第11話 裏切りの連鎖
あらすじ・感想
夫オーソンとは愛のない生活を送ってたアルマは、オーソンに罰を与えるためにわざと家を出て行方不明で騒ぎになるよう、姿をくらませていた。そのアルマが突然ブリーの家にやって来る。
スーザンはイアンが弁護士を雇ったことを伝えるため、刑務所にいるマイクに会いに行く。マイクの無実を信じているスーザンは、オーソンがモニークと不倫していて過去に精神病院に入院していたことを警察に電話している最中にキャッチホンでブリーから食事会への招待の電話が入る。
ケイラがスカーボ家にやって来た。母を亡くして辛い思いをしてるケイラが家のルールを破っても大目に見るリネットは、祖母からもらった大事な人形をケイラにプレゼントするが、手足がもぎ取られてごみ箱に捨てられていた。
ガブリエルは庭でビルとピクニックデートを楽しんでいる時にカルロスから二人を茶化すような電話が携帯にかかってくる。そして、ビルとデートから帰ってきたガブリエルは、玄関先に置かれていたプレゼントのバラの花束を嫉妬したカルロスからだと勘違いして、怒鳴り込みに行く。
ジュリーはオーソンと進展しているが、最後の一線だけは越えられずにいた。ダニエルには自分を貫き通すようアドバイスされるが、アンドリューは男は女に体を拒まれたら他で発散させていると言われて、不安を感じるようになる。
アルマは裏でグロリアとつながってるから、オーソンに何かを仕掛けようと姿を現したのでしょう。
彼女が来たことでブリーはさすがにショックを受けていましたが、みんながオーソンのことを疑っているのを反省させようと、食事会に招待するとは大した度胸です。
スーザンとも友情が復活しそうだったのに、スーザンが警察にオーソンの不倫のことをタレこみしてしまったから、事がさらにややこしくなってしまいました。
オーソンは怪しさがプンプン臭いますが、だからと言って友達の幸せを壊そうとするスーザンの行動はちょっと行き過ぎでしたね。
マイクが無実だと信じているからなんでしょうが、イアンがいるのにそこまでマイクに肩入れするのは、やはり気持ちが残っているからでしょうね。
ゲスト
ペギー – マイラ・ターリー
ビル・ピアース – マーク・デクリン
DATA
原題:No Fits, No Fights, No Feuds
放送日:2007/1/7
監督:サナー・ハムリ
脚本:アレクサンドラ・カニンガム、ジョシュ・センター
第12話 守ってあげたい
あらすじ・感想
刑務所内で囚人からけんかを売られたマイクを助けたのはポールだったが、マイクは看守からポールには気をつけろと助言を受ける。
オーソンの元妻アルマが元アップルホワイト邸に越してこようとしているのを知ったブリーは居てもたっても居られない。オーソンがアルマに越してこないよう説得するが、過去の事を持ち出されて逆に脅されてしまう。
ある夜帰宅したガブリエルは何物かが自宅に侵入し高価なドレスをプレゼントに置いていったのに怯えて、カルロスに用心棒を頼む。数々のプレゼントの贈り主と食事をすることになり、ガブリエルの前に現れた謎の人物はザックだった。
トムはリネットが店についてあれこれ意見するだろうからと、開店当日までピザハウスを見せないことにした。リネットはトムが留守の隙にこっそり店にやって来て、酒の販売許可が下りないという問題を抱えている事を知り一肌脱ぐことに。
オースティンとジュリーが避妊の話をしているのを聞いたスーザンは取り乱してしまう。ジュリーはオースティンとは寝ていないとスーザンにウソをつき、イーディにピルを手に入れて欲しいと頼みに行く。
ポールが登場したかと思ったらザックまで登場して、ちょっと懐しい気分になりました。
ポールは記憶のないマイクを助けて恩を売り、復讐しようとしているのでしょうか。
マイクがノアにザックを引き合わせてしまったばかりに家族が崩壊し、恨んでいるのかもしれません。
ガブリエルの密かなファンは思い切った行動に出て、家の中まで押し入ってプレゼント攻撃を始めました。
プレゼントされるのは嫌いじゃないでしょうが、さすがのガブリエルも怖くなってカルロスにボディガードを頼んでいて、別れた夫婦なのに困った時には助け合えて、いい関係を築けていますね。
そのファンの正体がザックだったからまた驚きです。
ガブリエルの言う通り年齢が違いすぎるし、どう見てもガブリエルとは釣り合わないです。
髪型のせいかもしれないけど、ザックはいっそう気持ち悪さに磨きがかかったように見えました。
「高級車盗んでも乗りこなせなきゃ意味ない」というガブリエルの言葉はまさに名言です。
ゲスト
ニック – P・J・バーン
ハリー・ガント – リチャード・ハード
エンジェル – スティーヴ・キム
DATA
原題:Not While I’m Around
放送日:2007/1/14
監督:デヴィッド・グロスマン
脚本:ケビン・マーフィー、ケビン・エッテン
第13話 決意の時
あらすじ・感想
雪の精コンテストでキレイ塾の生徒シェリーが優勝してガブリエルは大喜びだったが、ザックが金で審査員を買収したと知り、ますますザックが煙たい存在に。スーザンからマイクに最高の弁護士を付けるためにザックに頼んで欲しいと言われて断り切れず、ガブリエルはザックとデートすることになる。
マイクの弁護士の件でスーザンはイアンとぎくしゃくしていて、そのままイアンは出張中へと出かけてしまう。イアンからの電話で彼の妻ジェーンが危篤状態になり、彼に頼まれてスーザンはジェーンの付き添いをすることに。ジェーンの友達からジェーンが5年前に不倫していた事を知り、イアンは心に深い傷を受けて妻の裏切りを完全には許せていないのを知るのだった。
ポールが金を払って自分を襲わせて助けたのを知り、マイクはポールにその理由を詰め寄る。記憶を失くしているマイクにポールはザックとのことを説明し、貸しを作ってザックと面会できるよう取り計らって欲しかったからだと言う。
ブリーはアルマの家から持ち帰ったモニークの歯を見せてオーソンに相談すると、警察に歯をアルマの家で発見させるのがいいだろうと考えがまとまる。モニークの歯を見つけた以上、アルマとグロリアの脅しには屈しないとオーソンは強気で宣言する。打つ手のなくなったアルマが何かしでかしたらしく、グロリアからの電話でオーソンは急いでアルマの家へと向かう。
ようやく怪我が治って仕事に復帰できるリネットだったが復帰初日の朝、青空市でトムの出店の人手が足りないと拝み倒され、まだ怪我が治っていないふりをして、エドからあと1週間の休暇をもぎ取る事に成功する。エドが見舞いに自宅にやってくるが、ケイラがリネットが青空市に行っていると告げ口して仮病がばれてしまう。
1回きりのゲストだと思っていたザックはしつこくガブリエルを追い回しているようですね。
そこへスーザンの無茶なお願いです。
スーザンの気持ちもわからなくはないですが、友達をダシに使ってマイクを助けようなんてあんまりです。
スーザンはノーブラなら一発で落ちるとか、ティーンエイジャーはテリトリーでしょ?とか、結構失礼なことを言っていました。
不満を感じながらも友達とマイクのために引き受けたガブリエルは友達思いだし、ザックとのデートの交渉術もお見事でした。
意外にもデートを楽しんだようですが、ザックの吸い付くようなあのキスは何だったのでしょうか。
ジュリーと付き合っていた頃は普通にキスしていたみたいですが、大金持ちになってプライドが高くなり、キスもワイルドにしたいと思ってああなっちゃったのかもしれません。
まあ、ザックにとってもガブリエルにとっても、同じ悩みを分かち合える友達ができたのは、よかったです。
ゲスト
エリカ・ゴールド – エイミー・アキノ
ジェリー – ミッチ・シルパ
アラン・マーカス – ドニー・ジェフコート
シェリー・モルトビー – クロエ・グレース・モレッツ
ジェーン・ハインズワース – シセリー・ギャンブレル
DATA
原題:Come Play Wiz Me
放送日:2007/1/21
監督:ラリー・ショウ
脚本:ヴァレリー・アハーン、クリスチャン・マクラフリン
第14話 よみがえった記憶
あらすじ・感想
マイクは催眠療法で記憶を取り戻そうとセラピストにかかっていて、モニークが殺された晩のことを思い出しかけている。配管の修理に彼女に呼ばれたが足りないパーツを買いに出かけて戻ると、ゴム手袋をはめた謎の人物がキッチンにいたところまで思い出すのだが…。
イアンに頼まれてスーザンはジェーンの葬儀に参列するが、一人身になったイアンに早速猛アタックをかけるジェーンの友達リンにいても立ってもいられなる。リンに手を引いてもらおうと、自分がイアンの彼女だとこっそり告げるのだが、思わぬハプニングに発展してしまう。
トムはイーディに頼まれて、ジュリーに振られて落ち込んでいるオースティンを店のバイトとして雇うことにした。リネットは店の外でドラッグをやっているオースティンをその場でクビにしたのだが、トムがクビを撤回してしまう。リネットはトムと話して、彼には彼なりのプランがあってのことだと理解し、店のボスはトムでそれに従うことに同意する。
ブリーはアルマ宅から連れ戻したオーソンを起こして警察に行こうと提案するが、オーソンはそれはできないとモニーク事件の全容をブリーに打ち明ける。オーソンはアルマとグロリアにもう脅しには屈しないと釘を刺し、アルマはすべてを諦めようとするがグロリアはそうではなく、アルマを閉じ込めて部屋に鍵をかけてしまう。
ガブリエルはザックと友達として付き合うことにし、31歳の自分の誕生日プレゼントを一緒に買いに行くが高価なものは要らないと言う。ショッピング中に出会ったルークとデートすることになるが、ルークはザックの会社の弁護士で、ザックはルークに指示を出しガブリエルとのデートを失敗させようと画策する。
とうとうマイクが記憶を取り戻して、モニークは単なる客で殺していないことを思い出しました。
スーザンとの記憶も多少は思い出しているようですが、皮肉なものでスーザンとイアンの仲はどんどん進展中です。
ブリーを含めてホッジ家はサスペンスな展開が続いていて、オーソンがグロリアとアルマの策略でアルマと一夜を共にしたり、グロリアがアルマを閉じ込めたりと、目的な何なのかわからないのがもどかしいですね。
とうとうブリーまで怪我をさせられましたが、手を下したのはきっとグロリアでしょう。
アンドリューがブリーを守ろうと立ち上がったのが、とても頼もしく見えました。
親に反抗して、信託財産を手に入れようとしていた頃のアンドリューとは見違えるほどで、ずいぶん成長したものです。
信頼できるのはアンドリューくらいだから、ブリーに命の危険が及ばないようにガッチリとガードしてほしいですね。
ゲスト
モニーク・ポリエ – キャスリーン・ヨーク
ルーク・パデュー – ブレナン・エリオット
バーマン医師 – ミリアム・フリン
リン・ディーン – スザンヌ・クライヤー
ジェフ – ピーター・ジェイソン
レネ – メアリー・マーガレット・ルイス
チャールズ・バブコック – デヴィッド・ゴイル
ジョーディ – スーザン・レスリー
ジェーン・ハインズワース – シセリー・ギャンブレル
マクレーン医師 – ポール・キーリー
DATA
原題:I Remember That
放送日:2007/2/11
監督:デヴィッド・ウォーレン
脚本:ジョン・パーディ、ジョーイ・マーフィー
第15話 生と死の境目
あらすじ・感想
ベッドで目覚めたガブリエルは隣に半裸のザックがいて、「昨日の晩はすごかった」と言われて大慌てである。恋人気取りのザックを何とかしようとカルロスに頼んで、軽く脅してもらうことに。
マイクに病院の屋上から突き落とされたオーソンは運良く木がクッションとなり、大事には至らなかった。落下する最中にモニークが殺された夜の事が浮かんできて、モニークの元を訪れるとグロリアが彼女を殺した後で、二人で遺体を埋めたことを思い出す。
グロリアはアルマにオーソンが自殺未遂を図ったことを語り、アルマはグロリアがブリーに何かするつもりだと察して、窓をこじ開けて屋根へと抜け出す。
見舞いに来てくれたスーザンと仲直りができたブリーだったが、アンドリューからオーソンが自殺未遂を図ったことを聞かされ、退院して家に戻って静養することに。母の命が危ないとアンドリューはブリーの世話をしていたが、トムの店のバイトに行くためにダニエルに世話を任せるのだが…。
ピザパーラーオープン当日の朝、ずっと睡眠不足で疲れているトムに睡眠薬を飲んで休むように言って、開店準備はリネットが取り仕切ることに。しかし、リネットの発注ミスで椅子が赤ちゃん用のものが届いてしまい、レンタルしたり近所から借りてきて何とか間に合わせる。遅れてやってきたトムは椅子を見てショックを受けてリネットのミスを容赦なく非難してしまう。
イアンとスーザンはジェーンの私物を病院へ取り来るが、中身がマイクのものと入れ違っていた。アンドリューが現れてブリーが入院していることを初めて知ったスーザンは彼女の部屋へお見舞いに行く。その間、イアンはマイクの私物の中から婚約指輪を見つけて、マイクがスーザンにプロポーズするつもりだったのを知り動揺する。
とにかくブリーが無事でよかった!
サスペンスも真っ青な展開で、ブリーに迫り来る危険にはハラハラさせられました。
グロリアったらハシゴから落としただけでは飽き足らず、とうとう直接ブリーの命を狙ってくるとは大した度胸です。
てっきりアンドリューがブリーの命を救うだろうと思っていたら、寸前でグロリアが杖で階段から叩き落すとは、意外な展開でした。
病院を逃げ出したオーソンが間に合わなかったら、きっとブリーの命はありませんでしたね。
モニーク殺害もグロリアだったし、全ての元凶であるグロリアを排除できて、ホッジ一家にもやっと平和が訪れますね。
何よりも、オーソンが長年の呪縛から開放されて、ブリーと心から幸せになれることを祈ります。
まだ謎の部分やマイクとの確執は残っていますが、何はともあれひと段落付きました。
陰惨なホッジ・ファミリーを払拭するようにトムのお店は大盛況でリネットとも仲直りできて、こちらは感動的でしたね。
ゲスト
モニーク・ポリエ – キャスリーン・ヨーク
ゲインズバーグ医師 – リチャード・ペン
パーカー看護師 – ウェンディ・ワーシントン
エドウィン・ホッジ – カール・ミュラー
DATA
原題:The Little Things You Do Together
放送日:2007/2/18
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:マーク・チェリー、ジョー・キーナン
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