第11話 いじめっ子と罪滅ぼしの法則
あらすじ・感想
レナードは子供時代のいじめっ子ジミーから、フェイスブックを通して久しぶりに飲もうと誘われる。
シェルドンとハワード、ラージと一緒にレナードはジミーがいるバーに飲みに行ってジミーと会うが、向こうはレナードをいじめたことなど全く覚えておらず、ただふざけていただけだと言っている。
シェルドンの援護射撃もあり、レナードはいじめのリストをジミーに突きつけて帰って来る。その日の夜遅く、酔ったジミーがレナードの部屋にやって来て謝ってくれたので、レナードはジミーの酔いがさめるまで部屋で休ませることに。
翌朝、ジミーは夕べのことは何も覚えておらず、レナードの朝ごはんを横取りして昔みたいにいじめ始め、ジミーはレナードのことをナンシーと呼んでからかっていた。
ペニー達3人は彼女の部屋に集まっていて、ペニーが自覚もなしにいじめっ子だったことが発覚。昔いじめていた子の電話して謝るが許してもらえなかった。
何かいいことをして罪の意識を軽くしようということになり、いらない服を寄付することに。寄付する場所に洋服を入れようとすると、かわいいジーンズやセーターを見つけてつい持って帰って来てしまう。
レナードが学生時代のいじめっ子ジミーと対決することになりました。
シェルドンやハワード、ラージという味方がいるというのは強みで、同じような経験をした3人だからこそ、いじめっ子との対決に3人も来てくれたのでしょう。
シェルドンはいつものストレートな毒舌でレナードをかばっているのかどうか怪しかったですが、気持ち的にはレナードをジミーがバカにしてそれに反撃していたのでしょう。
ああ見えてシェルドンは友達思いですから、頼もしい援護射撃でした。
ペニー達は洋服を寄付しにやって来て、ファッションやおしゃれ好きの女性なら、かわいい服や靴が捨ててあれば目がくらんで欲しくなるのもわかりますね。
最後に寄付をしに来た意味にペニーが気づいたのは大きかったです。
ゲスト
ジミー・スペッカーマン – ランス・バーバー
DATA
原題:The Speckerman Recurrence
放送日:2011/12/8
監督:アンソニー・リッチ
脚本:チャック・ロリー、ビル・プラディ、スティーヴ・ホランド、スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、アンソニー・デル・ ブロッコロ
第12話 マジカルな仲直りの法則
あらすじ・感想
チーズケーキファクトリーにやって来たシェルドンとエイミー。シェルドンはツイッターのフォロワー数が100を超えたと喜んでいて、エイミーは自分の論文が学会で取り上げられたと報告してもシェルドンは一緒に喜んでくれない。
それよりも、フォロワー数が1増える方が大事なようで、ショックを受けたエイミーはトイレへ。シェルドンはエイミーのことをレナードに相談すると、手っ取り早いのはプレゼントを贈ることだとアドバイスされる。
ペニーとアクセサリーを選びに来ているが、いつもの調子でダイヤにまで文句を垂れて自分用の懐中時計を買ってしまう。
ハワードは甥っ子の誕生日パーティーでマジックショーをやることになり、バーナデットがアシスタント役を務める。子供が苦手だというバーナデットの言葉通り、マジックの種を見つけた子供につい強い態度をとってしまう。
ハワードのマジックは大失敗して、ピッチャーに入ったミルクでズボンがずぶぬれになってしまった。自分の子供ならまた違うだろうとハワードが言っているが、バーナデットは自分のお腹を痛めつけて生まれてくる子だからと懐疑的な態度だった。
シェルドンとエイミー、ハワードとバーナデットの両方のカップルがけんかしてしまって、どう仲直りするのかが楽しいエピソードでした。
シェルドンの思いやりのなさはいつも通りなんですが、それでも仲直りしようとするのはエイミーへの愛情からなんでしょう。
レナードやペニーのアドバイスをちゃんと取り入れて、自分なりに努力しようとしていて、シェルドンも成長しているなと思いました。
アクセサリーなんかに惑わされないとエイミーはまだ怒っていましたが、プレゼントのティアラを見た瞬間からの喜びっぷりったらなかったです。
シェルドンじゃないけど、効果てきめんすぎて驚いたし、エイミーも女の子だなって思いました。
ハワードとバーナデットの方はちょっと強引な解決法でしたが、ハワードが納得していたしとりあえず丸く収まって良かったです。
ゲスト
ジョナサン – ジョナサン・シュモック
アーロン – ジェイドン・サンド
ジェレミー – ドゥサン・ブラウン
DATA
原題:The Shiny Trinket Maneuve
放送日:2012/1/12
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、スティーヴ・ホランド、タラ・エルナンデス、ビル・プラディ、スティーヴン・モラロ、ジム・レイノルズ
第13話 2回目の初デートの法則
あらすじ・感想
レナードとシェルドンが帰宅するとペニーの部屋のドアが開いていて、レナードはペニーをデートに誘う。ペニーは洋服選びをエイミーとバーナデットに手伝ってもらって、レナードとのデートに少しナーバスになっていた。
二度目の初デートの滑り出しは好調だったが、レナードはペニーが「いつだって」と付けていると指摘して最悪のデートになってしまう。その夜遅くペニーからの連絡でレナードが廊下へ出ると、キスされて彼女の部屋へ。
2人の関係をゆっくり進めようということになり、ペニーの部屋にずっと置きっぱなしになっていたぜんそくの吸入器を渡される。部屋に戻ったレナードはシェルドンと鉢合わせしてしまう。
トイレに行こうとしたらシェルドンが使っていたので、近くのガソリンスタンドのトイレを借りたと言い訳し、ぜんそくの吸入器を見せる。
翌日、みんなでチーズケーキファクトリーへ食事に行くが、ペニーとレナードはお互いに口げんかを始めてしまう。
その夜もレナードはペニーから呼び出されてけんかしたままだったが、このままの関係ではいけないと話し合おうとした瞬間に、レナードはペニーをデートに誘う前に戻っていた。
いよいよレナードとペニーのカップルが復活しそうな兆しが見えてきました
ふとした瞬間にこの女性しかいないとレナードも感じたんでしょうか。
結局、デートは最悪だったみたいで、レナードは部屋で奇声を上げていて、鈍いシェルドンですらデートが上手くいかなかったのに気づきましたね。
気持ち的にはペニーはレナードを愛していて、細かいところでは上手くいかないと色々と複雑なんでしょう。
単純に気持ちに従ったらレナードと一緒にいたいと思えたからこそ、夜中に呼び出して部屋に誘ったんだと思います。
自分の部屋に戻ろうとしてシェルドンに見つかり、ぜんそくの吸入器をしてやったりと掲げたところまではよかったですが、結局シェルドンにかなわなくて、あの後、レナードはガソリンスタンドまでジャーキーを買いに行ったんじゃないでしょうか。
ただ、これが夢オチだったというのには意表を付かれたし、レナードはすごく細かいことまで想像してたんですね。
ゲスト
ホワイト牧師 – ジム・ターナー
DATA
原題:The Recombination Hypothesis
放送日:2012/1/19
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、ビル・プラディ、スティーヴン・モラロ
第14話 理想の彼女はSiriの法則
あらすじ・感想
ラージは新しいスマホを購入し、ハワードと一緒にシールをはがして大喜びしている。音声認識ソフトのSiriに夢中になり、おすすめのカフェの場所などを教えてもらっている。
ラージのSiriへの熱はどんどんヒートアップしていて、ショッピングモールで理想の彼女が手に入ったと感動している状態だ。ハワードとバーナデットがラージの家に行くと、Siriを本物の彼女のように扱っていて、2人とも引いている。
レナードはペニーと食事に行き、二度目はゆっくり進めようということになる。ソフトのバグを直すみたいにお互いにバグを報告し合って、改善していこうと話がまとまる。
シェルドンとエイミー、レナードとペニーでドクター・フーを見ていると、ペニーはこれはデートには入らないとレナードに言い、レナードは改善すると約束する。
ペニーのバグをリストにしたものを渡すが、ペニーは機嫌を損ねているようだった。後日、レナードはデートするためにペニーを迎えに行くが、ペニーはバグリストのことを気にしていてレナードに嫌味っぽいことを言ってしまう。
そして、レナードにもバグリストを渡し、キスの仕方や眉毛のことを書いてあった。
ショッピングモールでラージの理想の彼女は手に入らなかったみたいで早くいい人が見つかるといいですね。
せっかくゴージャス美人の実写版Siriが夢の中に現れたのに、女性と話せないラージはSiriと付き合うことができませんでした。
ただの夢でしたが、現実でも同じようなことが起きそうですね。
レナードとペニーはまた付き合い始めたようで、1回こっきりの妄想で終わらなくてほんとよかったです。
滑り出しはよかったんですが、リストにして欠点を指摘されると、やっぱり頭にきますよね。
ペニーが不機嫌そうだったのもうなずけるし、レナードもバグを指摘されて不機嫌にはならなかったもののやはりちょっぴりカチンときたんじゃないでしょうか。
ハプニングありきでしたが2回目のデートは上手くいったようで、レナードはペニーのパパに電話して彼女が好きだったことをやろうという思いやりが素敵でした。
「シェルドン・クーパーの旗で遊ぼう」は全部で50回超えの番組みたいだったけど、今後も続くのか疑問です。
ゲスト
シリ – ベッキー・オドノヒュー
DATA
原題:The Beta Test Initiation
放送日:2012/1/19
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、ビル・プラディ、デイブ・ゴッシュ、マリア・フェラーリ
第15話 友情とニックネームの法則
あらすじ・感想
レナードは真夜中にシェルドンに叩き起こされ、防災訓練を受けさせらて睡眠不足に。翌日、眠たいから帰るとレナードが言うと、ルームメイト協定に違反しているとシェルドンが文句を言い出し、レナードはルームメイト協定解消にサインして、友達からただの知り合いになってしまう。
みんなが集まっている中、シェルドンは気のない挨拶をレナードにして車で自分を送ってくれる人を募るが、誰もOKしない。コミックストアまで行ってスチュアートに送ってもらおうとするが、やはり拒否されてしまう。
アパートが一時的に停電になり、準備万端のシェルドンに対し、レナードはペニーの部屋に行ってイチャつくことに。シェルドンがやって来て再びルームメイト協定にサインさせようとするが失敗し、ペニーはレナードがいなくてシェルドンは寂しいのだとアドバイスする。
ハワードは宇宙に行く訓練が始まり、どんなニックネームがいいかラージと話し合っている。
ロケットマンがいいということになりラージがさり気なく仲間達にそう呼んでもらえるように、ハワードの着メロをロケットマンにしてタイミングよく携帯に電話する手はずを整える。
またもやシェルドンとレナードの友情にヒビが入りかけ、ルームメイト協定解消になってしまいます。
レナードの反応が普通で、自分勝手なシェルドンにいつも付き合わされていたら頭に来るし、今まで送り迎えからはた迷惑な行為まで耐えてきたんだから、レナードが怒るのも無理ないです。
車で送ってくれる人を探して、シェルドンがスチュアートのところまで行ったのは傑作でした。
ハワードの宇宙行きも着々と進行中で、ニックネームは自分で決めるんじゃなくクルー達に自然と決めて欲しいとそれとなく「ロケットマン」に決めさせようと誘導するんですが、見事に大失敗でしたね。
ハワードママのタイミングが絶妙すぎて、スカイプ会議で「コーンフレーク」って呼ばれた時には笑えました。
DATA
原題:The Friendship Contraction
放送日:2012/2/2
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、エリック・カプラン、ジム・レイノルズ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド
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