ウォーキング・デッド シーズン4 第11話~第16話 あらすじ・感想

第11話 危険なよそ者

あらすじ・感想

ウォーカーから逃げていたグレンとタラ。グレンは気を失ってエイブラハム軍曹、ロジータ、ユージンのトラックに助けられる。ワシントンへ科学者のユージンを守って連れて行くとのこと。途中でウォーカーに襲われてトラックを手放すハメになる。

ミショーンと合流したリックとカール。ミショーンのおかげでカールは笑顔を取り戻すが、ジュディスのことでショックを受けている。ミショーンとカールは食料などの調達に出かけ、カールが何か一つ見つけるごとにミショーンは質問に答えることに。

家で休んでいたリックは何者かが侵入してきたためベッドの下に隠れて様子を伺うことに。


ミショーンが登場した頃はクールであまり感情は出さない孤高の戦士という感じだったけど、カールと触れ合っている時のミショーンはとてもキュートでした。

ジュディスのことで落ち込んでいるカールを笑わせようとチーズをダラダラ口からこぼしたり、誰にも話していない自分の過去を語ったりして、2人の間に絆のようなものが生まれましたね。

リックの方は無法者が忍び込んできて、弱った体で何とか抜け出しました。
敵に見つかりそうになったけど運〈リックの計算k?〉も味方して、ミショーンとカールを巻き込まずにすみましたね。

一方、グレンとタラが出会った男女は大きな使命を持った3人組で、リックのところへ忍び込んで来た人達とは大違いです。
個性的な3人で、なかなか面白そうな連中ですね。

車が壊れてしまってグレンと一緒に行動するしかなくなったけど、自然と仲間意識が生まれて仲間になりそうな予感がします。
みんなそれぞれ生きていて良かったけど、再会できる日が待ち遠しいですね。

ゲスト

ジョー – ジェフ・コーバー
レン – マーカス・ヘスター
トニー – ダヴィ・ジェイ
ルー – スコット・デール
ハーレー – J・D・エヴァーモア

DATA

原題:Claimed
放送日:2014/2/23
監督:ジュリアス・ラムゼイ
脚本:ニコール・ビーティー、セス・ホフマン

第12話 本音の杯

あらすじ・感想

ダリルが捕まえたヘビを焼いて食べていたベス。ハーシェルがお酒のトラブルを持っていたせいで、一度もお酒を飲んだことがないと呟く。一人でお酒を探しに出てしまいウォーカーに囲まれてダリルが加勢するが、一人で始末できたのにと不満げである。

カントリークラブを見つけてそこで服を着替え、ピーチシュナプスを見つけるが、ダリルは最初のお酒にはふさわしくないと捨ててしまう。

そして、ダリルはミショーンと調達に出かけた時に見つけた家へベスを連れて行き、密造酒を彼女に飲ませることに。ベスが未経験のことを告白してお酒を飲むゲームを始めてダリルもそれに付き合い、お互いの本音をぶつけ合うことに。


サバイバル生活を送っているダリルとベスにフォーカスした回ですね。
今までそれほど接点がなかった2人が徐々に距離を縮め、本音をぶちまけて絆を深めていく様子が素敵でした。

ベスは何歳くらいなんでしょう?

ハーシェルがお酒の問題を抱えていたし父親が許してくれなくてお酒を飲んだことがないって言ってたけど、彼氏もいたし高校生くらいなら友達同士でお遊びでビールくらいは口にしたことがあってもよさそうですけど…。

登場した頃は精神的に病んでいたから、ハーシェルやマギーに箱入り娘みたいに育てられたのかもしれないですね。

ダリルも初めてのお酒にピーチシュナップスはふさわしくないと割ってしまったけど、初めてのお酒で密造酒というのもねぇ。もうちょっと別のお酒はなかったんでしょうか。

総督やハーシェルの件でダリルは自分を責めていたし、クズから脱却できた仲間達と別れ別れになって落ち込んでいたけど、ベスとのやり取りで気分も晴れたようだしちょっと安心です。

DATA

原題:Still
放送日:2014/3/2
監督:シース・マン
脚本:アンジェラ・カン

第13話 孤独と温もり

あらすじ・感想

ベスは森の中で罠にかかって足を傷めてしまいダリルがおぶって進んでいく。葬儀社のような建物を見つけてそこで休むことに。誰かが生活している形跡があり食べ物を少しだけもらい、ピアノを弾いて歌いながらダリルは棺おけで眠ることに。

マギーは聖域の終着駅の看板を見つけ、グレンもきっと来ると信じていた。キャンプをして休むことにするが、ボブとサシャはマギーの姿がないのに気付き、マギーからのメッセージが地面に残されていた。

二人はマギーを追って進んでいくと、終着駅の案内看板の近くにマギーからグレン宛のメッセージが書かれていた。さらに進むと安全だと思われる高いビルを見つけ、サシャはそこに残ることに。


ダリルとベスがとってもいい雰囲気で、前回よりもさらに親密な感じでしたね。
ひと時の平穏と幸せを味わっていたのに玄関からウォーカーの大群が押し寄せてきて、おまけにベスがさらわれるし、とんでもない展開でした。

ダリルが無法者達と出会ったけど、彼らのグループがベスをさらったのでしょうか?
そうだとしたらダリルとベスの再会は早いけど、別のグループだったら探すのが大変そうですね。

刑務所を出てからのボブの言動がいい人っぽくて、刑務所でいろんなことを学んで成長したんだなって感じます。
サシャとボブも急接近したけど、結局、ボブはマギーの力になろうとサシャを残して行ってしまいました。

マギーの気持ちもわかるけど、ちょっとここ最近の行動は勝手すぎかなって思います。
サシャと再会できたのは良かったけど何かこの2人は相性が悪そうだし、ボブと合流できるまでまだ波乱がありそうですね。

ゲスト

ジョー – ジェフ・コーバー
ダン – キース・ブルックス
ハーレー – J・D・エヴァーモア
レン – マーカス・ヘスター
トニー – ダヴィ・ジェイ
ビリー – エリック・メンデンホール

DATA

原題:Alone
放送日:2014/3/9
監督:アーネスト・ディッカーソン
脚本:カーティス・グウィン

第14話 正気な狂気

あらすじ・感想

キャロルと再会したタイリース達も終着駅を目指していた。線路に足がはさまって動けないウォーカーを見つけるが、リジーが殺す必要はないというので、タイリースもそれに従うことに。休めそうな家を見つけるが、ウォーカーがリジーとミカの近くに寄って来る。

リジーは泣き出して対処できず、ミカがウォーカーの頭に銃を発射する。ある日、キャロルはリジーがウォーカーと戯れているのを見かけ急いで始末すると、友達だったのにと責め、狩りに出かけてキャロルはミカに鹿を撃つよう言うが、純粋なミカは鹿を撃てなかった。

ある日、リジーとミカはウォーカーのグループからに家に逃げ帰り、みんなで銃でウォーカーを撃つことに。


かなり衝撃的な内容で物語を進める上では必要だったんだろうけど、かなり重たかったです。
ウォーカーに気づかれまいと泣いているジュディスの鼻と口をふさいだりなど、リジーの狂気的な部分はこれまでにもちょっと見え隠れしていましたね。

まさか妹を殺してウォーカーにしようとするとは思いませんでした。
タイリースとキャロルが戻るのがもうちょっと遅かったら、ジュディスも危なかったですね。

キャロルは相当辛かったでしょうね。
タイリースからはカレンの悪夢の件を聞かされずっと真実が言えないままだったし、リジーの件では究極の選択をしないといけませんでした。

タイリースがきっと自分を撃つだろうと予想し、カレンのことを話して罪を購うつもりだったのかもしれないですね。
タイリースは悲しみを抱えながらもキャロルを許したけど、この後、2人の関係がどうなっていくのかも気になります。

DATA

原題:The Grove
放送日:2014/3/16
監督:マイク・サトラゼミス
脚本:スコット・M・ギンプル

第15話 トンネルの彼方へ

あらすじ・感想

グレンはマギーからのメッセージを発見し妻が生きていると喜んで先を急ぐ。トンネル近くに再びマギーからのメッセージを見つけるが、トンネルは長くて暗く危険だからとエイブラハム達は迂回し、グレンとタラの二人がトンネル内を進むことに。

ダリルは狩りでうさぎを仕留めた瞬間、後から矢が飛んできてレンとダリルの二人の矢がうさぎに刺さる。レンは「取った」と宣言して自分のものだと主張し、ルールを知らないダリルにリーダーのジョーが説明してうさぎを二つにしてそれぞれに与える。

その夜、レンは自分のうさぎが盗まれたと言い出しダリルのバッグの中に入っていた。ダリルはちょっとしたスキにレンが入れたのだと主張し、ルール通りにジョーが判断する。


とうとうグレンとマギーが再会できたし、シーズンフィナーレに向かい盛り上がってきましたね。

ユージーンは科学者に多い他人に興味がない冷たい人かと思っていたけど、意外とハートのあるいい人でした。
いつの間にかエイブラハムグループとマギーグループが合流していて、グレンとタラが危機一髪のところに駆けつけてウォーカーに一斉射撃していたシーンはカッコ良かったです。

リックグループは冒頭にチラっとしか出て来なかったけど、次回じっくり描かれるんでしょうね。
ミショーンとカールのちょっとしたゲームやチョコバーを分け合っていたのには癒されました。
ミショーンもすっかり明るくなって、笑顔がいっぱい見られるようになりましたね。

ダリルは厄介そうなグループと行動を共にしていますね。

リーダーのジョーはダリルのことを気に入っているしリーダーとして公正な判断ができる人物だけど、嘘を付いた手下をあっさり殺してしまうのはやはり怖いです。

以前にリックが怪我をして休んでいた家に侵入して来たグループらしくて、リックが逃げるために始末した手下の仇を討とうとしています。
つまり、ダリルvsリックみたいな構図になって、ダリルがどう行動するのかが気になります。

ゲスト

ジョー – ジェフ・コーバー
メアリー – デニーズ・クロスビー
ダン – キース・ブルックス
ハーレー – J・D・エヴァーモア
レン – マーカス・ヘスター
トニー – ダヴィ・ジェイ
ビリー – エリック・メンデンホール

DATA

原題:Us
放送日:2014/3/23
監督:デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本:ニコール・ビーティー、セス・ホフマン

第16話 終着駅

あらすじ・感想

終着駅を目指すリック達はある夜キャンプしていると、ジョーのグループに見つかって頭に銃を突きつけられてしまう。ジョーが探していた仲間を殺した男というのがリックだったのだ。

ダリルはリックは善人だとジョーを説得しようとするが、嘘つきよばわりされてしまう。カールに危害が及びそうになり、リックは相手の首を噛み千切ってみんなで反撃に出る。終着駅の建物が近づいてきて、念のために持ってきた武器を埋めてしまう。

森から侵入するとリーダーのギャレスに見つかり、正面へと連れて行かれて食事をさせてもらうことに。リックは刑務所の仲間達の持ち物をいくつか見つけ、ギャレス達に銃を向ける。


ダリルが一緒にいる荒くれ者達のグループとリック達の抗争はもっと発展するかと思ったけど、意外とあっさりでした。
カールを危険な目に合わせようとしたジョーの首を噛み切ったり、カールにナイフを向けた男を何度も刺したりと、カールじゃなくてもリックが怖くなりますね。

怯えているカールに自分もモンスターだったと身の上話をして、慰めるミショーンが素敵でした。
懐かしのアンドレアの名前が出たりと、シーズン2頃を思い出しましたね。

終着駅はやはりとんでもない所でした。

ハーシェルのことを思い出していた影響なのかもしれないけど、ハーシェルがグレンに譲った時計を一瞬で見つけてしまったリックの観察眼はスゴい!
みんな散り散りになってから何ヶ月も経っているのに…。

リック達は捕まってしまったけど、何とそこでグレン達と再会できたなんて希望が持てます。
リックの最後のセリフもカッコ良かったし、次シーズンも楽しみで仕方ないですね。

ゲスト

ジョー – ジェフ・コーバー
メアリー – デニーズ・クロスビー
ギャレス – アンドリュー・J・ウェスト
アレックス – テイト・エリントン
パトリック – ヴィンセント・マーテラ
ダン – キース・ブルックス
ハーレー – J・D・エヴァーモア
トニー – ダヴィ・ジェイ
ビリー – エリック・メンデンホール

DATA

原題:A
放送日:2014/3/30
監督:ミシェル・マクラーレン
脚本:スコット・M・ギンプル、アンジェラ・カン

ウォーキング・デッド

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