奥さまは魔女 シーズン6 第17話~第20話 あらすじ・感想

第17話 口はわざわいのもと

あらすじ・感想

エンドラがやって来て、タバサの家庭教師にとフィップス教授を連れて来る。サマンサは教授に魔法なしで人間風に教育してくれと頼み、ダーリンもそれならOKだと教授に任せることに。教授はダーリンの宣伝案を見て、なかなかいいとほめてくれた。

エンドラは珍しくダーリンを助けるために、言葉が全てキャッチフレーズ風になるように魔法をかけてしまう。ダーリンの仕事は上手くいって、大手クライアントのサマーズさんの農耕機械の宣伝を担当することに。

しゃべる言葉に変なリズムが付いてしまうものだから、急いでサマンサに何とかしてくれと頼み、サマンサはエンドラに魔法を解いてくれと頼む。

ダーリンが余計なことを言ってエンドラを怒らせてしまい、今度は口にした言葉が全部現実になってしまう。飛ぶようにと言えば物が宙を舞うし、地に耳を付けると言えば、いきなり倒れて耳が床に付いてしまう始末。

調子が悪いとラリーとサマーズさんを置いてダーリンは帰宅するが、2人はダーリンの家まで押しかけて来て窓から侵入する。


エンドラはダーリンに出世してほしくて良かれと思って魔法をかけたのですが、全て裏目に出てしまいましたね。
そういえば、以前にサマンサが言葉にリズムが付いてしまう病気にかかることがありましたが、それの人間版みたいなものでしょうか。

いいキャッチフレーズが生まれてくればいいですが、普通に会話している方からしたら、だんだんイライラしてきそうです。

言葉が現実になってしまう魔法も面白かったですね。
ラリーとサマーズさんまでダーリンの言葉に巻き込まれて、言いたくもないことを自分の意志に反して言わされたり、野球のユニフォームを着せられたりと、さんざんでした。

サマンサの解決法もナイスでしたが、ちょっと強引だったかもしれませんね。
教授とドジャーが活躍するシーンももっと見たかったです。

ゲスト

ポインデクスター・フィップス教授 – ジェイ・ロビンソン
H・B・サマーズ – クリフ・ノートン
名人ドジャー – トッド・バロン

DATA

原題:The Phrase Is Familiar
放送日:1970/1/15
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:ジェリー・メイヤー

第18話 わたしは魔女よ信じて!

あらすじ・感想

エンドラに子守りをまかせていたが、サマンサが帰るとインテリアが中世風になっていた。サマンサが元に戻すとまたエンドラが魔法でインテリアを変更してしまい、偶然やって来たフィリスがその様子を見ていた。

頭がおかしくなったと思ったフィリスは、スティーブンス家の2階で休んでいる。そんな中ダーリンが帰宅してサマンサが事情を説明すると、魔女だと明かすか頭がおかしくなったと思わせておくか、どちらかしかないと言い出す。

リビングに下りてきたフィリスにサマンサは、自分は魔女だと説明し、目の前で魔法を使って見せる。フランクがフィリスを迎えに来て、フィリスは夫にサマンサが魔女だと説明するが信じてもらえない。

フィリスは花瓶を割ってサマンサに魔法で元に戻すよう頼み、サマンサは魔法を使うが発動しなかった。

フランクはフィリスを精神科へ連れて行き、先生は大分頭がおかしくなっているとフランクに説明するが、フィリスはこっそりと姿を消してしまう。

一方、サマンサとダーリンの前にエンドラが現れ、魔力を消してしまったのは魔女議会だと言う。


いつもサマンサの魔法を見て自分の頭を疑っていたフィリスですが、とうとうサマンサも本当のことを告白できて、一時的にしろ心が軽くなったはずです。

しかし、魔女議会は魔女や魔法使いの存在を人間に知られたくないようで、サマンサから魔力を奪って、フィリスの勘違いだということにしたかったようですね。

サマンサがフィリスに魔女だと告白しても、ポカーンとした顔で頭がおかしいのはサマンサじゃないの?という表情をしていました。
フィリスも今までのことを考えたら、サマンサが魔女だと信じた方が全部説明が付いてすっきりしたのではないでしょうか。

幻覚剤のせいだったということになり、サマンサを含む魔女達とフィリスの両方にとって、つじつまの合う結末でしたね。
ちょっと強引にまとめた感はありましたが、めでたしめでたしで良かったです。

ゲスト

ラインハウス医師 – バーニー・コペル
キグリー – ニディア・ウェストマン

DATA

原題:Samantha’s Secret Is Discovered
放送日:1970/1/22
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:リラ・ギャレット、バーニー・カーン

第19話 タバサだけのママ

あらすじ・感想

サマンサはアダムの世話で忙しく、タバサはかまってもらえなくて寂しい思いをしている。キッチンから部屋に戻ったタバサは、魔法で自分だけのママを出してしまう。

好きな食べ物を出してくれたり、かくれんぼして遊んでくれるなど、自分だけのママをすっかり気に入ってしまった。偽サマンサとタバサは遊園地に行くと偶然グラディスさんと会うが、グラディスさんはサマンサの様子がおかしいと不思議がっていた。

遊園地で遊び飽きたタバサと偽サマンサは、家に戻って遊ぶことに。

その頃、グラディスさんはダーリン宛に電話をしていて、サマンサがおかしいと告げ口していた。ダーリンからサマンサに電話が行き、きっとセリーナのいたずらだろうとサマンサは決め付けている。

遊園地にタバサとセリーナを探しに行くが、2人はすでに戻った後だった。

サマンサの様子を探るためグラディスさんはスティーブンス家にやって来て、偽サマンサと会話してやはりおかしいと感じている。ダーリンにすぐに戻るよう電話をかけていると、本物のサマンサが帰宅する。


タバサはママがアダムばかりかわいがるのが面白くなくて、自分だけのママを出したんでしょうね。
偽サマンサはタバサを甘やかせてばかりでしたから、あのままだったらきっとわがままな子に育ってしまったでしょう。

それにしても、タバサはママそっくりの自分だけのママを作り出すほど、魔力が強くなっていました。

サマンサは自分そっくりな偽者というと、セリーナだと思い込んでいます。
今回、タバサが別の方法もあるよというのを教えてくれたから、サマンサもウカウカしていられませんね。

偽サマンサはセリーナよりは品が良くてサマンサ寄りでしたし、タバサがママと慕っていたくらいですから、優しくて思いやりのある偽者だったのでしょう。

ゲスト

ニッカーソン夫人 – サラ・シーガー
ニッカーソン氏 – パーリー・ベア
ハガサおばさん – ケイ・エリオット

DATA

原題:Tabitha’s Very Own Samantha
放送日:1970/1/29
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:シャーリー・ゴードン

第20話 スーパーマンはタノシーイ

あらすじ・感想

日曜だというのにダーリンはラリーから仕事を頼まれている。アーサーおじさんが鏡の中から挨拶して外へ出て来るが、鏡が割れてしまう。

魔力の調子がおかしく、スティーブンス家の鏡は3枚も割れてしまい、アーサーおじさんがダーリンにいたずらしようとしたバケツも自分で水をかぶってしまう始末。

サマンサはドクター・ボンベイを呼んで診てもらうと、羽の生えた馬アレルギーで特効薬をもらってアーサーおじさんの病気も治ったようだ。しかし、薬には副作用があり、何かになりたいと言葉にしたり考えたりするだけで、姿を変えるようになってしまう。

ダーリンは落ち着くまでゴルフの練習に行き、サマンサはアーサーおじさんと車の練習に。車は面白くないからスーパーマンみたいに空を飛びたいとおじさんが言ったとたん、スーパーマンの姿になり空を飛んでどこかへ行ってしまう。

街中でスーパーマンが飛び回っていると警察に連絡があり、屋根にいるアーサーおじさんを追いかけて警察がやって来てしまう。


魔法使いも魔力の調子が悪くなることがあり、とんだ騒動になってしまいました。
この当時からスーパーマンは人気になっていて、今も変わらず人々から愛されているのがスゴいですね。

思った姿になれるなんて楽しそうだし、おじさんも空を飛んで生き生きとしているように見えました。

ラリーへの言い訳はちょっと苦しかったかな。
ダーリンもサマンサも良さそうなアイデアを思いつかず、キャッチフレーズも今イチでした。

ドクター・ボンベイは最初は治療に失敗して、次にちゃんと治すというのがお決まりになってきました。
次はどんな奇病にかかって、どんな風に治すのかも楽しみです。

DATA

原題:Super Arthur
放送日:1970/2/5
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:エド・ジュリスト

奥さまは魔女

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