第11話 罪深き助言
あらすじ・感想
イギリスから大口クライアントが来るので契約を取るため、カルロスの代わりにガブリエルが接待することに。リネットに助けを求めるが、端から勉強する気はなく、それらしい金融用語だけ教えてもらってメモしていた。リネットは美貌だけではダメだと指摘し、それが元で口論になってしまう。
ブリーは「どういたしまして」と書かれた脅迫状をみんなに見せて相談するが、リネットとガブリエルは冷たい態度だった。家で侘しくワインを飲んでいるとレネがやって来て、今夜バーへ繰り出そうと誘われる。バーに行っても弾けることができずずっと座ったままだったが、意を決して一人で来ている男性客に自分から声をかけることに。
スーザンはアレハンドロの家が売りに出されていて、不動産屋に中を見せてもらうことに。噂話で妻と娘がいて夫が出て行ったと聞かされ、ちょうどそこにいた妻クローディアに家は買えないけれど、レア物で価値があるとおもちゃのブロックを高値で買い取る。クローディアが夫が戻ったらと話していると娘のマリサが暗い表情をしているのにスーザンが気付く。
金に困っているベンはレネがやって来ても仕事で手が離せないと軽くあしらってしまう。マイクからは給料の小切手が不渡りになっていると言われ現金で給料を支払う。建設用機械もリース代が払えなくて闇金から金を借りようとしていたら、マイクがやって来て人生終わりになると忠告してくれる。
スーザンの余計なおせっかいから、アレハンドロの件がバレそうになっていますね。
ガブリエルにしていたように、アレハンドロは義理の娘マリサにも手を出していたのをスーザンが見抜いて、マリサの恐怖を取り除いてあげられたのはよかったです。
ただ、小切手に住所などを書いていたから、クローディアがスーザンの元に乗り込んで来て、ひと波乱もふた波乱もありそうな予感です。
カルロス不在で大口の仕事をまとめようとするガブリエル、トム不在で家のことを全部こなそうとしているリネットと、意外な共通点もありました。
今の状況でお互いに必要な存在として支えあっていて、いい関係を築けていますね。
ゲスト
クローディア・サンチェス – ジャスティナ・マシャド
ブラッドリー – リック・ピータース
マリサ・サンチェス – ダニエラ・ボバディーヤ
コニー・トーマス – エディ・マックラーグ
アレクサンドラ – ジャクリーン・マッケンジー
マリリン – ジェーン・エントウィッスル
ジェイコブス – ウルフ・ミューザー
リチャード – エムリス・クーパー
高利貸し – サル・ランディ
DATA
原題:Who Can Say What’s True?
放送日:2012/1/15
監督:ラリー・ショウ
脚本:ブライアン・タネン
第12話 自分を探して
あらすじ・感想
ブリーは毎晩バーへと行き、男性を家に連れ込んでベッドを共にするように。毎朝4時にはマクラスキーさんが散歩するので、その前に男性を追い出すルールを設けていた。ある朝、男性が目覚ましを止めてしまって寝坊し、朝からマクラスキーさんがやって来てお菓子バザーについて愚痴を言いに来て、お酒を飲み男性を連れ込んでいる現場を目撃されてしまう。
ガブリエルはもうすぐカルロスがリハビリから戻るので、いやな思い出は忘れようと大晦日の夜に事件のあった部屋のリフォームをレネとリネットにお願いする。
ベンはレネが大金持ちだと知り、お金目当てに2人の仲を進展させようとする。ある夜、ベンはレネに婚約指輪を渡してプロポーズし、涙を流しながら喜ぶレネを見ていると良心の呵責に耐え切れず、プロポーズはなしでお金目当てだったと正直に告白し、2人の関係は終わってしまう。
小切手の住所をたどってクローディアがスーザンの家に怒鳴り込んで来る。夫を寝取った女だと勘違いされ町中にビラを貼られ、ガブリエルにビラを見つかりスーザンはオクラホマに行ったことを素直に話す。彼女の娘がガブリエルと同じ目にあっていたと知ったガブリエルはクローディアと話がしたいとスーザンに呼び出すよう頼む。
リネットはレネに付き合って彼女の行きつけの美容室へ。そこで素敵な美容師フランクと出会い一緒に食事に行くが、仕切り屋の性質が出てしまってフランクの人生の5ヶ年計画をナプキンに書いて説明し、デートは大失敗する。レネはフランクにヘアセットを頼むが、リネットの件で頭に来ていたフランクにアフロヘアにされてしまう。
ブリーはどんどん悪い方向に向かっていて、お酒だけでなく男性の問題を抱えてしまいました。
友人達とも距離を置いていますし、ブリーの助けの手を差し伸べてくれそうなのはレネくらいでしょうか。
そのレネもベンとの関係が終わってしまって自分のことで精一杯ですから、ブリーのことまで気が回らないかもしれません。
おまけに、リネットの影響でアフロっぽい頭にされてしまったから、当分は傷ついた心とボンバーになった頭を何とかするのが先決ですね。
スーザンのやらかしたおせっかいでクローディアとマリサがやって来て大トラブルになるかと思ったら、すんなりきれいに終わってくれました。
ガブリエルもマリサが自分と同じ目にあっていたと知り、まだ若い彼女を救うためにクローディアに直接話そうとしたのは勇気ある行動でした。
ゲスト
クローディア・サンチェス – ジャスティナ・マシャド
フランク – パトリック・ファビアン
マリサ・サンチェス – ダニエラ・ボバディーヤ
グレッグ – キャメロン・マシソン
ドン – ジェフ・コーベット
ドニー – サル・ランディ
オードリー – ヴァレリー・ディルマン
DATA
原題:What’s the Good of Being Good
放送日:2012/1/22
監督:ロン・アンダーウッド
脚本:ジェイソン・ ガンゼル
第13話 懐かしい顔
あらすじ・感想
6ヶ月ぶりにジュリーが帰ってくると嬉しそうに準備しているスーザン。しかし、ジュリーは妊娠6ヶ月で相手とは終わったとのことで、子供が生まれたら養子に出すと言う。スーザンは説得しようとするが、考えた末の結論で応援して欲しいと頼まれる。養子縁組候補の夫婦と食事をすることになり、ジュリーが席を外したすきにスーザンはジュリーが精神的に不安定だと吹き込む。
ブリーは人目もはばからず堂々と男性とキスするようになり、その夜もいつものバーで男性に声をかけると、二日前に一緒に夜を過ごした男性だった。そんなブリーの様子を遠巻きにして噂していたリネット達だが、ブリーともう一度友達に戻りたいと伝えに行くが、こっぴどく批判され拒否されてしまう。
ホワニータはお目当ての男の子ライアンからバレンタインカードをもらえず落ち込んでいて、見かねたガブリエルはライアンからの偽カードを作る。ライアンに電話しようとするホワニータに、男女の仲は遠くから見ている方がロマンチックだと言い聞かせる。学校でホワニータがライアンをジロジロ見ていると気持ち悪いとライアンに言われ、カードの事を持ち出してキスしてしまう。
リネットは二度目のチャンスにかけてフランクとデートし、デザートをうちでと誘う。勘違いしたフランクとその日は気まずい雰囲気で別れるが、次は自分からデザートに誘うことに。しかし、フランクとの最中に思わず泣き出してしまって、落ち込んだリネットは翌日、レネに電話して泣きながら結婚が本当に破綻したのを思い知らされたと語る。
ようやくみんながブリーに救いの手を差し伸べようとしていますが、みんなにされた仕打ちで追い詰められたブリーからすれば、簡単に許すことはできないですね。
そんなみんなとの対決があったから心の中は複雑で、バーで声をかけてきた男を無視して一人で物思いにふけりたかったのでしょう。
でも相手が悪くてブリーが危険な目にあいそうな時に颯爽と登場したオーソンがカッコよかったです。
オーソンが力になってくれて、ブリーも少しずつ立ち直っていくのではないでしょうか。
久々に登場のジュリーが妊娠とは、時が経つのはとても早いですね。
ドラマが始まった頃はあどけない少女で、いつもスーザンの心配をして尻拭いしていたのを思い出しました。
ジュリーの決心もわからないではないですが、スーザンは子供を手放したら絶対後悔するとわかっていて、おせっかいでも何とかしたかったのでしょう。
ジュリーのお腹の中の父親も気になりますし、これであきらめるスーザンでもなさそうですね。
ゲスト
フランク – パトリック・ファビアン
ディラン – マーク・トッティ
デビー – ステファニー・アーブ
ビル – クリストファー・グッドマン
ライアン・ヴァーヨ – グラント・ヴェナブル
ジェリー – ゲイリー・ハドソン
DATA
原題:Is This What You Call Love?
放送日:2012/2/12
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:デビッド・シャルドワイラー、バレリー・A・ブローツキー
第14話 恋の邪魔者
あらすじ・感想
ブリーはオーソンにアレハンドロのことなどすべて打ち明けるが、彼はブリーを非難するどころか周りが冷たすぎると温かい言葉をかけてくれた。オーソンが戻ったことを聞いたリネット達はブリーを訪ねてやって来るが、オーソンはまだブリーは会える状態ではないと断り、ブリーにはみんなが辛辣なことを言っていたと嘘を吹き込む。
ジュリーがお腹の子の父親と会おうと電話で話しているのを聞いたスーザンは、待ち合わせ場所のカフェにこっそりと行く。そこに現れたのはリネットの息子ポーターだった。ジュリーはスーザンが後を付けていたことを怒り、ポーターは自分が子供を育てると言い出し、スーザンはポーターを応援することに。
共同親権のおかげでリネットは子供のいない一人の時間を満喫していた。そこへポーターとプレストンがアパートを追い出されたと戻って来てしまう。スーザンに呼ばれて家に行ってみると、ジュリーのお腹の子はポーターだと衝撃の事実を聞かされる。スーザンはポーターの考えを伝えるがリネットは反対で、ポーターには無理だし親になる覚悟ができている人に養子に出すべきだと訴える。
カレンの家から追い出されたロイを家に迎え入れたガブリエル。夜中に何度もトイレに行くロイに起こされてあまり眠れず、出て行って欲しいと伝える。ところが、ロイの軍隊式子育てでやんちゃな娘達がすっかりおとなしくなり、前言撤回でこのまましばらくいて欲しいと頼む。ロイと仲直りしようやって来たカレンにも、ロイはすごく怒っていると言ってを体よく追い帰す。
建設現場にやって来たマイクは何者かが忍び込み火をつけるところを目撃し、捕まえるとベンだった。高利貸しにお金を借りて首が回らなくなったベンは保険金欲しさに火をつけてしまった。事務所で急に胸が痛いとベンは苦しみ出し病院へ。マイクはレネにベンの状況を伝え、レネは病院に見舞いに行くと、君にふさわしい男に戻ったらもう一度プロポーズすると感動的なことを言われる。
ブリーに脅しのメッセージを送ったのはオーソンだったんですね。
ブリーを助けてまたお酒を断って健全な生活に戻れたのはオーソンのおかげですが、彼の執着心は怖いですし、ブリーにバレたらきっと許してもらえないでしょうね。
そして、ジュリーのお腹の父親がまさかのポーターだったとは驚きです。
シーズン1のジュリーは結構大きかったし、その頃の双子ちゃんは小学校に通う子供だったはずですから、ジュリーの方がちょっと年上なのかな?
リネットの反応も無理ないですが、スーザンがサポートしようとしていますし、当のポーターが子供を育てたいと言っていますから、リネットも親としてサポートしてあげてほしいところです。
ポーターはジュリーが妊娠していることも聞かされていなかったですし、リネットとスーザンの会話を盗み聞きして気づいたはずです。
そんな短期間で子供を育てようと決心して前向きになっているから、がんばってほしいですね。
ゲスト
デルトン医師 – ロバート・パイン
DATA
原題:Get Out of My Life
放送日:2012/2/19
監督:ジェームズ・ヘイマン
脚本:シンディ・アペル
第15話 不都合な真実
あらすじ・感想
ポーターはレストランのウエイターの仕事を見つけたものの、託児所がないため子供を見て欲しいとリネットに頼むが断られる。5
人の子育てをしてきていかに重労働だか解っているし、ペイジだけで精一杯だとのこと。トムは旅行中ずっとリネットが子供を見てくれたから、代わりに1週間子供達をあずかると連れて行ってしまう。
落ち込んだポーターを見かけたスーザンは託児所の件を聞き、自分が子供を見ると申し出て一緒に子供部屋を作ることに。ポーターは子供の頃に使っていたカゴのベッドを持ってきて、スーザンは女の子らしいピンク色の部屋に仕上げる。リネットが部屋を見に来ると壁には赤ちゃんの名前がソフィーになっていて、相談もなく勝手に仕切っているとスーザンと口げんかを始めてしまう。
オーソンとブリーはメイン州のオーソンの別荘に出かけることに。おそろいの帽子をかぶろうとブリーはオーソンの家まで帽子を取りに行こうと言い出し、嫌がるオーソンを説き伏せて空港へ行く途中に寄ることに。隙を見てオーソンは先に部屋に入り写真や手紙などを片付けるが、ブリーはごみ箱からアレハンドロの遺体を運んでいる写真を見つけてしまう。
もうすぐカルロスが戻って来るからガブリエルはカレンとロイを仲直りさせようとカレンの家へ。気分が悪くなったカレンが倒れて病院へ付き添い彼女のがんが再発したことを知る。ロイは最初の奥さんをがんで亡くしていて辛い思いをしているから、これ以上は迷惑をかけられないとだまっていてくれと頼まれる。
レネはベンの借金を全額返済しベンが回復するまで病院で付き添っている。ベンは何年かかっても金を返すと約束し、2人は寄りを戻して付き合うことに。心配してくれたマイクに病院から電話で全てを報告している最中、レネの家の電気が点く。マイクは様子をチェックしにレネの家に行くと、ヤミ金業者が部屋を荒らしていた。
ポーターもちゃっかりしていて、リネットに子供を押し付けようなんてちょっと甘かったですね。
ペイジを妊娠していた時にもリネットは子育てに自信がないと悩んでいましたから、これ以上赤ちゃんを育てるなんて、労力かかりすぎですね。
ポーターは子供にリネットと付けるとリネットの心を揺さぶりますが、リネットは感動しつつも、それとこれとは話が別としっかり割り切っていました。
その点、スーザンはポーターと赤ちゃん全てを受け入れてくれましたが、ちゃっかり自分の母の名を付けようとしていたのが笑えます。
そのせいで2人が仲違いしてしまいましたが、お互いの夫が相手を説得して仲直りさせるという素敵な展開でした。
一方、ブリーとオーソンの展開が早すぎで、もっと引っ張ってもよかったかなと思います。
あそこまでブリーが追い詰められたのもオーソンのせいですし、チャックのこともありますから到底ブリーはオーソンを許すことはできないでしょうね。
これで、ブリーが友人達から孤立していましたが、仲良しの4人にまた戻れそうですね。
DATA
原題:She Needs Me
放送日:2012/3/4
監督:ランディ・ジスク
脚本:ジェイソン・ガンゼル
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