ウォーキング・デッド シーズン4 第6話~第10話 あらすじ・感想

第6話 葬られた過去

あらすじ・感想

ウッドベリーの住民達を殺したガバナーはその足で町へ戻り火を放つ。数ヶ月ほどたった一人で放浪してある住宅街の家で休むことに。そこにはリリーとタラの姉妹、彼女達の父デビッド、リリーの娘メーガンが暮らしていた。

ガバナーはブライアンと名乗り、銃を取り上げられた代わりに一夜の宿を提供してもらう。孫の笑顔を見たいとデビッドの頼みで上の階までボードゲームを取りに。

翌日、ここを去ろうとするとリリーから父のために酸素ボンベを持ってきてくれないかと頼まれ、ウォーカーに囲まれながらも目的のものを持ち帰る。そしてしばらく経ち、デビッドが亡くなって家族が悲しみに暮れる中、彼が転化してしまってガバナーは近くにあった酸素ボンベでデビッドの頭を破壊する。


自分が自由自在に操っていた王国とも言えるウッドベリーが崩壊し、何もかもどうでもよくなり全てを捨ててしまった総督という始まりでした。
運良くか悪くかリリー一家と出会い、徐々に人間性を取り戻していきましたね。

色々と聞かれたくなくて偽名を名乗ったんだろうけど、どうしても胡散臭さを感じてしまいます。
便宜上、リリー一家を助ける形になり彼女達もすっかり総督を信じている様子だったけど、アンドレアと出会った時もいい人風に装っていたから油断は禁物ですね。

メーガンがウォーカー化した娘を思い出させ完全に代わりにしようとしているし、総督的には新たな家族を得たと思っているのでしょう。

過去を捨ててリリー達とサバイバル生活しようとしているところへ、まさかのマルチネス登場です。
ウッドベリーでのしがらみやリリー一家との関わりがどうなるのか楽しみですね。

ゲスト

リリー・チャンブラー – オードリー・マリー・アンダーソン
メーガン・チャンブラー – メイリック・マーフィー
ディビッド・チャンブラー – ダニー・ヴィンソン

DATA

原題:Live Bait
放送日:2013/11/17
監督:マイケル・アッペンダール
脚本:ニコール・ビーティー

第7話 蘇る過去

あらすじ・感想

ウォーカー用の落とし穴に落ちたメーガンとガバナー。助けにやって来たのはかつての部下マルティネスだった。彼はガバナーと家族をキャンプへと迎え入れる。

リーダーはマルティネスでそれを支えているのがミッチとピートの兄弟で、彼らと共にガバナーは狩りへと出かける。山小屋でウォーカーに襲われそうになったところを助け、彼らの信頼を得ることができた。

キャンピングカーの屋上でゴルフの練習をしていたマルティネスを殺し、ウォーカー用の穴へと落とす。マルティネス亡き後、一時的にミッチがリーダーとなり森で狩りをしていると、別のキャンプを見つける。物資を奪おうというピートにミッチは反対する。弱気なミッチをガバナーが殺し、沼へと投げ込む。


新しい家族のような形を得て総督もちょっとは人間らしくなったかと思ったけど、本来の狂気が目覚めてしまいました。
マルティネスがせっかく助けてくれたのにあっさり殺してしまったのは、唯一、自分の過去を知る人物だったからでしょうね。

正義を貫くピートまで殺し、再び、自分の自由にできるコミュニティを作ろうとしています。
リリーやメーガン、キャンプを守りたいという気持ちはあるにしろ、本来の総督に戻ってきているから、忘れていた復讐を果たそうと遠くない未来に行動を起こすんだろうな。

狩りに出かけた時に物資を奪われたキャンプがあったけど、近くに奪ったグループがいるはずです。
リック達への復讐の前に、自分やリリー達がいるキャンプを守るのが先決なような気がするんですけどね。

今の人数だと刑務所を襲っても勝ち目はない気はするんだけど、次回のタイトルからすると新しい総督グループと刑務所組の直接対決みたいです。
総督がどう仕掛けてリック達がどう対抗するのか、楽しみですね。

ゲスト

ミッチ・ドルジェン – カーク・アセベド
ピート・ドルジェン – エンバー・ギョカージ
リリー・チャンブラー – オードリー・マリー・アンダーソン
メーガン・チャンブラー – メイリック・マーフィー
アリーシャ – ジュリアナ・ハーカヴィ

DATA

原題:Dead Weight
放送日:2013/11/24
監督:ジェレミー・ポデスワ
脚本:カーティス・グウィン

第8話 最期の決戦

あらすじ・感想

ガバナーはミショーンとハーシェルを人質として戦車を先頭にキャンプの仲間達と刑務所へ。リリーは川を渡ってくるウォーカーに気を取られていて、ミーガンが土の中から現れたウォーカーに襲われてしまう。

リックとダリルはキャロルがカレンたちを殺したことをタイリースに報告しようとした時、爆音が鳴り響く。ガバナーが到着して戦車で砲撃し、リックに出て来いと叫んでいた。ガバナーは日没までに刑務所を明け渡せば誰も傷つかないと要求し、リックは共同で刑務所で暮らさないかと提案する。

ガバナーはリックの案を却下し、ミショーンの刀をハーシェルの首に当てて脅しをかける。リックが要求を拒否すると、ガバナーはハーシェルの首をはねてしまう。そして、激しい銃撃戦へ。


リック率いる刑務所グループvs総督率いるキャンプチームの直接対決はかなりの迫力でしたね。
ウソをでっち上げて刑務所を襲撃するのを正当化し、仲間達をやる気にさせて計画を実行しました。

リックの言葉に耳を貸してハーシェルの首に当てていた刀を下げるのかと思いきや、本来のサイコパス全開でハーシェルに振り下ろしてしまいましたね。
グループの良心とも言うべきハーシェルがここで退場となり、とても残念です。

そして、ミショーンは強かった!
自力で脱出し諸悪の根源である総督を刺し、溜まりに溜まった恨みをしっかりと晴らせたのではないでしょうか。

最後に総督にトドメを刺したのはリリーで、死んだメーガンへの態度や独断での刑務所襲撃のことを考えると納得かな。
リックと総督の殴り合いとか、タイリースを助けたリジーとか、カールの成長などなど、見ごたえのあるシーンが満載でしたね。

ゲスト

ミッチ・ドルジェン – カーク・アセベド
リリー・チャンブラー – オードリー・マリー・アンダーソン
メーガン・チャンブラー – メイリック・マーフィー
アリーシャ – ジュリアナ・ハーカヴィ
ジャネット – シェリー・リチャーズ
ルーク – ルーク・ドナルドソン
モリー – ケネディ・ブライス
クララ – ケリー・コンドン

DATA

原題:Too Far Gone
放送日:2013/12/1
監督:アーネスト・ディッカーソン
脚本:セス・ホフマン

第9話 そして、独りに

あらすじ・感想

ガバナー達との戦いでどんどん刑務所は破壊されていき、みんな散り散りに逃げるしかなかった。ミショーンはハーシェルの頭部にとどめを刺して、以前のように従者のウォーカー2体を作って森へ。

リックはカールと運よく逃げることができたが、カールは反抗的な態度を取っている。食料を調達しに寄った店のウォーカーをリックが斧で退治しようとして手こずっていると、カールが銃を撃ち込む。

ある家に体を休めに入り、翌日、なかなか目覚めないリックを放ってカールは一人で食料を調達しに行く。ウォーカーに襲われて危ない目にあっても、一人で大丈夫だと息巻いていたのだが…。


リックとカール、ミショーンにフォーカスされたエピソードでした。
カールの気持ちもよくわかるんだけど、大怪我しているリックの体の心配もちょっとはしてあげてほしかったですね。

それにしても、カールも頼もしくなったもんです。
危ない目にあったけど何とか1人で切り抜けたし、自分の能力や銃を過信しすぎていて現実じゃ何が起こるかわからないと、痛感したんじゃないでしょうか。

ウォーカーが窓から手を伸ばしていても、屋根の上で気にもせずプリンを食べている姿がかわいかったですね。

一方、ミショーンの過去もチラりと見ることができました。
また1人に戻って以前のようにウォーカー2体を引き連れて旅を始めたけど、自分に雰囲気が似たウォーカーと過去の夢を見て、1人で旅をするのではなく仲間を探そうと気持ちを変えたみたいですね。

恋人がいて子供を抱っこしている現代的なミショーンも素敵でした。

最後はこの2組が再会できて、ちょっとは希望が見えてきましたね。

ゲスト

マイク – オルディス・ホッジ
テリー – ブランドン・フォブス

DATA

原題:After
放送日:2014/2/9
監督:グレゴリー・ニコテロ
脚本:ロバート・カークマン

第10話 生存者たち

グレンとベスは森へと入り、仲間の足跡を求めて探すことに。タイリースはジュディスを抱っこし、リリーとミカを連れて逃げていた。悲鳴が聞こえてきてタイリースはジュディスをリリーに預けて声のする方へ。ジュディスの泣き声でウォーカーが寄ってこないようにリリーはジュディスの口を手でふさいでしまう。

マギー、サシャ、ボブはグレンを探しにバスへと戻るが、車内はウォーカーだらけである。一体ずつウォーカーをバスから出して始末しながら顔を確認することに。

グレンは刑務所の監視塔で目を覚まし、急いで逃げる準備を整える。フェンスの中に取り残されたタラを発見し、彼女を助けて一緒に逃げることに。

ゲスト

クリス – キャメロン・ディーン・スチュワート
クララ – ケリー・コンドン

DATA

原題:Inmates
放送日:2014/2/16
監督:トリシア・ブロック
脚本:マシュー・ネグレテ、チャニング・パウエル

ウォーキング・デッド

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