第11話 不審な男
あらすじ・感想
マギーとサシャはアーロンを連れてリック達の元へ。アーロンが言うにはスチール製の壁に守られたコミュニティがあり、屈強で仲間意識の高いリック達ならオーディションにもパスして、コミュニティに入れるとのこと。
アーロンを信用していないリックは彼を殴って気絶させてしまう。アーロンのバッグの中から照明弾を発見し、近くに仲間がいるらしいことが解る。
彼はコミュニティの場所を言おうとしないので、夜、彼が言った道とは違うルートで探すことに。途中でウォーカーの軍団に囲まれリック達の乗った車が止まり、後続の車の行方が解らなくなる。その時、照明弾が上がりリック達は光の方へと進む。
いきなり現れたアーロンは敵なのか味方なのかわからない状態です。
リック達は今まで散々な目にあってきたから、すぐにアーロンを信用することはできないのはわかります。
だけど、いきなり殴って気絶させるのはちょっとやり過ぎな気もしますね。
ジュディスのためにアップルソースまでくれたのに…。
道路に水を置いていたのはアーロンだったんですね。
しばらくリック達を監視していたみたいだけど、コミュニティに変な人々を入れたくなくて、どんなグループか調べていたというのが本音でしょう。
その結果、コミュニティのためになるしリック達も安全に暮らせると判断したから、爽やかな笑顔で登場したんだと思います。
アーロンの恋人っぽいエリックは怪我をしていたけど無事だったし、リック組とエイブラハム組もすぐに合流できて良かったです。
DATA
原題:The Distance
放送日:2015/2/22
監督:ラリーサ・コンドラッキ
脚本:セス・ホフマン
第12話 居住審査
あらすじ・感想
リック達はアーロンに案内されて彼らのコミュニティ、アレクサンドリアへ。ここのリーダーであるディアナにカメラを向けられて一人一人インタビューに答えていく。
ここは元都市開発地区でディアナは元議員。建築家の彼女の夫レジが壁などを設計して今のコミュニティを作り上げたとのこと。リックは家を与えられてひげをそり、近くに住むジェシーにヘアカットしてもらってさっぱりした姿に。
キャロルは戦いが苦手な母親的な存在で料理が得意だと話し、料理担当としてみんなを助けることに。カールは同年代の子と知り合い、その中の一人イーニッドが壁をよじ登って外へ出て行くのを見かけて追いかける。
リック達はアレクサンドリアに快く迎えてもらって、とりあえず安全な暮らしができそうです。
きれいなコミュニティだし設備も整っていて、今のところ文句のつけようがありません。
ここのリーダーっぽいディアナは話のわかる人みたいで、公平にみんなに接してくれています。
息子のエイデンはかなり癖があり早々にグレンとぶつかっていたけど、ディアナは息子のことを理解していて悪い所も知っているからこそ、グレンに「よくぞ殴ってくれた」と言ったのでしょう。
アレクサンドリアの住民達は平和に暮らしていて、ウォーカーの大群や外にいる悪い人々に襲われたことがないから、戦闘に長けている人がいないんでしょうね。
外からの攻撃に弱いという弱点をディアナも感じていて、だからこそサバイバル生活が長いリック達を受け入れて、即戦力になってもらおうと考えたのかもしれません。
アレクサンドリアになじもうとしないダリルとか、リックが隠した銃が消えた謎など、気になる点もありますね。
ゲスト
エイデン・モンロー – ダニエル・ボンジュール
マイキー – イライジャ・マルカーノ
DATA
原題:Remember
放送日:2015/3/1
監督:グレッグ・ニコテロ
脚本:チャニン・パウエル
第13話 偽りの笑顔
あらすじ・感想
サシャは前の住人の家族写真を持って森に行き、それを射撃の的にして銃を撃ち、ウォーカーを挑発する。アレクサンドリア内では武器は持てないため、リック、キャロル、ダリルはこっそりと銃を調達することに。
一番疑われていないキャロルが武器庫の窓を開けておいて、夜忍び込んで銃を持ち出す計画である。狩りに出かけたダリルは森でアーロンと出会い、二人で狩りをすることに。
アーロンが捕まえあぐねている馬をダリルが捕まえようとするが、ウォーカーが現れて失敗してしまう。コミュニティになじめないダリルに歓迎パーティに出席するようアーロンがアドバイス。ディアナはミショーンをリックと共に警官に任命し、マギーを自分のアシスタントとして仕事を与えることに。
アレクサンドリアでの生活が始まり、リック達グループも少しずつ変わろうとしています。
リックは相変わらず警戒心を持ってはいるけどカールが同年代の子と楽しそうにしている姿を見て、ここでの生活を守ろうという気持ちも芽生え始めたように見えますね。
髪を切ってくれたジェシーとの関係が発展しそうな感じだったけど、向こうは夫も子供もいるから難しそうです。
一番上手い立ち回りをしていたのがキャロルですね。
表向きは主婦っぽい感じでアレクサンドリアに溶け込んでいる風だけど、ちゃっかり昼間に窓の鍵を外して武器庫に忍び込んだり、子供に見られて怖い話で脅したり、銃を盗み出すなど大活躍です。
対するダリルはアーロンと仲良くなりましたね。
馬を捕まえようとして2人で頑張ったのに、目の前でウォーカーに食べられてしまうとは予想外の展開でした。
アーロンとエリックの家にはダリルの好きそうなバイクのパーツが大量にあったし、アーロンに仕事を頼まれて、一番アウトローだったダリルが早い段階でアレクサンドリアになじめそうですね。
ゲスト
エイデン・モンロー – ダニエル・ボンジュール
レジ・モンロー – スティーブ・コールター
マイキー – イライジャ・マルカーノ
エリン – ティファニー・モーガン
シェリー・ニューダメーヤー – スージー・スピアー・パーセル
DATA
原題:Forget
放送日:2015/3/8
監督:デビッド・ボイド
脚本:コリー・リード
第14話 見捨てない
あらすじ・感想
ジェシーが誰かにふくろうの像を壊されたと片付けをしているのにリックが気付き、犯人を見つけると約束する。ノアは建築に興味を持ち、レジに建築を教えて欲しいと頼む。
グレン達はソーラーシステムを修理する物資を調達しに出かけ、ウォーカの群れと遭遇。エイデンが驚いて撃った銃がきっかけで彼は死亡し、タラが怪我をしてしまう。グレンの指示でみんな脱出できそうだったが、ニコラスの裏切りでノアが命を落としてしまう。
エイブラハムは壁の拡張を手伝っているとウォーカーが現れ、リーダーのトビンは仲間を見捨てようとするが、エイブラハムが助け出して現場の指揮を執り始める。
グレン達調達グループは今回、一番大変だったんじゃないでしょうか。
ニコラスのせいでエイデンとノアが死亡し、タラが大怪我とは犠牲が大きかったですね。
頼りないと思っていたユージーンがタラをかついで車まで行き、グレン達を助けようとするとは驚きでした。
頭がいいだけじゃなくて、やればできる子だったんですね。
ワシントン行きがなくなって今ひとつ活躍の場がなかったエイブラハムだけど、フランシーンを助けて現場の指揮を執り居場所を見つけました。
元リーダーのトビンはあっさりあきらめようとしたけど、エイブラハムの実力を認めて自らリーダーを降りたのはさすがです。
リックとジェシーがさらに接近しそうな雰囲気です。
サム絡みでキャロルはピートが妻と息子を虐待しているのに気づき、始末しなきゃ的な事をリックに伝えていました。
ピートはここで唯一の医者なのでしょうか?
だとしたら、あっさり殺すわけにもいかないだろうから、リックも考えないといけませんね。
ゲスト
エイデン・モンロー – ダニエル・ボンジュール
レジ・モンロー – スティーブ・コールター
DATA
原題:Spend
放送日:2015/3/15
監督:ジェニファー・リンチ
脚本:マシュー・ネグレテ
第15話 探り合い
あらすじ・感想
エイデンの死を悼んでいるディアナ達の家の前にキャロルはキャセロールをそっと置いて去っていくが、ディアナはそれを通りに捨ててカードを燃やしてしまう。
ニコラスはディアナにグレンが仲間を見殺しにして逃げようとしたとウソの報告をし、グレンは起こったことをそのまま素直に報告する。サシャのことを心配したロジータとミショーンは、森でサシャがウォーカー狩りをしているのを見かけ助けることに。
カールは外へ出るイーニッドを付けているとウォーカー達と遭遇し、二人で木の中に身を潜めてやり過ごす。スカウトに出かけたダリルとアーロンは木に吊るされウォーカーのえさにされた女性を発見。額にはWの文字があった。
壁の中ではあちこちで揉め事が勃発しているし、壁の外では危険な敵が迫って来ている様子です。
リックはジェシー達が苦しんでいるのを見かねて何とかしたかったんだろうけど、やり方がまずかったですね。
ディアナに報告してジェシーを説得したまでは良かったけど、ピートと派手な殴り合いをして完全に悪者みたいに周りには映っていました。
ミショーンが止めなきゃ、本当にピートを殺していたかもしれませんね。
ディアナはリック達が来てからアレクサンドリア内で問題が増えたり、息子が死んだのもリック達のせいだと心の中で思っているのかも…。
嘘つきニコラスの報告も信じてしまったのでしょうか。
そんなニコラスに恨みを持たず、逆に救いたいとアドバイスしていたグレンは大人でした。
サシャも相変わらず荒れていてミショーンは刀で無双していた頃の自分を思い出し、サシャの気持ちがわかるからウォーカー狩りを手伝ったように見えました。
そして、ダリルとアーロンが見つけた無残な死体とWの文字は、明らかに外部の敵が迫っている証ですね。
次回、シーズンフィナーレは盛り上がりそうな雰囲気です。
ゲスト
レジ・モンロー – スティーブ・コールター
DATA
原題:Try
放送日:2015/3/22
監督:マイケル・E・サトラゼミス
脚本:アンジェラ・カン
第16話 古き友よ
あらすじ・感想
森でキャンプしていたモーガンは額にWの文字が書かれた男達に襲われるが、杖を武器に彼らをノックアウトする。ディアナはリックの処遇を決定する会合を開くことにし、住民達で話し合って結果を決めることにした。
キャロルは銃を手に入れてリックとミショーンに渡し、リックには彼らが期待しているようなことを話せとアドバイス。タラの見舞いに来たエイブラハムにユージンはこれまでの感謝と謝罪を述べて和解する。
ダリルとアーロンは赤いポンチョの男を追い缶詰工場へ。トラックから食料を調達しようとするが、相手の罠で中には大量のウォーカーが捕らえられていて、一気に放出される。
あちこちで色々あったシーズンフィナーレだったけど、全てモーガンに持っていかれましたね。
棒術の腕はスゴかったし、ダリルとアーロンが危機の時、救世主のごとく現れて助けてくれました。
コミュニティに来るよう誘ったけど、ダリル達に見せた地図がリックにつながりやっと再会できました。
ただタイミングは最悪でディアナがピートに夫を殺され、リックに「やって」と言われリックが銃で人を撃った時にモーガンが現れたから、事情を知らないモーガンはリックが人殺しにしか見えなかったかもしれないですね。
会合でキャロル達がリックに追い出されないようスピーチについて助言したけど、リックはリックなりの方法で主張しました。
ちょうど会合に向かう時にゲートが開いているのに気づいてウォーカーを始末し、ここは安全じゃないと示して自分の意見を言うことができたのは良かったです。
ニコラスとグレンの確執も何とか和らいだのでしょうか。
よくわからなかったのがゲイブリエルで、死にたいのに度胸がなくて死ねないし、サシャを煽って撃たせようとしたけどマギー達に止められるし…。
門を開けっ放しにしてウォーカーを招き入れたし、今のところ一番の厄介者ですね。
ゲスト
モーガン・ジョーンズ – レニー・ジェームズ
レジ・モンロー – スティーブ・コールター
エリン – ティファニー・モーガン
DATA
原題:Conquer
放送日:2015/3/29
監督:グレッグ・ニコテロ
脚本:スコット・M・ギンブル、セス・ホフマン
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