ホワイトカラー シーズン5 第10話~第13話

第10話 写本の真相

ジョギング中のピーターに電話が入り、上層部からワシントンのセクションチーフのポジションをオファーされる。エリザベスは大喜びだったがピーターはニールの件で迷っていると話し、ジョーンズからはニールと距離を置いたらどうかと提案される。

ニールはもうヘイガンの好きにはさせない、今日で終わらせると会ってそのことを伝えるが、ヘイガンはレベッカを捕らえて監禁していた。モジーに映像の発信元を分析してもらうが、あちこちの基地局を経由していて特定できないとのこと。

モジーも連れてニールはヘイガンの指定した場所へ行くと、大型モニターには監禁されたレベッカの姿が映し出され、ヘイガンは条件を変えてコデックスに隠されたメッセージの謎を解けと言い出す。ヘイガンはある絵を見せて13種類の青を使ってあり、フリーメイソンがモスコーニに貴重なものを託し、コデックスにその在り処を記したと語る。

ピーターから呼び出しの連絡が入り遅れれば足かせから居場所がばれると伝え、ニールはピーターのいる現場へ。あるアートハウスから売りに出された絵が贋作かどうか調べて欲しいとのことで、ニールは鑑定を始めるとCHのイニシャルを発見し、ヘイガンのものだと気付く。

絵の出品者がヘイガンだろうから、ピーターはこのままオークションを開催して金の流れからヘイガンの居場所を突き止めることに。ニールはアートハウスの依頼人のポケットに盗聴器を忍ばせ、ピーターに反発して帰る許可をもらってヘイガンの所へ戻りレベッカを救おうとする。

ヘイガンはレベッカを誘拐するという暴挙に出ましたが、逆境に強いニールは何とか全て解決しました。
ピーターとの火花バチバチは早くモジーやヘイガンの元に戻って、レベッカを無事救出するために時間を節約するためだったのでしょう。
ストーリーが大きく動いてヘイガンの黒幕が登場したりシーゲル殺害の謎が解けたりと、盛りだくさんでした。
ヘイガン「思ったより背が高いな」vsモジー「思ったよりキモいな」と何回かやり合っていたのが面白かったです。

第11話 愛とダイヤと嘘

レベッカがシーゲルとヘイガンを殺したと悟ったピーターとニールは彼女のアパートを後にする。車の中でピーターはニールに全て話せと言い、ヘイガンに脅されたことやモスコーニが隠したホープダイヤのことを素直に白状する。ニールの家にレベッカが手土産を持って現れニールは彼女を引きとめ、ピーターにレベッカが風邪で看病すると電話を入れる。

ピーターはこの間にFBIでレベッカの部屋の捜索をすることに。捜査官が荷物を運んでいる最中にドアの側でファイルが落ちてセンサーが反応し、レベッカの携帯にアラームが作動したという情報が入り、ニールの部屋を後にしようとする。何とかレベッカを引きとめようとニールは彼女に愛していると告げる。

ピーター達は全て元通りにしようと片付け始め、近くの中華料理屋からメニューをもらって来てドアの下から投げ込む。FBIは監視カメラとマイクの設置は終わっていてオフィスでレベッカの動向を探ると、彼女は荷造りを始めていてニール宛に電話をし、留守電に「私も愛している」とメッセージを残す。

ピーターにある考えが浮かびレベッカをFBIに呼び出し、ヘイガンを殺した第一容疑者がニールだと話して距離を置くよう提案する。すぐにレベッカはニールと連絡を取って呼び出し疑われていることを伝えると、ニールは自分は逃げると別れようとするが、レベッカはFBIに取り囲まれているのに気付いて逃げ出し、タクシーを奪って逃走してしまう。

レベッカの正体を知った時のニールの落ち込みぷりったらなかったです。
かなりショックを受けていたのにレベッカを逮捕するために愛しているふりをしたり、ダイヤの在り処をネタにして取引を持ちかけたりと、心の傷を隠して頑張りました。
最初の印象とは全く違っていて、目つきからして殺し屋に変身して化けっぷりがすごかったです。

第12話 マネーゲーム

ピーターのワシントン行きが決定し、ニールは刑期を終えて自由になるにはピーターの推薦が必要だと話す。レベッカの証拠を送ることになり、ピーターとニールで箱詰めし終えると箱の中の携帯に仕事の依頼の電話がかかってきた。相手はレベッカの顔知らないようで休職していたダイアナにレベッカに扮して相手と会い、仕事の内容を確かめてもらうことに。

ダイアナが電話すると相手は顔を合わせずに仕事を依頼しようとするが、ダイアナは強気に出て公共の場で直接顔を合わせてから仕事を受けると話すと、向こうは目印は知っていると待ち合わせ場所を指定してくる。目印が何なのかを突き止めるため、拘置所からレベッカをFBIへ連れて来る。

レベッカは目印を教える代わりにニールに会わせろとピーターに迫り、腕時計を内側にして10時20分に時間を合わせろと話す。ダイアナが呼び出された相手コンラッド・ワースは証券取引委員会が調べて限りなく黒に近い容疑者で、場所を移して細かい打ち合わせをすることに。

ダイアナを信用していないワースは過去のカラカスでの仕事を話せと言い、レベッカに会っているニールは彼女からカラカスの件を聞き出しダイアナに伝え、ワースが狙っているのは元パートナーで投資ファンド会社のダイベックが持っているフラッシュメモリだと判明する。

金曜までにフラッシュメモリを盗めと指示されていて、FBIが警告するとダイベックはフラッシュメモリを会社から自宅へ移してしまった。
ピーターは令状が取れるまで待つようダイアナに指示するが、金曜には間に合わないと踏んだダイアナはニールに頼んでフラッシュメモリを盗んでもらうことに。

ニールのダイベックの家からの脱出方法がユニークすぎて大喜びで見ていました。
ニールならどこかに隠れて隙を突いて脱出できたでしょうが、ここは視聴者へのサービスでガウン姿でお出ましになったようです。
セオを取り上げたモジーは余裕でセオの子守りをして、ダイヤの隠し場所のヒントまで浮かんで大興奮でニールの家へ。
そこで待ち受けていたのは背後霊のようなレベッカでホラー感が漂っていました。
もしや次回の冒頭はモジーがピンチのシーンで始まるのでしょうか?

第13話 ホープダイヤの在り処

レベッカ脱獄の知らせを受けたニールとピーターはオフィスで彼女が脱獄後に何をするかを考え、元エージェントという点からIDや金などの必要なものは隠してあるだろうと推理する。ニール宛にモジーがレベッカに襲われたと電話が入り、急いで2人はニールの部屋へ。

モジーの腕に注射の跡がありレベッカはダイヤを狙っていて、本に隠されていた携帯にレベッカから電話が入りモジーに毒を注射し、あと数時間の命でダイヤと引き換えに解毒剤を渡すと脅してくる。まずは暗号を解く必要がありピーターは座標ではないかと言い方位の組み合わせを幾つか試して、クイーンズに昔からある軍事施設フォート・トッテンだと特定する。

モジーの危機の連絡を受けたジョーンズはダイアナとレベッカの足取りを追い、毒を手に入れるために泥棒に入った製薬会社の温室に当たりをつける。フリーメイソンに詳しいモジーは無理をしてピーターとニールと共にフォート・トッテンへ向かい、33段の石の階段を見つけ上っていき何かを見つけたようだが毒の影響で倒れてしまう。

すぐに救急車を手配し運ばれる直前に六角形とニールに伝え、ニールとピーターは屋上まで上がり六角形は方位を意味していて33度の方向にあるレンガの建物へ。中に入って調べてみると一ヶ所レンガではなく粘土と油で上手く隠された部分があり、そこを壊し中からダイヤを見つけ出す。

シーズンファイナルらしく怒涛の展開で、モジーの命が危機にさらされてしまいましたが最後までダイヤ探索のためにモジーは力を尽くしました。
ジョーンズとダイアナも毒を特定してエリザベスも医者を説き伏せて薬をモジーに打たせて、チームワークの良さが光っていました。
強敵レベッカは最後までニールをだまそうとして銃で脅してダイヤを手に入れましたが、ニールの方がやはり一枚上手でしたね。
数々の功績が認められてやっと自由になれるかと思いきやFBIのご都合主義で足かせはそのまま。
ニールの頑張りとピーターの協力も空しく今までと何ら変わりない状態で、そりゃニールもがっかりしてFBIへの信頼もなくしてしまいます。
ピーターはそんなニールを放ってはおけずエリザベスが単身赴任になってしまって、バーク夫妻の仲がどうなってしまうのかも来シーズンへ持ち越しです。

ホワイトカラー

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