラスカ行きも意外とすんなり認めてくれました。
カレンがマイケルと同棲を始めた頃からもう一人前の大人で自分の人生は自分で決めて、口出しはしないように見守っていたような感じがしました。
ケビンは誰かに悩み事を打ち明けられて、周りには内緒にしておいてと言われることが多いですね。
聞き上手で口が堅く、思いやりがある男の子だと見られてるのかもしれません。
風変わりだったけどカレンらしい結婚式だったし、マイケルと新しい家族としての道を歩んで行ってほしいです。
カレンはウェインに比べて出番が少なかったしケビンとの絡みもあんまりなかったけど、ちゃんとアーノルド家の一員でみんなに愛されていましたね。
DATA
原題:The Wedding
放送日:1992/4/29
監督:ピーター・ボールドウィン
脚本:マーク・B・ペリー
第23話 夏の日の幻想
あらすじ・感想
夏休みが始まりウェインは就職し、ケビンは親からどこでバイトするのか聞かれる。ポールも中華料理屋でバイトを始め、出かける約束をしていたウィニーもバイトのシフトが伸びてしまう。
母親からバイトしないならと家の片付けをやらされ、ケビンはポールに電話して同じ中華料理屋の厨房でバイトし始める。せっかくの夏休みを楽しみたいのにバイトはつまらないし、イライラしているケビン。
ある日、夏に家族旅行した時に湖で知り合ったカーラからのクリスマスカードを見つけ、ケビンは一緒にバイトに行くはずだったポールを車に乗せたまま、カーラに会いに行く。
カーラがどこにいるかわからずとりあえずデートしたドライビング・シアターに行ってみると、取り壊しの工事中だった。諦めて帰ろうとしていると偶然行った店でカーラを見かける。夜になってカーラと会いキスしようとするが、断られて気まずい雰囲気に。
ケビンは自分のイライラが解消できて良かったけど、完全に振り回されていたポールがかわいそうでしたね。
バイトをサボらされ遠くまで連れて行かれずっと車の中に押し込められたままだったし、車で寝るハメになったのにケビンのことを理解していたみたいでした。
せっかく付き合ってくれたポールにもケビンは当たり散らしていて、ぶつくさ言いながらもキレずに付き合っていたポールが本当に友達思いです。
カーラのことを思い出して即行動したケビンの大胆さは、まさに青春って感じでした。
バイトバイトと周りからせっつかれたりなど、イライラした現実から逃れたかっただけだとケビン自身が気づけたのは収穫でしたね。
ウィニーの店で見せた晴れやかな笑顔のケビンが素敵でした。
ゲスト
カーラ – リサ・ガーバー
DATA
原題:Back to the Lake
放送日:1992/5/6
監督:マイケル・ディナー
脚本:マーク・レヴィン
第24話 16歳の恋
あらすじ・感想
ケビンとウィニーがメインの総集編。
ケビンとウィニーはハンバーガーショップへ寄り、若い女の子の店員にピクルスをサービスしてもらいデレデレしていた。ケビンはちょっとウキウキして席に戻るとウィニーが店員と仲良く話している様子を見ていたらしく、怒って席を立ち女友達の所へ行ってしまう。
ポール達がケビンの席にやって来てウィニーと何かあったのかと心配そうだったが、からかってハンバーガーを食べ始める。ちゃんとウィニーと話すようアドバイスされケビンは彼女がいる席に行くが、友達と一緒にトイレに行ってしまう。
ウェインが仲直りさせてやるとウィニーのテーブルに行くが、何を話したのかウィニーにビンタされて去って行く。ケビンがウィニーと話そうとしても女友達にブロックされ、とうとうウィニーは1人で店を出て行ってしまう。
ケビンとウィニーの懐かしいシーンいっぱいの総集編でした。
ここ数年間のケビンとウィニーが出て来たけど、2人とも大きくなったなって感じました。
ウィニーのメガネシーンなんて貴重だし、中学の頃はウィニーの方がケビンより身長が高くてとても大人っぽかったですね。
ウィニーはどっちかと言うと穏やかなタイプだと思ってたけど、回想シーンを見てみると意外とヒステリックに怒っている場面も多かったです。
ウィニーの言動にケビンが踊らされ思い悩んだり口論になったりしてて、今回のバーガーショップでのけんかもそんな感じでした。
ウェインがウィニーに話に行ってビンタされてたけど、あんなにウィニーを怒らせるなんて何を言ったのかとても気になります。
キスシーンの回想と共に2人の熱烈キスで締めくくられ、とてもロマンチックでした。
ゲスト
リサ – キャシー・ワグナー
スティーブ – マーズ・キャラハン
メリッサ – エリス・エベルシュタイン
DATA
原題:Broken Hearts and Burgers
放送日:1992/5/13
監督:ケン・トポルスキー
脚本:クレイグ・ホフマン
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