ウォーキング・デッド シーズン5 第6話~第10話 あらすじ・感想

第6話 ふたり

あらすじ・感想

ベスをさらった白い十字架の付いた車を追っているダリルとキャロル。車に乗っていたのは二人組の警察官で、アトランタの街中を過ぎて進んで行く。ダリル達の車はエンコしてしまい近くの施設で夜を明かすことに。

以前ダリルに「やり直せばいい」と言われたキャロルがダリルはどうなのかと聞き、「やっている最中だ」と言う。街中に入るとウォーカーが大量にいて、大きな建物の上から探そうと中に入るとノアに銃で脅され、クロスボウと銃などの武器を奪われてしまう。

二人は建物から逃げ出して上から見つけた今にも橋から落ちそうになっている十字架の描かれた車の所まで行き、車内を調べていると次々にウォーカーが寄って来てしまう。


個人的に推しのダリルとキャロルのエピソードで、多くは語らないけどお互いにわかっているという雰囲気が絶妙でした。

キャロルがリックに刑務所を追い出された所から始まったけど、所々にはさまれたキャロルの回想シーンで、彼女がどれだけ苦しんできたかが垣間見れたような気がします。
こっそり教会を出て行こうとしたのも、そんな気持ちの表れなのかもしれません。

ダリルもダリルで色々あったし、ベスとの2人旅のことはベスとしか分かち合うことができないですね。
何も聞かないダリルは優しいし、途中で立ち寄った施設でキャロルが寝ている間に死体を焼いたのも、キャロルへの思いやりからですね。

途中でベスと一緒だったノアと出会って武器を取り上げられたけど、ダリルとキャロルならあっさり反撃できたはずなのに…。
時間を置かずしてノアとまた出会って武器を取り戻せたし、去り際にダリルがボウガンでノアを助けたのがカッコ良かったです。

ドアの隙間を通ってキャロルとダリルが入って行くシーンがあったけど、「朝食を抜いといて良かった」というダリルの一言が何かかわいかったです。

ゲスト

オドネル – リッキー・ウェイン

DATA

原題:Consumed
放送日:2014/11/16
監督:セース・マン
脚本:マシュー・ネグレテ、コリー・リード

第7話 救出作戦

あらすじ・感想

ダリルはノアを連れて教会へ戻り、リック達はベスとキャロルの救出へ乗り出す。リック、ダリル、タイリース、サシャ、ノアの5人は病院へと向かい、残りのメンバーは教会の窓やドアを板でふさいで防御を強化。

ゲイブリエルにも手伝うよう道具を渡すが、自分の部屋の床板を外して外へ出てしまう。ユージンは目を覚まさずエイブラハムは力なくアスファルトに座りっぱなしで、マギー以外のメンバーで水や魚などを取りに。

病院ではベスがドーンとオドネルの会話を盗み聞きしていた。キャロルの装置は資源の無駄だとオドネルが言い出しそれにベスが反発したため、ドーンはオドネルの意見を採用する。裏では薬棚の鍵をベスに渡し、これで何とかするよう伝える。


リック達グループがそれぞれ3つに別れ、それぞれにドラマがありました。
リックやダリル達はベス&キャロル奪還に向けて動いているけど、ラムソンにしてやられましたね。

リックはすっかりワイルド派になってしまって皆殺し作戦で行こうとしてたけど、タイリースやダリルの言う事を聞いて人質作戦にチェンジしてくれて良かったです。

グレン達グループはユージンは気絶中、エイブラハムはぼんやりして我を失っているし、こちらも大変です。
他のみんなは何とか生き残ろうと水を探しに行ったり魚を捕まえて楽しそうだったけど…。

やっとマギーの言葉に耳を傾けて水を飲んだエイブラハム、同じタイミングでユージーンも気が付いたから、何か進展がありそうですね。

教会に残っているメンバーは不安要素しかないです。
神父ゲイブリエルは謎の行動を取っているし、まともに戦えるのがミショーン+少しカール、ジュディスもいるしで、このタイミングで誰かに攻め込まれたらひとたまりもなさそうです。

ベスはキャロルを何とか救おうと孤軍奮闘中だったけど、協力してくれたおじいちゃんとか裏がある医師とかにサポートしてもらいながらがんばっていました。

ゲスト

ドーン・ラーナー – クリスティン・ウッズ
スティーブン・エドワーズ医師 – エリック・ジェンセン
ボブ・ラムソン – マキシミリアーノ・ヘルナンデス
リカーリ – クリストファー・マシュー・クック
パーシー – マーク・ゴーワン
オドネル – リッキー・ウェイン
シェパード – テリー・ワイブル

DATA

原題:Crossed
放送日:2014/11/23
監督:ビリー・ガーハート
脚本:セス・ホフマン

第8話 人質交換

あらすじ・感想

サシャから逃れたラムソンを見つけたリックは容赦なく彼を銃で撃つ。最初の人質交換のプランが流れそうになるが、シェパードとリカリの意見を取り入れて実施することに。

学校にたどり着いたゲイブリエルはボブの足を見つけるが辺りはウォーカーだらけで教会へと逃げ帰る。バリケード越しの扉からゲイブリエルの声とドアを叩く音が聞こえ、ミショーンとカールは打ちつけた柵を壊して彼を助けようとする。

病院ではドーンとオドネルが対立してもみ合い状態になり、ベスはドーンを助けてオドネルをエレベーターシャフトから突き落とす。エイブラハム達が消防車で教会へ戻ってきて、ミショーン達は危機を免れる。


サシャをだまして逃げたラムソンをやはりリックは許さなかったですね。
彼がいなくても他に人質が2人いるし信用ならないヤツだったから、人質交換の現場でも何かやらかすだろうと始末したのかもしれません。

他の警官2人は協力的だったし人質交換は上手くいっていたんだけど、ドーンがノアも返せなんて言わなかったら丸く収まっていたはずです。

ベスがドーンをはさみで刺したのも謎だったけど、まさか撃たれて死ぬなんてショック!
ずっとダリルと逃げていて病院にやって来て、リック達と再会したのは相当久しぶりだったはずなのに…。
マギーと姉妹の再会を果たしてほしかったですね。

ゲイブリエルの行動も謎でした。
小学校まで行ってリック達が言っていたのは本当の事だと確かめたまではよかったけど、ウォーカーの大群を引き連れて戻って来るとははた迷惑な神父ですね。

ミショーンとカールが何とか助けてくれたし、タイミングよくエイブラハム達が戻ってくれたのは頼もしいです。

ゲスト

ドーン・ラーナー – クリスティン・ウッズ
スティーブン・エドワーズ医師 – エリック・ジェンセン
ボブ・ラムソン – マキシミリアーノ・ヘルナンデス
フランコ – リコ・ボール
マギンリー – カイル・クレメンツ
リカーリ – クリストファー・マシュー・クック
パーシー – マーク・ゴーワン
オドネル – リッキー・ウェイン
シェパード – テリー・ワイブル
ベロ – アンバー・ドーン・フォックス

DATA

原題:Coda
放送日:2014/11/30
監督:アーネスト・ディッカーソン
脚本:アンジェラ・カン

第9話 弔いの帰郷

あらすじ・感想

ベスを失った一行は悲しみに包まれながらノアの故郷であるバージニア州リッチモンドを目指していた。これはベスの希望でもあったのだ。車2台で無線で連絡を取りながら進み、町の手前で森から回り込んで行くことに。

町が近づいて来ても見張りの者もおらず、門も閉ざされている。中に入ってみると町は廃墟と化していて、ノアはひざを落として深い悲しみに暮れる。リック達は資源を探しに行き、ノアは自分が住んでいた家を目指し、その後をタイリースが追っていく。

ノアの家では家族が転化していてタイリースが噛まれてしまう。ノアが急いで助けを呼びに行き、タイリースは亡くなったベスやリジー、ミカ、ボブ達の幻を見ていた。


ベスを失ったばかりなのに今回はタイリースが…。
ノアは自分の故郷だし家族も待っているだろうから、リック達がいてもいなくてもここへやって戻って来たでしょうね。

リック達はベスの継ぐためと安全に暮らせる場所があるという希望があったから、一緒に来ました。
でも、街は崩壊していて、希望がまたもや費えてしまいました。

タイリースは悲しむノアに言葉をかけ、自分が先にノアの家を見に行くなど、最後まで思いやりのある優しい人でしたね。
タイリースの幻を見ている時には、懐かしの人々が登場してきました。

マーティンやボブ、リジー達はタイリースと関わりが深かったからわかるけど、総督はどうして現れたのでしょうか?
あまりタイリースとは絡みはなかったような印象でしたが…。

ミショーンやグレンも何やら思うことがある様子でしたね。
温和なグレンがストレスを抱えていて、CDを割ったりイライラしていましたから。

ボブを失ってまだ間もないのに今度は兄を失ったサシャがとても心配です。

ゲスト

マーティン – クリス・コイ
ガバナー – デヴィッド・モリッシー
ボブ・ストッキー – ラリー・ギリアード・Jr
リジー・サミュエルズ – ブライトン・シャービノ
ミカ・サミュエルズ – カイラ・ケンディ

DATA

原題:What Happened and What’s Going On
放送日:2015/2/8
監督:グレッグ・ニコテロ
脚本:スコット・M・ギンブル

第10話 乱れる心

あらすじ・感想

徒歩でワシントンDCを目指している一行だが、食べ物はおろか水さえも乏しくなってきてどんどん体力が弱っていく。ボブとタイリースを亡くしたサシャは悲しみに打ちひしがれていた。

途中でウォーカーに対峙するが、リックの指示で体力温存のために戦わず突き落としたり身をかわしたりして、橋の下へとウォーカーを落としていく。ミショーンが忠告したにもかかわらず、サシャはナイフでウォーカーを倒し始め、みんな隊列を組んでウォーカーと戦うことに。

言葉もなく前へと突き進んでいると、雨が降ってきて容器にためようとしていた。雷鳴と共に嵐になる予感がし、みんなでダリルが見つけた山小屋へと避難する。


ベスとタイリースを立て続けに失ったグループだから、みんなの足取りも重たいですね。
食べ物も水も乏しく体力はどんどん減っていくし、歩くしかないのは本当に辛かったはずです。

特にマギーはベスが生きていてもうすぐ会えるって大喜びしていたら、ベスの亡骸と再会することになったから、絶頂からどん底に突き落とされた気分だったでしょうね。

ボブとタイリースを失ったサシャはかなり荒れ気味です。
リックが体力温存してウォーカーを何とかしようとしているのにお構いなしに向かって行って、結局、みんな戦う羽目になってしまいました。

そんなマギーとサシャが朝陽を見に行ったシーンには感動しました。
希望の光に満ちていて壊れていたオルゴールも鳴リ出して、ちょっとは元気を取り戻せたから良かったです。

ダリルも1人で森に入って、誰にも見られないように泣きたかったんですね。
普段はクールで無愛想を気取っているダリルだけど、刑務所脱出から2人旅をしたベスを救えなかったのは相当応えたでしょう。

最後に登場した謎の男は一体誰?
道路に水を置いて行った人なのでしょうか…。

ゲスト

原題:Them
放送日:2015/2/15
監督:ジュリアス・ラムゼー
脚本:ヘザー・ベルソン

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