ウォーキング・デッド シーズン5 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 食うか食われるか

あらすじ・感想

武器を奪われたリック達はトレーラーの中で木を剥ぎ取ったり削ったりして、身近なもので武器代わりにしようとしていた。リック、ダリル、グレン、ボブは別の部屋へと連れて行かれてほかの男達と一緒に並ばされ、端から順番にバッドで頭を殴られのどを切り裂かれる。

グレンの番になると爆発が起こり、リックは手製のナイフで相手に襲いかかる。別の部屋へ入ると、人間の肉が吊るされているのを目にする。

その頃、キャロルとタイリースは終着駅付近で銃声を聞き、キャロルはリック達が捕まっているのを見かける。ウォーカーの血や内臓を塗りつけて終着駅付近まで行き、ライフルでガスを爆発させる。タイリースは捕まえた男の見張りをしているとにジュディスの身が危険になり、一人ウォーカーがたむろする家の外へと出て行くことに。


ベス以外の生き残ったグループのみんなが再会し、これから新たなスタートですね。
とにかく、今回はキャロルがカッコよくて大活躍でした。

森の中でダリルがキャロルの姿を見つけて真っ先に駆け寄り、ハグし合うシーンが感動的でした。

リックは聖域の生き残りを戻って全員抹殺すると言っていたけど、ジュディスと再会して新しい道を見つけようという気になってくれてよかったです。
あのまま戻っていたら、グループの何人かは命を失っていたでしょうね。

タイリースもサシャと再会できたし、後はベスを助け出すだけです。

ユージーン達はリック達と別れて、DCへ向かうのでしょうか?
DCで端子をいじればウォーカーを殲滅できるみたいなことを言っていたけど、科学者達が病原微生物の研究をしていてウォーカーがはびこってしまったのかもしれませんね。

何はともあれ、シーズンスタートらしく迫力があって感動的な内容だったので、今シーズンも期待が持てます。

ゲスト

ギャレス – アンドリュー・J・ウェスト
メアリー – デニーズ・クロスビー
アレックス – テイト・エリントン
マーティン – クリス・コイ
サム – ロビン・ロード・テイラー

DATA

原題:No Sanctuary
放送日:2014/10/12
監督:グレゴリー・ニコテロ
脚本:スコット・M・ギンプル

第2話 暗闇からの視線

あらすじ・感想

森の中を進んでいると、誰かが助けを求める声が聞こえてくる。岩の上でウォーカーに囲まれたゲイブリエル神父をみんなで助け、彼の教会へと向かう。

何か隠している様子のゲイブリエルの案内で近くのフードバンクへ食料調達に出かけると、天井に穴が開いていて床が抜けて水が溜まっている。水をかきわけながら物色しているとウォーカーが近寄ってきて、ゲイブリエルは襲われそうになり、ボブは水の中に引きずり込まれそうになる。

グレン達のグループはガンショップで武器になりそうなものを探すことに。その夜は食料も充実していてワインもありみんなで乾杯して、エイブラハムがワシントンDCへ行こうと力説する。


新キャラのゲイブリエル登場、終着駅の生き残り達、ベスを連れ去った謎の車など、見所がたくさんありました。

タラは周りのみんながそれぞれ大切な人と仲良くしているのを見て、孤独を感じたのでしょうか?
それとも、総督の言いなりになって刑務所を攻撃してしまったことへの罪の意識でしょうか?

リックがそんなタラに話しかけ、全てを話して許しを得たタラは少しは心が軽くなったように見えました。

ゲイブリエルはちょっと危なそうな神父で、みんなの言うように何か隠しているみたいですね。
神父だから暴力は振るわないにしろ、物資調達に行ったのなら少しは役に立ってほしかったです。

名探偵ばりにカールが教会のあちこちで怪しげなサインを見つけていたけど、今後、少しずつ謎が解き明かされそうですね。

キャロルも刑務所でのことや子供達のことで、重荷を抱えている様子です。
何かキャロルがおかしいとダリルは感じているんだろうけど、何も聞かないダリルの優しさが染みますね。

ベスを連れ去ったのはギャレスとはまた別のグループみたいです。
ベスがいなくなってからかなり時間が経っていそうだけど、何とか生きていてほしいですね。

ゲスト

ギャレス – アンドリュー・J・ウェスト
マーティン – クリス・コイ
テレサ – エイプリル・ビリングズリー
マイク – クリス・バーンズ
アルバート – ベンジャミン・パパツ
グレッグ – トラヴィス・ヤング

DATA

原題:Strangers
放送日:2014/10/19
監督:デヴィッド・ボイド
脚本:ロバート・カークマン

第3話 神の裁き

あらすじ・感想

生き残ったギャレスと終着駅のメンバー達はボブの足を調理して食べていた。ギャレスがリック達をどう調理して食べてやろうかと話している最中にボブがヒステリックに高笑いし始める。自分はウォーカーに噛まれ、お前達が食べているのは汚染された肉だと告げる。

リックはゲイブリエルに何があったのかと尋ねると、いつものように教会に鍵をかけて寝ていたら、ウォーカーに襲われている信徒達が教会に助けを求めてやって来たのに気付かなかったのだと答える。

ギャレス達に教会へ戻されたボブから事の詳細を聞きリック達はギャレス達のいる小学校へと向かうが、相手の方から教会へ殴りこみをかけてくる。


刑務所の頃から随分成長して優しくて思いやりのある人になり、サシャとも上手くいっていたボブが大変な目にあってしまいました。
多分、みんなで物資調達に行った時にはもう、ウォーカーにかまれていたんでしょうね。

ボブはギャレス達に、噛まれて「汚染された肉だ」とあざ笑って、ギャレスは「火を通したから大丈夫」というのは果たして本当なの?

ようやくリック達と終着駅組の決着がつきましたね。
ギャレスはいい作戦を思いついて勝算があったんでしょうけど、リック達には通用しなかったですね。

あの総督を相手にしたグループだし、ひと悶着あったけどエイブラハム達も力になってくれて圧倒的勝利でした。

グレンとマギーがワシントンを目指し、ダリルは何やらトラブルに巻き込まれたみたいだし、一難去ってまた一難とリック達も大変ですね。

ゲスト

ギャレス – アンドリュー・J・ウェスト
マーティン – クリス・コイ
テレサ – エイプリル・ビリングズリー
アルバート – ベンジャミン・パパツ
グレッグ – トラヴィス・ヤング

DATA

原題:Four Walls and a Roof
放送日:2014/10/26
監督:ジェフリー・F・ジャニュアリ
脚本:アンジェラ・カーン、コリー・リード

第4話 朽ち果てた街で

あらすじ・感想

目覚めたベスはグレイディ記念病院で手当を受けていた。ここを取り仕切る警官のドーンと医師スティーブンの説明によれば、ウォーカーに囲まれているところを救助されてここへ運ばれて来たとのこと。

ここでは恩を受けたら仕事で返さなければならないというルールがあり、ベスはスティーブンの手伝いをすることに。服を着替えるために洗濯室にやって来ると、ノアという青年に出会いここの実態を聞かされ彼は逃げ出すつもりらしい。

ドーンは部下の悪事には目をつむっていて、警官のゴーマンはベスにセクハラを働き始める。ある患者が運び込まれベスが薬を間違えて死亡し、呼吸器がはずれてしまったとノアがかばってくれる。しかし、わざとスティーブンが薬を偽って自分に指示したことに気付くのだった。


久々のベス登場で、何とか無事だったからまだ良かったです。
それにしても、ベスはとんでもない所に連れて来られましたね。

一見するとまとまったグループのようにも見えるけど、リーダーのドーンは感情的で威圧的、おまけに必要な人のためなら他人がどうなろうと知ったことじゃないというご都合主義のタイプです。

医者のスティーブンはベスに優しくしてたけど、自分の保身のために罪をベスになすりつけるとんでもないヤツでした。

彼らの上を行くのがゴーマンだったけどベスのナイスな機転で、今まで苦痛を与え続けたジョーンの餌食!
よくやった、ベス!

唯一、いい人だったのはノアでベスを気遣って飴をこっそり入れてくれたり、ベスをかばって罪をかぶってくれたりと、思いやりにあふれた人でしたね。
ベスは寸前で捕まってしまったけど、ノアだけでも脱出できたのは良かったです。

ゲスト

ドーン・ラーナー – クリスティン・ウッズ
ジョーン – ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
スティーブン・エドワーズ医師 – エリック・ジェンセン
ゴーマン – カレン・モス
オドネル – リッキー・ウェイン
シェパード – テリー・ワイブル
ベロ – アンバー・ドーン・フォックス
ギャビン・トレビット – ティモシー・スコット

DATA

原題:Slabtown
放送日:2014/11/2
監督:マイケル・E・サトラゼミス
脚本:マシュー・ネグレテ、チャニン・パウエル

第5話 愚直な前進

あらすじ・感想

教会を後にしてバスに乗りワシントンDCを目指すエイブラハム達。途中でバスが横転しウォーカーが寄って来て、ナイフを渡されたユージンも怯えながらタラの命を救う。

その夜は本屋で休息を取り今後はどうすべきか話し合うと、エイブラハムは予定よりも遅れを取っているので、先に進むべきだと主張する。車の事故はユージンが仕組んだことで、自分の抱えているプレッシャーに怯えてやったことだとタラだけに告白する。

消防車を見つけてエンジンをかけるが、故障しているようですぐに止まってしまう。消防署の中からウォーカー達があふれ出てきて、危機一発のところをユージンが放水しウォーカーを一掃する。


ワシントンを目指すエイブラハム達だけど、やはりすんなりとはいきませんでした。
バスが横転してしまってワシントンどころじゃなくなったけど、これはユージーンの仕業だったんですね。

リック達グループと教会にいたかったのかな?とも思ったけど、科学者だというのはウソで、重要なミッションなんてものもなかったとは驚きの告白です。

生き延びたかっただけ…。
この状況じゃみんなそうだけど、ユージーンは誰かの助けがなくちゃ生き残れないし助けを得るためには理由が必要で、それっぽい理由をでっち上げたんでしょうね。

そんなユージーンと出会ったのがエイブラハムで、ユージーンと出会った時には失意のどん底でした。
奥さんと子供が出て行って死体を発見し、自殺しようとした時に助けを求めて来たのがユージーン。

生きる希望なんてないと思っていたけど、こんな世の中を変えることができるという大きな使命が出来てユージーンに救われた形になりました。
今後、エイブラハム達がどうするのか、ユージーンがどんな扱いを受けるのかが気になります。

ゲスト

エレン – アンドレア・ムーア

DATA

原題:Self Help
放送日:2014/11/9
監督:アーネスト・ディッカーソン
脚本:ヘザー・ベルソン、セス・ホフマン

ウォーキング・デッド

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