ウォーキング・デッド シーズン3 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 厳しい冬を越えて

あらすじ・感想

グリーン農場を脱出して8ヶ月が経ち、リック達は移動しながら冬を越していた。住宅街で食料などを探して落ち着こうとするが、ウォーカー達が寄ってきたので、すぐに脱出して車で逃げ出す。臨月に近いローリにはこれ以上の移動生活は難しい。

今日の野営場所の近辺を探索中、リックとダリルは刑務所を発見。守りは鉄壁で中の様子次第では、落ち着ける場所となり得る。翌日、ゲート付近のウォーカーを殲滅し、みんなで刑務所のフィールドへと入り、久しぶりに落ち着いた夜を過ごす。

翌日、日の出と共に刑務所内に侵入して独房を確保し、しばらく寝床には困らない状況に。武器や医療品、食料や水にも期待できそうで、久しぶりに全員ベッドで眠る。


前シーズンの最終話でリックがちょっとおかしくなっていましたが、どうやらリーダーシップを発揮し、みんなもリックを信頼して行動を共にしていて良かったです。

8ヶ月もの間、みんなウォーカーから逃げながらその日暮らしを続けていたようで、結束も固まり成長しましたね。
マギーは男連中に混じって戦っているし、何か起きると涙を浮かべていたキャロルもたくましくなったものです。

心配なのはリックとローリです。
リックがシェーンを殺した件で夫婦の間に亀裂が入ったままで、お互いに冷え切った様子です。
もうすぐ赤ちゃんも生まれるし、仲直りして家族愛を取り戻してほしいですね。

みんなの過酷な状況やハーシェルの足の切断など重たいストーリーの中で、じゃれ合うダリルとキャロルに癒されました。
別行動になったアンドレアが生きていたのもうれしいし、一緒にいるミショーンのカッコ良さが光っていましたね。

ゲスト

ビッグタイニー – テオダス・クレイン
トーマス – ニック・ゴメス
アンドリュー – マーキス・ムーア

DATA

原題:Seed
放送日:2012/10/14
監督:アーネスト・ディッカーソン
脚本:グレン・マザラ

第2話 縄張り争い

あらすじ・感想

リックはハーシェルの噛まれた足を切断し治療するために食堂へと運ぶと、窓から生き残りの囚人5名がその様子を見ていた。急いで仲間達の所へ運ぶと囚人達も一緒について来る。

彼らは世界が変わってから10ヶ月も刑務所内に閉じ込められていて、外の様子を全く知らなかった。一発触発の状態で、リックは囚人達のために別の監房棟のウォーカー退治を手伝う代わりに食料を半分くれと提案し、彼らはそれを飲む。

ウォーカーの処理方法を囚人達に教えて一緒に監房のクリアリングへ。油断ならない相手で、リーダー格の囚人がリックの指示に従わず、ウォーカー処理のどさくさに紛れてリックを攻撃しようとし、彼を殺す事に。


リックのワイルド化がどんどん進んでいて、おまけにカールまで反抗的な態度だから、冷静に見れて忠告を与えられる人物が必要ですね。

今までだとデールだったけど、デール亡き後ハーシェルが見守っていたから、助かって本当に良かったです。
新たなグループの良心的存在として、リックが暴走しそうになったら止めてほしいものです。

囚人達との行動で、リックの冷酷な面がどんどんあらわになってきてちょっと怖いですね。
リーダー格の囚人は明らかにリックを殺そうとしていたからあんな目にあっても仕方ないけど躊躇なく制裁を加え、逃げた囚人を見殺しにしたのは驚きました。

ハーシェルの命を助けたローリは、勇気がありましたね。
ハーシェルがローリの手を握った時はウォーカー化したんじゃないかと思ったけど、息を吹き返してひと安心です。
演出がホラーだったから、いい意味で裏切られました。

キャロルがローリのために出産の練習をしてたけど、影からのぞいていた人物が気になりますね。

ゲスト

ビッグタイニー – テオダス・クレイン
トーマス – ニック・ゴメス
アンドリュー – マーキス・ムーア

DATA

原題:Sick
放送日:2012/10/21
監督:ビリー・ギアハート
脚本:ニコール・ビーティ

第3話 暗黒の楽園

あらすじ・感想

体調を崩しているアンドレアとミショーンは軍のヘリが森へ墜落するのを見て現場へ。ミショーンがヘリを確認していると、武装した男達が車で現れ、急いで木陰に隠れて様子を伺うことに。

ミショーンの従者のウォーカーが見つかりそうになり、彼女は躊躇なく首をはねる。男達は転化した者を始末して負傷者を救い去って行くが、森から近づいた男達が二人に銃を向ける。その男の一人はメルルで、驚いたアンドレアは気絶。

二人はウッドベリーというコミュニティに連れて行かれ、そこを統治するガバナーこと総督に紹介される。外とは別世界の楽園のような町で、老若男女が幸せそうに暮らしていた。アンドレアはガバナーに感謝するがミショーンは彼を信用できないと警戒する。


今回はアンドレア&ミショーン回で、驚きの展開でした。
ビルの屋上に手錠でつながれていても、手首を切って逃げ出したメルルだからどこかで生きていても不思議じゃないけど、ここで再会とは驚きましたね。

相変わらず態度や口が悪いけど総督にはちゃんと服従していて、きっと総督に助けられてメルルなりに恩を感じているのでしょう。
かわいい弟ダリルとの再会も果たしてほしいです。

ウォーカーがはびこる過酷な世界の中で、ウッドベリーみたいな楽園のような場所もあったのですね。
アンドレアとミショーン、怪我をした軍人を助けて人々をまとめ、デキるリーダーかと思いきや、残酷な裏の顔が隠れていました。

アンドレアは総督の親切に素直に感謝して彼の思い通りに動きそうだけど、慎重派のミショーンは何か疑問を感じているようです。
強くてクールなミショーン様に、総督の企みを暴いてほしいですね。

ゲスト

ウェルズ中尉 – フリオ・セサール・セディージョ
スティーブン医師 – ドンザリー・アバーナシー
ローワン – リンジー・アバーナシー
クローリー – アーサー・ブリッジズ
ショーン – トロイ・フォルク
ティム – ローレンス・カオ
フランクリン – ミケ・メイホール

DATA

原題:Walk with Me
放送日:2012/10/28
監督:ガイ・ファーランド
脚本:イヴァン・ライリー

第4話 命の決断

あらすじ・感想

何者かが鹿の肉を点々と置いて刑務所のゲートを開け、ウォーカーを中におびき寄せていた。所内では交渉したはずの囚人達が仲間にしてくれと頼んでくるが、リックたちはきっぱりと断る。

ウォーカーの大群が押し寄せてきて、みんな散り散りに逃げることに。Tドッグは身を挺してキャロルを守り、ローリの陣痛が始まる。

ミショーンは州兵が全滅したことを疑問に思って調べていると、ジープに多数の弾痕を見つけガバナーへの疑惑が深まる。アンドレアはすっかりウッドベリーになじんでいて、なかなか出発しようとは言わない。

メルルにダリルがいた農場付近の地図を渡すと、彼は一人で弟を探したいとガバナーに言うが却下されてしまう。


怒涛の展開でシーズン1から活躍していた2人がお亡くなりになるなんて、思いもしませんでした。
シーズンもまだ序盤なのにクライマックス並みの盛り上がりで、後半戦は大丈夫?と心配になります。

強くて優しいTドッグは最後までキャロルを守り、自分を犠牲にしてキャロルを逃がしていましたね。
きっと、噛まれた時に覚悟はしていたのでしょう。

ローリとカール、マギーの3人はそれぞれ、苦しい決断を迫られました。
ローリは今の自分の体と状態では逃げ切れないし、自分よりも赤ちゃんの命を優先するしかなかったのでしょう。
ちょっとイラっとするキャラだったけど、リックとカールのためにもうちょっとだけ生き残ってほしかったですね。

お腹を切り開いたマギーも相当プレッシャーだっただろうし、「僕のママだから」と最後を引き受けたカールも勇気がありました。

ウッドベリー組はミショーンが提督を怪しみアンドレアが残るって言い出して、予想通りの展開でしたね。
意外とメルルが弟思いで、どこかで生きていると知ってすぐに探しに行きたいと行動を起こし、ちょっと見直しました。

Tドッグのおかげで助かったキャロルは出て来なかったけど、無事だと信じたいです。

ゲスト

アンドリュー – マーキス・ムーア

DATA

原題:Killer Within
放送日:2012/11/4
監督:ガイ・ファーランド
脚本:サング・キュー・キム

第5話 愛が狂った時

あらすじ・感想

ローリの死でショックを受けたリックは抜け殻状態になり、自らウォーカーの元へ突っ込んで行って殺しまくる。赤ちゃんのためのミルクがなく、ダリルとマギーがバイクでスーパーまで調達しに行く。

グレンがリックを連れ戻そうとすると、首根っこをつかまれて壁に叩きつけられてしまう。ウッドベリーでは住民達の努力を祝ってパーティーが催されている

。ミショーンはガバナーの部屋から刀を取り戻し、裏手の倉庫などを探っていると捕獲されたウォーカーを発見。鍵を壊してウォーカーを出し、次々に首をはねていく。

これに怒ったガバナーはミショーンを呼んで注意するが効果はなかった。ミショーンとアンドレアは町を出ようとメルルに門を開けてもらうのだが…。


ローリが死んでしまって、とうとうリックが壊れてしまいました。
今までも精神的に危うい時はたまにあったけど、家族の死が本当にショックだったんでしょうね。

カールの方がしっかりしていてローリがウォーカーにならないように手を下したり、生まれた妹の面倒まで見て、何だか頼もしかったです。

ダリルのカッコ良さが光っていましたね。
赤ちゃんを抱っこしてミルクを飲ませるシーンも様になっていたし、キャロルのお墓にチェロキーローズを供えている姿も素敵でした。

総督が怪しいとミショーンがにらんだ通り、ウォーカーになった娘をこっそり育てていました。
パーティーの余興でウォーカーに囲まれた中で人間同士を戦わせたりと、アンドレアも何かおかしいと感じたみたいです。

でも、ミショーンは出て行った後だから自力で何とかするしかないけど、友達思いのミショーンのことだからきっとアンドレアを助けに行くような気がします。

キャロルはどうした?
リックが取った電話は何?
やはり先が気になりますね。

ゲスト

ティム – ローレンス・カオ
ローワン – リンジー・アバーナシー
クロウリー – アーサー・ブリッジズ

DATA

原題:Say the Word
放送日:2012/11/11
監督:グレゴリー・ニコテロ
脚本:アンジェラ・カン

ウォーキング・デッド

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