BONES -骨は語る- 3×14 アメリカン・アイドル殺人事件

BONES-骨は語る-シーズン3 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン3第14話「アメリカン・アイドル殺人事件」のあらすじと感想です。
道路脇の草むらで男性の死体が発見され、死後2週間は経過していた。アンジェラのコンピュータで2週間前に失踪届けが出されているトミー・サワーだと判明し、トミーの隣に住むアダムが失踪届けを出していた。

あらすじ

トミーはジムのインストラクターでアダムとは親しくなかったが、1ヶ月ほど前に太っちょパムが家に押しかけていたとのこと。ザックはトミーののどの骨が何かで削られていて、ナイフのような刃物ではないくチーズスライサーのようなものだと推測する。

トミーが働いていたジムのジェイソンはトミーは人気者でパムがしつこく迫っていたと話す。FBIにパムを呼んで尋問を始めると、パムはトミーの写真のアルバムを持って来て見せるが、どれも遠くから盗撮したものばかりで親にトミーと結婚すると報告までしていた。

パムを1人にしてスイーツに様子を探ってもらう。その間にブースは彼女のアリバイを確かめてシロだと解り彼女を慰めるために優しくするが、彼女は危険だとスイーツから忠告される。

トミーの体から大腸菌が発見され、疾病センターの情報ではチェッカー・ボックスというピアノ伴奏で歌が歌えるバーだった。トミーはここの常連で人気もあり、オーナーのジェリーはトミーが消えた夜クリスともめていたとのこと。

クリスは自分が歌うはずだった曲をトミーに歌われて別の曲を歌うハメになり、文句を言いに行った後中に戻ってスカウトの男に売り込みに行ったとのこと。スカウトの男は偽者で店の人気を上げるためにオーナージェリーと組んで詐欺をやっていたことが判明する。

雑感

オープンマイクで歌っている人をブレナンは次々にほめていたけど、ブースは逆に文句をつけていたのが面白かったです。
ブレナンは意外と音楽好きみたいですね。

過去にもラッパーが被害にあった事件ではラップがいいと言っていたし、古いロックの曲で盛り上がりブースと踊っていたエピソードもありました。

歌がテーマになっていたせいか、ザックとブレナンの美しい歌声が聴けて大満足でした。
ザックは歌が上手いだけでなく、日頃から体を鍛えているなんて意外性ありすぎです。

ブレナンもいい声をしていて、ママが上手いとほめていたのがわかるようです。
オープンマイクで歌えるように準備をしたブースも粋な計らいで、ブレナンもうれしそうでした。

太っちょパムはヤバすぎで、スイーツがブースに危険だとさんざん忠告していたのに軽く見ていたから大事になってしまいました。
きっぱりブースがパムを遠ざけていたら、こんな結果にならなかったかもしれません。

パムもトミーが死んだショックから立ち直っていなくて、いつも以上に常軌を逸した行動に出てしまったんだと思います。
最初からブレナンを敵視していたしブレナンを見つめるブースの目に愛情が見えてしまって、嫉妬の炎がさらに燃え上がってしまったから、究極の選択をしてしまったんでしょう。

ブレナンとみんなの楽しそうな歌で締めくくられるんだろうなとのほほんと見ていたら、衝撃のラストでビックリしました。
怒涛のような展開で数分の間に色んなことが起きて状況が一変し、歓声が悲鳴に代わってしまいました。

ブースはパムがブレナンを狙っているのに気づいて、とっさに行動を起こしてブレナンを助けました。
ブースが撃たれた後のブレナンの行動も早かったし、シーズンファイナルに向けて盛り上げてきたなという感じです。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
オープンマイクで歌う人たちをいい声だとほめる。
被害者トミーの動画に映っていた男がギタリストだと知り、凶器に気づく。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
草のアレルギーで、ブレナンに「スナイパーだったのに…」とからかわれる。
トミーのストーカーだったパムに好かれ、ソックスをプレゼントされる。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
ザックと事件を実演し、犯人役としてワイヤー代わりにヒモで首を絞める。
骨にあった微粒子を分析し、取り調べ室にいるブレナンに報告する。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
被害者の身元を特定する。
ザックの歌に盛り上がりほめる。

■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
骨を見て、スライサーのようなもので削られていると分析する。
ラボで歌を披露し、大勢の人が見に来る。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ブース、ブレナンと共に遺体の発見現場へ。
トミーの体内から薬物と大腸菌を検出し、どこのものか特定する。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
歌手には2つのタイプがあると分析する。
パムを分析し、ブースに危険だと警告する。

■ パム・ヌーナン – ジェニファー・ヘイスティ
太っちょパムと呼ばれるトミーのストーカー。
優しくしてくれたブースを好きになり、電話で呼び出す。

■ アダム・マシューズ – コルビン・オールレッド
トミーの隣に住む芸術家で、トミーの失踪届を出す。

■ ジェイソン・バーグマン – ケント・フォールコン
トミーが働いていたジムの担当者。
パムの情報をブースに教える。

■ ジェリー・リンカーン – イーサン・フィリップス
トミーが通っていたレストランのマネージャー。
人を雇って、スカウトマンのふりをさせていた。

■ クリス・カラバッサ – イアン・リード・ケスラー
トミーに自分が歌うはずだった曲を奪われ、怒っていた。

■ ダックス – ジェフ・ミード
レストランに通う客の1人でギタリスト。

■ ミッチェル – ジョシュア・ワインスタイン
レストランでスカウトマンのふりをしていた男。

■ トミー・サワー – エース・ヤング
パーソナル・トレーナーをしていた被害者。
歌手としてデビューすることを夢見ていた。

■ エマ・フォン・ヘルバーグ – ジェッサ・フレンチ
オープンマイクで歌う歌手の1人。

■ ヘレン – クリスティーナ・ウロア
レストランに通う客の1人で、おしゃべりしているB&Bに注意する。

作品データ

原題:The Wannabe in the Weeds
放送日:2008/5/12
監督:ゴードン・C・ロンズデール
脚本:ジョシュ・バーマン

コメント

タイトルとURLをコピーしました