第6話 ヘリウムを手に入れろ!の法則
あらすじ・感想
シェルドンとレナードが書いた論文を元に、スウェーデンのチームが実験をしようとしているという情報をつかむ。彼らに手柄を渡さないためにも、今すぐ実験を始めようとシェルドンが提案するが、実験したくても液体ヘリウムが切れていてできない。
2人はクリプキにヘリウムを分けてくれと頼みに行くが、自分の実験に使う分しかないと断られてしまう。レナードは大学の規則に違反する外部の業者を見つけ、シェルドンと取引に出かける。
スチュアートがデートアプリで2人の女性とデートしたという話を聞き、エイミーにもどうかとすすめる。レナードとシェルドン以外はみんなハワードの家に集まっていて、エイミーを呼んでスマホにさっそくデートアプリを入れる。
みんな面白がって表示される男性にあれこれ文句をつけ、エイミーはだんだんと不機嫌に。スマホをテレビ画面に映しゲーム感覚でビールを飲み始め、エイミーはからかわないでほしいと落ち込んでいる。
ヘリウムの仲介業者ケニーは何度も呼び出されていい迷惑でしたね。
最後には仲良くなって、シェルドン達の部屋で映画を見ていましたが、あの後、ヤバい仕事から足を洗ったのでしょうか。
強面な業者でしたが意外にいい人で2人と仲良くなったみたいですし、三すくみの謎も解けたようです。
クリプキはヘリウムを分ける代わりに論文に名前を加えろと、相変わらずちゃっかりしていますね。
エイミーのデート相手探しで、スチュアートがデートした人数で負けてがっかりしていたのが面白かったです。
みんなが心配するまでもなく、エイミーはしっかり自分で手を打ってお試しでデートしていたのですね。
数年間シェルドンとしか付き合っていませんから、他の相手とどんなデートになるのか気になるのも当然です。
ペニーやバーナデットみたいにデート経験が豊富ではないみたいですし、素敵な相手とめぐり会いたいと前向きになっているのはいいことですね。
ゲスト
ケニー・フィッツジェラルド – マイケル・ラパポート
マリア – エレナ・キャンベル=マルティネス
DATA
原題:The Helium Insufficiency
放送日:2015/10/26
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴ・ホランド、マリア・フェラーリ、アンソニー・デル・ブロッコロ、エリック・カプラン、ジム・レイノルズ
第7話 スポックの影響の法則
あらすじ・感想
シェルドンはウィル・ウィートンに頼まれて、スポックを演じたレナード・ニモイが制作するスポックのドキュメンタリーで、インタビューを受けることに。スポックからどんな影響を受けたかとか、子供の頃どうだったかなどの質問に、論理的に振舞うことを身につけたと答える。
スポックのコレクションを見せてくれと言われ、壁にある金庫からレナード・ニモイが口を拭きサインしたナプキンを取り出して見せる。金庫にはエイミーへの指輪が入っていて、みんながその点に触れるとシェルドンは感情的になって怒り出し、部屋を出て行ってしまう。
バーナデットが家の模様替えをしようと言うが、ハワードはどの部屋も思い出があると何も変えたくない様子。強行的にバーナデットは父マイクを呼んで工事を頼み、壁を取っ払うことに。
床下に義父とハワードは入って柱の状況を確認しながら、マイクはハワードに子供がほしくない理由を聞き始める。子供がほしくないのは自分ではなく、バーナデットの方だとハワードは真実を告げる。
エイミーと別れて平気なふりをしていたシェルドンでしたが、やはりかなりショックな様子で、それを出さないようにしていたのですね。
婚約指輪は以前から出て来ていましたが、やっとペニーとレナードにも、シェルドンがどれだけエイミーのことを思っていたかが伝わったようです。
どちらかと言うとシェルドンがエイミーをないがしろにしていたとみんな思っていましたが、シェルドンなりに真剣に考えて人生を分かち合う結婚まで考えていたとは、誰も思っていなかったでしょうね。
エイミーが男の人とキスをしていて、ひっそり立ち去ったシェルドンの姿にはちょっと涙が出そうでした。
バーナデットは以前に子供はほしくないと言っていましたが、これまで考えは変わっていなかったのですね。
パパには本当のことを言えないから、ついハワードのせいにしてしまったのでしょう。
お邪魔虫になっていたラージですが、意外に確信を付いた意見を言っていて、2人の心に響いて良かったです。
ゲスト
デイヴ・ギブス – スティーブン・マーチャント
アダム・ニモイ
DATA
原題:The Spock Resonance
放送日:2015/11/5
監督:ニッキー・ロリー
脚本:チャック・ロリー、ジム・レイノルズ、タラ・エルナンデス、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、ジェレミー・ハウ
第8話 デート観察の法則
あらすじ・感想
エイミーが男性とキスしているのを見たシェルドンは、自分も前に進もうと別の女性を探すことに。ハワードとラージに相談してデートサイトに片っ端から登録するはずだったが、シェルドンの女性の好みを聞いた2人は別のアイデアを出す。
難解な問題を何度か解けば、シェルドンの連絡先が手に入るという広告を出す。どんな女性が来るのか楽しみに待っているが、時間になっても誰も来なかった。
エイミーがデイヴとデートすると聞いたペニーとバーナデット。お相手がどんな人か確かめるため、レナードも引き入れてデートを観察しに行く。
レストランで食事中のエイミーとデイヴはエイミーの元彼の話になり、デイヴがシェルドンのことを知っていて尊敬しているとわかる。あれこれとエイミーにシェルドンのことを質問し、エイミーはげんなりしていた。
やっとデートを終えて外に出ようとすると、あせったバーナデットが車を後ろに止まっていた車にぶつけてしまう。その車は何とデイヴのもので、エイミーにデートを見ていたことがバレてしまう。
シェルドンの彼女になるなら知性や教養は大切ですが、出した問題は映画やSF寄りのものだったみたいですね。
そんな難関をくぐり抜けてやってきたヴァネッサはシェルドンの理想通りの人で、しかも美人なのに、シェルドンはあっさり振ってしまいました。
ほんの数分ほど遅刻しただけなのに、何てもったいないことをしたのでしょう。
本当はまだ、シェルドンは前に進みたいとは思っていないのかもしれませんね。
エイミーのデート相手はシェルドンの大ファンだとは、驚きでした。
科学とは何も関係ない感じの人でしたが、デート相手に元彼のことをあれこれ聞くだけじゃなく、紹介してくれとはやはりデイヴも変わった人なのかもしれません。
バーナデット達は興味本位でデートを見に行ったのもあるでしょうが、エイミーのことが心配だったからでしょう。
変な相手にだまされていたりしないように、しっかりチェックしたかったのだと思います。
ゲスト
デイヴ・ギブス – スティーヴン・マーチャント
ヴァネッサ・ベネット – アナリー・ティプトン
DATA
原題:The Mystery Date Observation
放送日:2015/11/12
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、ジム・レイノルズ、チャック・ロリー、スティーヴ・ホランド、タラ・エルナンデス
第9話 プラトニックな恋愛の法則
あらすじ・感想
シェルドンは水族館のサンクス・ギビング・ビュッフェのチケットが余っていたが、みんな予定があって一緒に出かけられない。相手がいないので、エイミーにチケットをプレゼントしようとするが、友達として行こうと誘われる。
車の中ではぎくしゃくしていて、シェルドンはついエイミーにデートした相手の男性のことや、何回デートしたかを尋ねてしまう。水族館に着いてからは2人でゲームをしたりして、友達として楽しい時間を過ごすことができた。
レナードとペニーは家でサンクスギビングの料理中。レナードは自分のパスワードでパソコンを起動してと頼むが、ペニーはレナードの誕生日を覚えていなかった。レナードは完璧にペニーの色んなことを覚えていたが、日記をうっかり読んだことがバレてしまう。
ハワードとバーナデット、ラージとエミリーはボランティアで、ホームレスの人達のために炊き出しの手伝いをしに行く。ハワードはぶつぶつ文句を言いながら、ラージと皿洗いしていた。
料理を運ぶ係として3人が行ってしまいハワードだけ皿洗いしていると、憧れのイーロン・マスクが盛り付けから皿洗いに移って来る。
友達として出かけたシェルドンとエイミーはとてもいい雰囲気でしたね。
エイミーもシェルドンとの時間が楽しくて、昔が懐かしいと思い、もう一度シェルドンとやり直そうと言ったのに、シェルドンはあっさり断ってしまいました。
きっとエイミーに気持ちが残っているのでしょうが、辛い思いをしたし同じ事がまた起こったら怖いという気持ちもあるのでしょう。
せっかくのチャンスを逃してしまって、この2人がどうなるのか気になりますね。
ペニーも夫の誕生日くらいは覚えていてほしかったですね。
レナードも悪気があって日記を読んだのではないとペニーもわかっていたから、それほど怒らなかったのでしょう。
レナードの方は罪の意識でオレンジのペニーのランジェリーを着ていましたが、かなりのキモさでした。
しかも、その姿をみんなに見られてしまったのが爆笑ものです。
ゲスト
イーロン・マスク
トラヴィス – ウェイン・ウィルダーソン
DATA
原題:The Platonic Permutation
放送日:2015/11/19
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:ジム・レイノルズ、ジェレミー・ハウ、、タラ・エルナンデス、スティーヴ・ホランド、マリア・フェラーリ、アダム・フェイバーマン
第10話 頭から離れないあの歌の正体の法則
あらすじ・感想
シェルドンは気づかないうちに何かの歌のフレーズを口ずさんでいたが、自分で何の曲か思い出せずにいる。夜中だろうと気にせずピアノでフレーズを弾いて思い出そうとしているが、眠れなくてペニーがシェルドンからピアノを取り上げると、チューバで吹き始めてしまう始末。
自分の記憶力が落ちてきていると思い込んで、シェルドンは動画を撮り始めている。ある時、あの曲はザ・ビーチ・ボーイズのダーリンだと思い出して、すっきりした気分になる。
エイミーはシェルドンに振られて、もう一度デイヴとデートしようと連絡を取る。デイヴを家に招待して手料理をご馳走し、体を許してもいいと思っている。
前回のデートの失敗をしないようにシェルドンの話はナシで、和やかな雰囲気で食事が進み、ソファーでくつろぎながらキスをする関係に。
ハワードとラージはコミックストアで演奏したバンドのファン、トレントのことを知る。トレントは見た目がカッコよくワイルドで、SNSをチェックすると中古のバイクを買っていじったりして、すっかり自分達がファンになってしまう。
やっとシェルドンとエイミーが元通り恋人に戻って、熱烈なキスで幕を閉じました。
お互いに離れてみて、かけがえのない存在だと感じたのでしょう。
シェルドンが曲を思い出し、歌詞の内容がエイミーの存在そのものだと気づいて、心の柔軟剤だと言った時にはとてもロマンチックでしたね。
エイミーはデート中にもかかわらずシェルドンを追い返さずに話を聞いたのも良かったですし、寄生虫だと意味不明なことを言ったシェルドンの言葉を解説していたデイヴもナイスでした。
デイヴは女性の部屋に呼ばれてキスまでしたのに、元彼が現れてあっさり振られたのにいい笑顔で帰って行きましたね。
シェルドンの大ファンだったから、彼と会話できただけでなく、熱烈なキスが見られて満足したのでしょう。
これからはシェルドンも前の付き合いの反省点を生かして、エイミーのことを大切にしてあげてほしいです。
ゲスト
デイヴ・ギブス – スティーヴン・マーチャント
トレント・モナコ – ヨシ・バリガス
DATA
原題:The Earworm Reverberation
放送日:2015/12/10
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:エリック・カプラン、ジム・レイノルズ、サラディン・K・パターソン、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、ジェレミー・ハウ
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