第29話 魔女を骨ぬきにする方法
あらすじ・感想
サマンサとダーリンは映画に行こうと子守りにエスメラルダを呼ぶが、デートの約束がありダメだった。代わりにエンドラに頼もうとするが、ダーリンの心ない一言ですぐに帰ってしまう。
翌朝、ダーリンがヒゲを剃ろうとすると、鏡の中からエンドラがシェービングクリームをダーリンに浴びせかける。そんな様子を見てサマンサはパパから魔法のお守りを借りてきて、ダーリンに渡す。エンドラを骨抜きできるお守りで、肌身離さず持っていろと忠告する。
さっそくエンドラがやって来ると、ダーリンに昨日と今朝のことを謝って、ダーリンはいい気分で会社へ。グリーティング会社のクライアント、サンシャインさんと話し合い、ダーリンはカードの文言が古臭いと本当のことを言ってしまう。
気分を害したサンシャインさんは契約を切ると言い出してしまう。ラリーはサンシャインさんを接待し、これからスティーブンス家へ連れて行くと言う。
お客様のために買い物に行こうとするダーリンとサマンサは、エスメラルダを呼んで子守りをお願いする。ふとダーリンが魔法のお守りを出してエスメラルダに見せると、恋のお守りだと勘違いしたエスメラルダはこっそりダーリンのポケットからお守りを抜き取ってしまう。
いつも強気でダーリンにいたずらばかりしていたエンドラですが、ダーリンに優しい言葉をかけたりダーリンの名前をちゃんと呼んだりして、なかなか面白かったです。
お守りが効いている時と効いていない時のエンドラの態度の違いがスゴかったですね。
いつも横柄で強気なエンドラがあんなお守り1つでコロっと変わるなんて、不思議です。
何がおかしいと気づいてすぐにモーリスの口を割らせるとは、エンドラの行動力も素晴らしいですね。
怒ったエンドラが娘の幸せを無視して、2人の愛が消えるように魔法をかけるとはビックリしました。
サマンサはお守りのことがママにバレたら大変なことになると言っていましたが、その通りになってしまいました。
いいタイミングでエスメラルダがお守りを届けてくれて、2人が元通り仲良しの夫婦に戻れてよかったです。
ゲスト
オーガスタス・サンシャイン – ジョン・フィードラー
DATA
原題:Turn on the Old Charm
放送日:1970/4/9
監督:リチャード・マイケルズ
脚本:リチャード・ベア
第30話 一口のんで好きになーれ
あらすじ・感想
サマンサは子守りを頼もうとエスメラルダを呼ぶが、ラモン・ヴェローナと上手くいっていないエスメラルダはすっかり自信をなくしている。サマンサは何とか元気を取り戻してもらおうと、ドクター・ボンベイを呼んで相談する。
ドクターはエスメラルダに合いそうな男性がいるとノートンという男性を連れて来るが、会話もなく2人の仲は進展しそうにない。そこで、ドクター・ボンベイはほれ薬を作って飲ませることに。ほれ薬は最初に目にした異性に恋をするというものだった。
ドクター・ボンベイがお酒に薬を混ぜてノートンに飲ませるが、ノートンが最初に見た女性はエスメラルダではなくサマンサで、彼女を追い掛け回している。
さらに、ほれ薬は前菜用のペーストの中に紛れ込んでしまった。何も知らず、ラリーはクライアント夫妻をスティーブンス家に連れて来て、夫妻はほれ薬入りの前菜を食べてしまう。
ドクター・ボンベイもとんだ恋の薬を作ってしまいましたが、効き目は抜群ですね。
ドタバタ劇の典型的なストーリーで、サマンサやラリーまで巻き込まれて、なかなか楽しかったです。
ノートンはサマンサ、エスメラルダはダーリン、クライアントは妻、その妻はラリーを追いかけ、誰も両思いにならなかったのが不思議なくらいです。
平穏だったのはダーリンとサマンサくらいで、あとの人達は違った人を好きになってしまいました。
ドクターもノートンがサマンサを追いかけ始めた時点で逃げてしまうなんて、男らしくないですね。
最終的には薬を打ち消す魔法をかけてみんな元通りになりましたが、ドクターがもっと前に手を打っていたらこんな大事にはならなかったでしょう。
シーズンフィナーレにふさわしいにぎやかなエピソードでしたね。
ゲスト
ノートン – クリフ・ノートン
ジョージ・ミクルジョン – チャールズ・レイン
ミクルジョン夫人 – サラ・シーガー
DATA
原題:Make Love, Not Hate
放送日:1970/4/16
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:エド・ジュリスト
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