第1話 電動缶切りと家出の法則
あらすじ・感想
3ヶ月の北極調査から戻った4人。レナードはさっそくペニーに会いに行き、熱烈なキスでお出迎えされて大喜びしている。ハワードとラージはシェルドンに、北極のデータは電動缶切りの静電気だと告白。
シェルドンがどうしようもなく暴君だったため、なだめようとしてデータを改ざんしたらしい。しかも言い出しっぺはレナードだと聞いて、シェルドンはすぐにペニーの部屋にすっ飛んで行く。
レナードに事実を確かめ、シェルドンはショックを受けて部屋の閉じこもってしまった。ペニーがなぐさめるが全く効果がない。
翌日、大学中に北極での観測データは間違いだったとメールを出したため、シェルドンはクリプキにイヤというほどバカにされてしまう。レナードはペニーに雪の結晶をプレゼントすると、ハワードとラージがやって来て、シェルドンが大学を辞めて実家に戻ったとのこと。
ペニーといちゃつきたいレナードだったがシェルドンの母からも電話があり、3人でシェルドンを実家まで迎えに行くことに。
みんな風貌が変わりすぎでびっくりしましたが、シェルドンだけはちょっとヒゲが伸びたくらいで大きく変わっていませんでした。
レナードは帰ってきてすぐペニーに挨拶しに行くと、熱烈な歓迎ぶりでキスのお出迎えをしてもらいます。
気持ちを隠したままペニーはレナードを北極に送り出したから、3ヶ月ずっと会いたくて耐えていたんでしょうね。
元々は新たな発見をしに北極探査へ出かけたのにデータが取れなくて全く無意味になってしまって、シェルドンが怒るのも無理ないです。
ただ、3ヶ月も狭いところで4人で過ごしていて、いつものシェルドンが余計に扱いにくくなってしまったら、なだめるために何かをしでかしたいという気持ちも解ります。
レナードは雪の結晶を溶けないように加工してペニーにプレゼントしていたのがとてもロマンチックでした。
ゲスト
メアリー・クーパー – ローリー・メトカーフ
DATA
原題:The Electric Can Opener Fluctuation
放送日:2009/9/21
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ
第2話 コミックブックとコオロギの法則
あらすじ・感想
レナードはペニーと付き合い始めてウキウキのはずなのに、なぜかみんなのいるコミックストアへやって来る。みんなの追及についペニーとの体の関係は問題ないと言ってしまったため、ペニーのいる前でハワード達がレナードをからかって、ペニーは居心地が悪くなり部屋へと戻る。
ペニーはお酒を飲んで気持ちをほぐした後いちゃつこうと2人で飲み始めるが、お酒を飲みすぎて2人とも気分が悪くなってしまう。
シェルドンとハワード、ラージはコオロギの鳴き声が聞こえてきて、シェルドンはツリーコオロギだと主張するがハワードは野外コオロギだと言っている。捕まえて確かめようということになり、冷蔵庫やクローゼット、外のエレベーターシャフトまで探しに行く。
翌日、捕まえたコオロギを図鑑で調べてもらちが明かず、昆虫学の教授に見てもらおうとういうことになる。今日限りで研究室を追い出されてしまう教授はエキセントリックになっていたが、コオロギを見て野外コオロギだと断言する。
ハワードに負けたシェルドンは彼にコミックブックをあげるため、貸し金庫に取りに行く。
コオロギ探しのドタバタ劇が往年のシットコムみたいでネタは古いのですが、なぜか笑えてしまいます。
それもシェルドンとハワード、ラージがやるから面白さが倍増するのでしょう。
いつの間にかコオロギを捕まえていて、トビーなんて名前を付けていましたが、シェルドンだけ別の名前で呼んでいます。
それにしても、クロウリー教授の研究室はギョっとするような虫がアップで映されて、ちょっと気持ち悪かったです。
結局、シェルドンがハワードに負けてコミックブックを取られるハメになりましたが、貸金庫に預けてあるなんてよっぽど大事なものだったんですね。
ペニーにまた余計なことを言ってしまって、ペニーとレナードは友達に戻りそうになりましたが、あれで上手く行ったのでしょうか。
ゲスト
クロウリー教授 – ルイス・ブラック
DATA
原題:The Jiminy Conjecture
放送日:2009/9/28
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:ジム・レイノルズ
第3話 ゴス・ワールドとタトゥーの法則
あらすじ・感想
朝からペニーは歌とダンスでノリノリでフレンチトーストを作っていて、シェルドンにもすすめるが今日はオートミールの日だからと断られてしまう。
ペニーにはイライラさせられているシェルドンだったが、ペニーがちょっといい事をするとごほうびにチョコを食べさせていた。そんな様子をいぶかしげに見ているレナード。
ハワードとラージがゴス・ファッションに身を包んで、タトゥー・スリーブを付けてやって来た。一緒にゴスクラブへ行こうと誘うが、誰も一緒に行こうとしない。
ペニーが自分のソファーの場所に座らなかったり、うるさくないように外に電話しに行くたびにシェルドンはチョコをペニーに食べさせている。やっとレナードはペニーを餌付けするように、シェルドンにとって良い行動を取った時にチョコをあげていることに気づき、自分の彼女を矯正するなと忠告。
ゴスクラブでハワードとラージはゴスな女の子2人と仲良くなって、場所を移そうということになる。2人が行った先はタトゥー・ショップで、ハワードはお尻にタトゥーを入れようとするのだが…。
ペニーは朝からノリノリでしたが、あんなに弾けているペニーの姿はなかなか見られないしダンスも素敵です。
今回のシェルドンはいつもとはちょっと違っていて、ペニーがいいことをするとチョコをすすめて食べさせています。
ちょっと声のトーンを落とさせようと自分が低めのトーンでしゃべったら、ペニーもまねして声のトーンが低くなっていたのは爆笑です。
ハワードのゴスファッションはなかなか様になっていたし、タトゥー・スリーブも便利そうです。
それってどうなの?と思うような口説き文句で女性2人と知り合って楽しく飲んでいましたが、さすがに本物のタトゥーは怖くて入れられなかったようですね。
ゲスト
ベサニー – モリー・モーガン
サラ – サラ・ビューラー
スキーター – アンドリュー・マッケンジー
DATA
原題:The Gothowitz Deviation
放送日:2009/10/5
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:リー・アロンソーン、リチャード・ローゼンストック、ビル・プラディ、マリア・フェラーリ
第4話 国外退去と海賊の法則
あらすじ・感想
ラージはここ半年ほど仕事で何の成果も出しておらず、大学をクビになって国外退去になると落ち込んでいる。ハワードがある研究チームでメンバーを募集しているとラージに教え、さっそくラージは担当の教授に会いに行くが、女性の博士と話すためにシェリー酒を飲みすぎて、不適切な発言をして採用は見送りに。
シェルドンは新しい研究をするため、ラージに自分の下で働かないかと提案。最初、ラージは断るものの選択肢がなくシェルドンのオファーを受けることに。
一方、ラージがシェルドンとの仕事で忙しくなり、1人寂しいハワードはレナードとペニーと一緒に過ごしにやって来る。レナード達はイチャイチャできずにちょっと迷惑そうだったが、仕方なくハワードを受け入れていた。
朝からレナードの部屋で朝食を作っているハワード。ペニーはさすがに我慢できなくなり、レナード経由でハワードに迷惑だと伝え、ハワードは部屋を出て行ってしまう。かわいそうなことをしたかもとペニーは反省し、レナードがハワードを呼び戻すとドアの前で待っていたらしく、笑顔で戻って来た。
ラージは宇宙ネタのジョークも決まって和やかな雰囲気でメンバー決定かと思ったら、別のメンバーは女性でラージはすかさずお酒を飲んで会話を始めるんですが、続きはお風呂でなんて言っちゃって仕事はぼしゃってしまいました。
せっかく国外退去を逃れるいいチャンスだったのに、女性と話せない+お酒が入ると下ネタを言ってしまうクセのせいで、またまたピンチになってしまいましたね。
シェルドンは自分の下で、ラージは一緒にと意見が一致していませんでした。
ラージはきっと断るんだろうなと思っていたら、あっさり受けてしまいましたね。
2人の研究しているシーンは何かをしているってわけではないんですが、「アイ・オブ・ザ・タイガー」をバックにホワイトボードを見ているだけなのにすごく笑えます。
ゲスト
キャサリン・ミルストーン博士 – エリザベス・ボーガッシュ
ラフリン教授 – オリヴァー・ミュアヘッド
DATA
原題:The Pirate Solution
放送日:2009/10/12
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴ・ホランド
第5話 カードゲームと復讐の法則
あらすじ・感想
ハワードはレナードがペニーと付き合い始めて1ヶ月半も経つし、昔の協定を守ってくれと言い出す。どちらかにガールフレンドができたら、その友達を紹介するという内容だった。
しぶしぶレナードはペニーにそのことを切り出し、ペニーもあまり乗り気じゃなかったが、レナードの頼みだから断れずにダブルデートをすることに。
彼氏のためだとペニーはチーズケーキファクトリーで働くウェイトレスのバーナデットを紹介する。最初は2人とも意見が合わず上手くいかないようだったが、母親ネタで意気投合する。
ラージはコミックストアで開かれるカードゲーム大会に一緒に出ようとシェルドンを誘うが、シェルドンはまるで興味なし。ある日、シェルドンがコミックストアにやって来ると、大会にウィル・ウィートンが出ると知って俄然やる気になる。
子供の頃、ウィル・ウィートンに憧れてバスで10時間もかけてコンベンションに行ったのに、ウィルは来なかったと恨みを抱いている。カードゲーム大会でウィル・ウィートンをコテンパンにやっつけてやると、シェルドンは闘志をみなぎらせていた。
女友達を紹介してほしいなんて頼みごとはしにくいですし、ペニーがハワードのことをどう思っているかレナードはよく知っているから言い出しにくかったんでしょう。
結局はペニーもレナードのためにバーナデットをハワードに紹介しますが、最悪なスタートだった割には上手くいきそうな感じです。
ラージがウィル・ウィートンの名前を見つけてから出場表にシェルドンがサインするまでの間に、何度もラージが「サインして」って出場表とペンを出すタイミングが最高でした。
新スタートレックは見ていましたが、あのウエスリー役のかわいかった少年が無精ひげを生やした大人になっていたのはちょっとショックでした。
ゲスト
マイク – マット・バー
キャプテン・スウェットパンツ – イアン・スコット・ルドルフ
ラリー – オーウェン・セイヤー
DATA
原題:The Creepy Candy Coating Corollary
放送日:2009/10/19
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、ビル・プラディ、リー・アロンソーン、スティーヴン・モラロ
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