第20話 年輪
あらすじ・感想
ノーマの高校の同窓会が開かれることになり、アーノルド一家はそろってノーマの実家へ。ノーマの両親カールとジェーンはケビン達を温かく迎えてくれるが、なぜかジャックにだけは皮肉っぽい態度を取っている。
祖父母はノーマの高校時代の彼氏ロジャーの話を自慢げにしていて、夕食にロジャーを呼ぶなど、結婚しているノーマを未だにロジャーとくっ付けようとしている節がある。
30周年の同窓会が盛大に行われ、ロジャーはジャックに宣戦布告とばかりに一緒にゲームに出ようと誘う。ゲームはロジャーとジャックが接戦だったが、ゴール前でジャックは腰を痛めてしまう。
祖父母の家でロジャーに手当てしてもらっているジャック。今夜はダンスパーティーがあるがジャックは行ける状態ではなく、ジャックはロジャーと一緒に行ってくればとノーマに告げる。
ケビンは父が色々と我慢している様子を怪訝に感じていて、ウェインは祖父が財産を孫に残すと言ったのを聞き金勘定を始める。
今までジャックの父は出て来たけど、ノーマの両親は初登場ですね。
ジャックにはそれとなく当てこすりを言ったりして、ノーマが家を出て遠くに行ったのはジャックのせいだと思っているみたいでした。
ジャックは悪いことをしたわけじゃないけど、ほんの数日くらいノーマの両親とノーマが満足するような時間を過ごしてほしくて、色々と我慢するなんて素晴らしい旦那さんです。
ノーマもそれがわかっているから、両親を傷つけないようにやんわりと自分の意見を主張して丸く収めようとしていましたね。
ウェインは現実的で、おじいちゃんが家や中の物を孫に譲ると言ったとたん、金に目がくらんであれこれ計算しているのがおかしかったです。
ケビンは家族を大事に思っているからこそ、両親と祖父母との様子を見て1人でヤキモキしていましたね。
祖父母の飼っている犬プリンセスとの勝負や、ケビンの足元で眠っていたプリンセスに癒されました。
ゲスト
ロジャー・ボールドウィン – エドワード・エドワーズ
カール・ガスタフソン – メイコン・マッカルマン
ジェーン・ガスタフソン – ジーン・スピーグル・ハワード
DATA
原題:Reunion
放送日:1993/4/28
監督:アーサー・アルバート
脚本:マーク・B・ペリー、ロビン・リオーダン
第21話 僕の独立記念日(前編)
あらすじ・感想
夏休みになり、ケビンは父の家具工場でバイトを始める。ウィニーは叔父の紹介で遠くのリゾート地でプールの監視員のバイトをやることになり、しばらく会えない。
ポールはサマースクールに参加し、ジェフとチャックは車で旅行に行くから一緒にどうだと誘われる。家族に旅行のことを告げると猛反対され、結局、ケビンだけ家に残ることに。
父にはいちいち仕事をチェックされたりちょっと電話したくらいで小言を言われ、頭に来たケビンはバイトを辞めて家を出ると怒鳴って去って行く。荷造りをして早速、ウィニーがバイトしているリゾートホテルへ。
急にケビンが来て驚いているウィニーに仕事を紹介してくれと頼み、ホテルのウェイターのバイトをやることに。ウィニーは仕事が忙しくてなかなか会えず、イライラしていたケビンはバンドの連中とポーカーをやり大金を儲ける。
自分探しの旅に出たくなったケビンの気持ちはわかるけど、やはりバイト中の態度や辞め方はケビンに非がありますね。
ウィニーに会いたくてリゾートホテルへ行ったけど、遠くで自分の生活を始めたばかりのウィニーには重荷だったんでしょう。
ウィニーも彼女なりに自分探しの旅をしていて、ケビンと離れた場所で何か考えたかったのかもしれません。
ジャックもケビンが心配で様子を見に来たのに素直に戻って来いと言えず、ますます親子の溝が深くなってしまいました。
家具工場でのバイトよりもホテルのバイトの方がはるかに過酷だし、住んでる環境も良いとはいえません。
ケビンからしたら父が謝りに来てくれてこれで家に帰れると期待していたんだろうけど、お互いにプライドが邪魔してけんかになってしまって残念です。
ウィニーのショッキングなシーンを目撃してケビンはとても傷ついたし、余計にここにはいたくないけど家にも帰れないというジレンマを抱えてどう行動するのか楽しみですね。
ゲスト
ミッキー・シュピーゲル – ピーター・ビリングスリー
アル・ブルームフィールド – アレン・ブルームフィールド
テッド – ジョナサン・デル・アルコ
ニック・サドフスキー – ピーター・ホールデン
ダニー – スコット・クレイグ・ジョーンズ
ハウイー・ニードルマン – アンディ・ミルダー
エリック – ブラッド・ナーゾ
デクスター – キム・ロビラード
ジェーン – ケイティ・ライト
DATA
原題:Summer
放送日:1993/5/12
監督:マイケル・ディナー
脚本:サイ・ローゼン
第22話 僕の独立記念日(後編)
あらすじ・感想
ケビンは泳ぎに行くとTシャツ姿でプールへ行きウィニーと話そうとするが、仕事が忙しいと断られる。ウィニーに昨日の夜エリックとキスしているのを見たと伝えると、ウィニーは怒って去って行く。
むしゃくしゃしていたケビンはまたポーカーに手を出すが、金が足りなくて車まで手放すハメに。翌朝、エリックを殴り、ここを出て行くとウィニーに告げて去って行く。
ヒッチハイクしていると老夫婦の車が止まってくれて乗り込むが、後部座席にはウィニーがいた。車の中で口論になり、2人とも車を降ろされてしまう。
道端で言い合っているとウィニーがケビンのバッグを道路に放り投げ、ケビンも負けじとウィニーのスーツケースを同じように放り投げると、2つのバッグは車にひかれてボロボロに。
急に雨に降られ、2人は仕方なく一緒に近くにあった納屋で夜を明かすことに。お互いに思っていることや不安を話し、ケビンとウィニーは仲直りする。
ケビンがヒッチハイクした車にウィニーが乗っていたなんて、まさに運命のいたずらですね。
車の中や道端でのけんかを見ていて、中学の頃の2人とあまり変わらないなと感じました。
納屋での仲直りのシーンは素敵だったし、2人の絆はやっぱり深いなって改めて思いました。
町に戻って来たケビンを何も言わず迎えたジャックの愛を感じたし、久しぶりにカレンが戻って来てアーノルド一家全員がそろった姿が見られて良かったです。
ナレーションでみんなの将来が語られていたけど、ケビンはウィニーと結婚はしなかったんですね。
ちょっと残念な気もするけど、お互いに親友としてずっと何年も付き合いが続いていたのは感動的です。
ケビンの成長物語もここで終わりで寂しいけど、大人になったケビンが過去を振り返り、一番キラキラと輝いていて思い出に残っているティーンエイジャーの頃を一緒に追えて楽しかったです。
ゲスト
ミッキー・シュピーゲル – ピーター・ビリングスリー
アル・ブルームフィールド – アレン・ブルームフィールド
テッド – ジョナサン・デル・アルコ
ニック・サドフスキー – ピーター・ホールデン
ハウイー・ニードルマン – アンディ・ミルダー
エリック – ブラッド・ナーゾ
デクスター – キム・ロビラード
ジェーン – ケイティ・ライト
ダニー – スコット・クレイグ・ジョーンズ
DATA
原題:Independence Day
放送日:1993/5/12
監督:マイケル・ディナー
脚本:ボブ・ブラッシュ
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