第16話 援助打ち切りの法則
あらすじ・感想
ラージは家で父とビデオ通話で話していると、父はラージの結婚を諦めていると告げる。いい大人なのにいつまでも親の金で生活していては、女性にはモテないと言うのだ。
みんなの前でその件を話すが誰も賛同してくれず、今住んでいる部屋の家賃すらラージは把握していない。そこで、ラージは自立したいと言い出し、みんなもっと家賃の安い部屋へ引っ越せとアドバイスする。
ハワードの家にはスチュアートが住んでいて、レナード達の部屋はどうかという案も出るが、ラージは友達には迷惑かけたくないと言い、レナード達も内心ほっとする。
シェルドンはエイミーと食事に来ていてカウンターにバートの姿を見かけ、エイミーのすすめで挨拶しに行くことに。
バートは2人の関係について詳しく知っていてエイミーがシェルドンに聞くと、友達や大学の教授、大学カフェテリアのおばさんにまで話していて、エイミーは怒ってしまう。
シェルドンは同棲を始めて初のけんかに戸惑い自分なりに解決しようとプライバシーの図を描いて、何の話題をどこまで話すべきかを相談する。
ラージは確か博士号を持っていてそれなりにお金は稼いでいるはずですから、ぜいたくをしなければ自立はできるのではないでしょうか。
実家が金持ちで小さい頃からお金のある生活に慣れていて、つつましい節約生活をしたことがないだけですね。
ペニーに引っ越して来た当初の生活について聞いていて、お向かいさんのレナードにWiFiや食事代などを出してもらっていたのが懐かしいです。
シェルドンがプライベートなことまで余計な人にしゃべってしまって、エイミーの気持ちを傷つけてしまいました。
これでシェルドンも1つ学ぶことができましたし、エイミーはシェルドンが今回のことを真剣に考えてくれて、対処しようとしてくれたのはうれしかったみたいです。
いつの間にか車の免許をちゃっかり取っていたんですね。
前回の鉄道博物館の話題が出ていましたが、エイミーはあの妄想を実現できたのかが気になります。
今後、シェルドンが車を運転する貴重なシーンなども見られるかもしれないですね。
DATA
原題:The Allowance Evaporation
放送日:2017/2/16
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:エリック・カプラン、マリア・フェラーリ、ジェレミー・ハウ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、ジム・レイノルズ
第17話 コミコンに関するから騒ぎの法則
あらすじ・感想
ラージは自活するため経済状態をシェルドンに見てもらい、お金の管理を任せることに。金曜にコミコンのチケットが発売される予定で、みんな楽しみにしている。
いつもペニーはレナードに自分の好きな事に付き合ってもらっているので、今回はペニーがレナードに付き合ってコミコンに行くつもりである。
しかし、ペニーはオタクの集まりコミコンに行くのは嫌だが、レナードのためにだまっていて、レナードはコミコンにペニーを連れて行くのは今イチ乗り気ではない。
ハワードはバーナデットの了解をまだ取っていなくて、何でもするからコミコンに行かせてくれと頼むと、家事全般を代わりにやる羽目になってしまう。
お金がないラージはシェルドンからチケット代をもらえず、フィギュアをスチュアートの店に売っても25ドルにしかならず、店の前でコスプレしてバイトしている。
シェルドン以外はコミコンを諦めるなんてビックリしましたし、それぞれの今の状況が現れていて、みんな大人になったなと感じますね。
シェルドンだけは相変わらず少年の心を忘れず、エイミーをセクシーさで口説いて一緒に行かせようとしていましたが、きっとエイミーはOKしたことでしょう。
ペニーもレナードも相手のことを第一に考えて、嘘に嘘で返してややこしいことになっていましたが、エイミーとシェルドンが本音をバラしたおかげで丸く収まりました。
他人のことに首を突っ込むなと言っていたエイミーの方が先に口を挟み、シェルドンがそれに乗っかったのはいいコンビでしたね。
ハワードも家事をがんばっていましたが、子供が生まれたことで大人にならなきゃという自覚が芽生えたみたいでよかったです。
親のすねかじりだったラージもみんなの援助はいらないと優しく断り、自立への道を着々と歩んでいますね。
DATA
原題:The Comic-Con Conundrum
放送日:2017/2/23
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:エリック・カプラン、サラディン・K・パターソン、タラ・エルナンデス、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、マリア・フェラーリ
第18話 カップルと同居人の法則
あらすじ・感想
ラージはもっと家賃が安いアパートを探していて、ハワード達はガレージはどうかとすすめ、レナード達はシェルドンがいた部屋に来ればとすすめ、ラージはレナード達のところへ越すことに。
自分の部屋がなくなったシェルドンは怒りを抱えながら、ラージに引越し祝いを贈るが、余計な一言で傷つけてしまう。シェルドンはレナードの母ビバリーに相談すると、エイミーとの生活に不安を抱えていて、元いた部屋は非常口なのだとアドバイスされる。
また、レナードとペニーの結婚生活には溝があり、同居人がいることで緩衝材になっているとのこと。シェルドンはラージとレナード達に謝りに行き、ビバリーから言われたことをそのまま伝えてしまう。
シェルドンが帰った後レナードは母にビデオ通話してさらに念押しされ、自分とペニーとの関係は母が言っている通りなのかもと納得し始め、ペニーと言い合いに。
2人がけんかし始めていたたまれなくなったラージは夜中にハワード達の寝室に忍び込み、泊めてくれと頼む。
シェルドンは思い出の詰まった部屋を誰かに使われるのが我慢ならなかったのでしょう。
結局は譲歩してラージの状況なども考えて、きちんと謝りに行きましたし、あれだけエイミーからダメだと言われていた等身大のバッドマンも手に入れて、希望は通りましたね。
ビバリーは心理学者としていいところを突いていましたし、見た目以上にレナードとペニーはしっくり行っていないのかもしれません。
ハワード達も赤ちゃんが生まれたばかりなのにスチュアートを受け入れたり、困っているラージのためにガレージを使わせてあげようと、友達思いです。
スチュアートは完全に居候状態になっていますが、ラージは前向きで自立する道を探っているところが大きな違いですね。
きっとラージのことですから、身の丈に合ったアパートを見つけて、近い将来レナード達の部屋から卒業するのではないでしょうか。
ゲスト
ビバリー・ホフスタッター – クリスティーン・バランスキー
DATA
原題:The Escape Hatch Identification
放送日:2017/3/9
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、アンソニー・デル・ブロッコロ、スティーヴ・ホランド、ジム・レイノルズ、タラ・エルナンデス
第19話 共同作業の基本ルールの法則
あらすじ・感想
エイミーは無意識のうちに筋肉を動かす信号が出ていることを突き止めようと、研究を始めるとシェルドンに話す。シェルドンはエイミーの研究に興味を持ち、理論物理学にも当てはまると一緒に研究しようと持ちかける。
2人の関係がまずくならないようにシェルドンがルールを決めるが、シェルドンに有利なものばかりで、結局、エイミーがルールを決めることに。2人で楽しみながら数式をどんどん作って行くが、どれも使い物にならない。
ちょっとしたことでけんかになりエイミーが新しいアイデアを思いつくと、怒ることで特別なホルモンが出て脳が活性化しているのではと気づく。
ラージとペニーはいつも一緒にいて、レナードは蚊帳の外。一緒にヨガをやったりペニーの会社の社員のことで話が合ったり、ショッピングに行ってお揃いの服を買ったりしている。
すっかりいじけたレナードはハワード達の買い物に付き合いペニーとラージとのことを相談すると、バーナデットから気持ちを素直に話せをアドバイスされる。
エイミーはシェルドンとの共同作業で2人の関係が悪くなってしまうのを心配していましたが、けんかした方が仕事は上手くいくなんて、ちょっと皮肉ですね。
エイミーは2人の関係の方が大事だと主張しますが、シェルドンはもちろん科学が大事だと言い合いになっていましたが、本意ではなくエイミーにストレスをかけて新しいひらめきを期待していたから、そう言ったのかもしれません。
ラージは昔からよく女子会にも参加していましたし、女性の楽しみや考え方などを理解するのが得意です。
だから、ペニーとも気が合ってレナードそっちのけで2人で楽しんでしまい、決して悪気があったのではありませんね。
レナードも普段からペニーの話にしっかりと耳を傾けていたら、会社での人間関係も少しはわかったかもしれません。
レナードの不満を聞く時にペニーとラージがペアルックだったのと、レナードが思っていることを言う前に2人が洗い出してしまったのがユーモラスでした。
DATA
原題:The Collaboration Fluctuation
放送日:2017/3/30
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、タラ・エルナンデス、ジュゼッペ・グラツィアーノ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、デイブ・ゴッシュ
第20話 記憶ぶっ飛びの法則
あらすじ・感想
シェルドンはハワード達と空軍の仕事をしながらエイミーとの共同作業も進め、ラボを行き来して2つの仕事を同時にこなすと言い張っている。
数分の間に数式を解いたりエイミーとの問題点を解決したりして能力をフルに発揮し、みんなから2つを同時にやれるとはスゴいとほめられる。シェルドンは風邪を引いてしまって、レナード達のソファーで寝ていた。
目覚めると記憶がなく、大事な軍の機密を書いたノートを紛失し、みんなで探しても見つからない。ラージが携帯でどこに行ったかを追うとシェルドンはカウボーイバーに行ったらしく、最初は本人も否定していたが、ぼんやりとお酒を飲んで騒いだ記憶がよみがえる。
育休が終わり職場復帰が近いバーナデットはスチュアート相手に、仕事を再開したらハレーと一緒にいる時間がなくなると嘆いている。ハワードが帰宅しバーナデットは職場復帰のことでイライラしていて、ハワードは自分が何か悪い事をしたのではと、スチュアートに相談する。
シェルドンの飲み物とスープが入ったバックパックはとても便利そうですね。
スープの袋が破けてしまったみたいですが、もう1つの方は無事でお茶を飲みながら、エイミーの歌う「やわらか子猫ちゃん」を満足そうに聞いていたのがかわいらしかったです。
歌っているエイミーの方はシェルドンが次々にリクエストしてきて、さすがに嫌になっていました。
シェルドンがカウボーイバーへ行ったのも驚きですが、軍の機密をベラベラしゃべったり数式まで書いていて、あれだけお客さんがいたら、案内システムのことを理解できた人もいたかもしれませんね。
バーナデットの気持ちもわかります。
子供と一緒にいたいけど仕事のキャリアもムダにしたくなくて、板ばさみで悩んでいました。
ハワードが選択を間違えたらまた選び直せばいいという言葉がとても優しかったし、愛する妻を思っての心からの言葉でした。
ただ、おばさんの死を偽装していたのを打ち明けたら、きっとただではすまないでしょうね。
ゲスト
ダグ – ジョエル・マーレイ
DATA
原題:The Recollection Dissipation
放送日:2017/4/6
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:エリック・カプラン、タラ・エルナンデス、ジェレミー・ハウ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、マリア・フェラーリ
コメント