第11話 クリスマスの奇跡の法則
あらすじ・感想
ラージの両親は離婚でもめていて、クリスマスにラージの父だけやって来ることに。いつもクリスマスはラージが食事を作っていたが、今年はエイミーがヴィクトリア風のクリスマスディナーを用意する。
ハワードとレナードは無菌室で実験していて、帰ろうとしたところに鳩が入って来てしまい、鳩を捕まえるためラージを応援に呼ぶ。ハワードはジャーキーで鳩を捕まえようとするが、レナードは無理だと不平を漏らしていると、鳩はハワードが手に持ったジャーキーを上手い具合に取って行ってしまう。
色々と策を練り消火器を鳩に吹きつけ毛布で捕まえるはずだったが、消火器を使った途端に鳩は上から落ちてきて死んでしまう。
シェルドンはバーナデットとクリスマスに行く途中で、クリスマス嫌いのシェルドンはエイミーに復讐しようとしている。エイミーはシェルドンがプレゼント嫌いなのを知っていてお返しは用意していないだろうから、自分が心のこもったプレゼントをしてみんなの前で恥をかかせようと目論んでいる。
ラージの父とペニー、エイミーはみんなが来るまで毛糸玉などのゲームをしているが、全く盛り上がらず退屈していた。
無菌室で鳩を人工呼吸でやっと生き返らせて放してあげようとする流れは、ちょっとクリスマスっぽかったですね。
代わりに鳩よりも強力で凶暴な敵カラスが入って来てしまって、さすがの3人もお手上げ状態になったのが面白かったです。
ペニーが何気なく証拠隠滅して放置して帰れとアドバイスして、まずいだろうと思いつつ3人ともアドバイスに従って、帰りの車の中ではすっかりクリスマスムードでした。
シェルドンとエイミーのプレゼント交換はロマンチックでした。
シェルドンは自分流の復讐をしたかったのでしょうが、相手がほしがっていて心がこもったものをもらえたら、恥をかくより喜んだり感動したりするはずです。
例え相手がプレゼントを用意していなくても、後日お返しをすればいいだけですね。
エイミーはこっそりシェルドンが喜んでくれるプレゼントを用意していて、お互いに思い合っているのを証明できました。
ゲスト
サンタ – デイキン・マシューズ
DATA
原題:The Clean Room Infiltration
放送日:2014/12/11
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:マリア・フェラーリ、タラ・エルナンデス、ジェレミー・ハウ、エリック・カプラン、ジム・レイノルズ、スティーヴ・ホランド
第12話 宇宙探査機の消息の法則
あらすじ・感想
レナードとシェルドンが8時間もかかるボードゲームを始めようとしていて、ペニーとエイミーは文句を言う。女性陣がしたいことをしようということになり、ペニーとエイミーがやりたいことが一致せず、シェルドンがショッピングに行って服を選ぶのはどうかと提案する。
居心地の悪い女性のショップでレナードとシェルドンはお互いに妥協していることを取り上げ、言い合いになってしまう。ペニーはエイミーがいつも自分に合わせていると知り、今日はエイミーのやりたいことに合わせると提案して、ショッピングの後、カゴを編みに行くことに。
ラージは9年前に飛ばした宇宙探査機が軌道に乗りデータを送ってくることになっているが、探査機が無事かどうか気になって仕方ない。
気分転換にハワードが外に連れ出すと、ラージはヒンズー教の寺院に行きたいらしく、今まで宗教のことなど持ち出したことがないラージに驚く。
今までのシェルドンなら、自分が不快になることや不利になる提案はしませんでしたが、エイミーのためにショッピングの提案をするなんて、随分成長しましたね。
お店でレナードと言い合いになってしまいましたが、お互いに妥協点が見つかり、レナードとペニーの結婚へ少し近づいた感じです。
レナードがペニーと住むと言った時のエイミーの反応がおかしかったです。
シェルドンが放浪の旅に出たのがかなり堪えていたみたいで、またシェルドンが出て行ってしまうのではないかと心配なのでしょう。
週1日の同棲からスタートしましたが、やっぱりシェルドンはレナードと離れたくなくて、ペニーの部屋のソファーで寝ていたのがかわいらしかったです。
DATA
原題:The Space Probe Disintegration
放送日:2015/1/8
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:ビル・プラディ、エリック・カプラン、ジム・レイノルズ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、マリア・フェラーリ
第13話 最適なストレスレベルの法則
あらすじ・感想
シェルドンは暗黒物質の陽子崩壊に研究テーマを変更して数ヶ月経つが、何の成果も得られていない。脳が快適な状態よりもストレスを与えた状態の方が活発に働くらしく、シェルドンはエイミーのラボに行って脳派を測定してストレスレベルを上げることに。
不快な音を聞いたりみんなに自分の意見に反論してもらうなどストレスを感じながら、やっと研究が少しずつ動き始める。エイミーの家で食事デートをすることになるが、シェルドンは脳波測定用の帽子を脱ごうとはせず、ノートを開いてアイデアを書き留めている。
帽子を脱いでノートを閉じてとエイミーは最後の忠告をするがシェルドンは従わず、とうとう家を追い出されてしまう。
ハワードがラージに関する問題を出して、「エミリーかシナモンか?」を当てるというゲームを始める。最初は正解を当てるのが簡単だったがだんだんと難しくなり、ラージも愛する人やペットがクイズにされてからかわれるのに怒ってしまう。
シェルドンが研究テーマを変えてから結構時間が経っているのに、研究が全く進んでいないのには驚きました。
天才シェルドンなら好奇心を持って、あらゆる角度からアイデアがひらめくと思っていました。
ストレスをかける実験は周りが何かと迷惑していましたね。
変な音楽や音でレナードは眠れないですし、せっかくのデートなのにエイミーも恋人気分を全然味わえなくてかわいそうです。
当のシェルドンはどんどん壊れていって言動もおかしかったですし、バスの乗客の顔がアルマジロに見えていたのも面白かったです。
未だに柔らか子猫ちゃんには弱いらしく、ペニーとレナードが歌ったらすぐに眠ってしまって、本当に少年のようです。
ラージはエミリーとシナモンの両方が愛おしいのでしょうが、ハワードが詳細に知っていたのにはちょっと引きます。
エミリーにもシナモンにもブラッシングして髪がツヤツヤだとか、ロマンチックな愛の言葉をかけたとか、そんなことまでラージはハワードに話していたんですね。
DATA
原題:The Anxiety Optimization
放送日:2015/1/29
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:エリック・カプラン、マリア・フェラーリ、アダム・フェイバーマン、ジム・レイノルズ、スティーヴ・ホランド、タラ・エルナンデス
第14話 ネット荒らしの法則
あらすじ・感想
レナードはペニーの部屋で一緒に食事していて、ペニー超流動ヘリウムついてに話を振られ、仕事について話し始める。ふとアイデアを思いつき、食事がすまないうちに部屋に戻ってシェルドンにアイデアを説明する。
夜遅くレナードがリビングにやって来ると、シェルドンはレナードのアイデアを計算して分析し、論文としてまとめていた。2人の名前で論文をネットに発表し、賞賛のコメントがたくさん来る中、批判するコメントもある。
シェルドンは批判コメントにさらに反応して怒りのコメントを付け実際に会って話をしようと書き込むと、向こうからビデオ通話かかかってきてパソコンを閉じてしまう。
ペニー、バーナデット、エイミーが集まって、ペニーの映画を見て大笑いし、バーナデットが昔出たミスコンの映像を見たりしていた。
エイミーが「大草原の小さな家」のパロディ小説をネットにあげていて、ペニーもバーナデットも恥ずかしい思いをしたからと、エイミーの小説をみんなで読むことに。
レナードもやる時はやるもので素晴らしいアイデアを思いつき、頭脳明晰なシェルドンがそれを論文としてまとめて発表しました。
さすがは親友同士で息もぴったりで、ネットに論文を公開する時に一緒にマウスをクリックするなんて、可笑しいのですが熱い友情を感じます。
シェルドンも認めるホーキング博士に反論されただけでも、レナードやシェルドンにとってはうれしいことでしょうし、実は興味深いとほめてくれたのは最高の賛辞ですね。
エイミーの小説はちょっとSFチックなラブロマンスで、舞台を19世紀にした自分とシェルドンのストーリーという感じでした。
ペニー達女性には大ウケでロマンチックだったのでしょうが、レナードはついシェルドンとエイミーを想像してしまって、不快になってしまったのでしょう。
ゲスト
スティーヴン・ホーキング
DATA
原題:The Troll Manifestation
放送日:2015/2/5
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、タラ・エルナンデス、ジム・レイノルズ、ティーヴ・ホランド、マリア・フェラーリ
第15話 コミックストア再オープンの法則
あらすじ・感想
エイミーはクリプキにひも理論の研究のアドバイスをして、お礼にワインをプレゼントしてもらうと、自分のライバルに知恵を貸したとシェルドンが怒っている。
シェルドンはペニーと洗濯室で会って不平をもらし始め、ペニーの部屋に行った頃には、シェルドンはエイミーがペニーにチンパンジーの脳と人間の脳を比べるため、パズルを解かせていたことを暴露する。
スチュアートのコミックストアが再オープンとなり、ハワードとバーナデット、ラージ、レナードがお祝いに来ている。ハワードは母の家にあったソファーがあるのを見つけてイライラし始め、スチュアートはデビーからもらったと言い合いになってしまう。
気まずい雰囲気の中、レナードとラージはコミックストアのお祝いの食事を取りに行くと、店にネイサン・フィリオンがいた。よく似ているだけだと最初は言っていたが、本物のネイサンだと本人が認め、一緒に写真を撮ってもらう。
シェルドンやエイミー、ペニーもコミックストアにやって来て、それぞれの問題でゴタゴタしている中、ハワードに旅行中の母が亡くなったという知らせが入る。
このドラマでも時々話題になっていた「ファイヤーフライ 宇宙大戦争」のネイサン・フィリオンがゲストで登場しました。
残念ながらファイヤーフライは見たことがないのですが、デスパレートな妻たちやキャッスルで、優しくてカッコいいネイサンというイメージがあります。
ちょっとしたシーンだったのに圧倒的な存在感ですし、もう少しストーリーに絡んできてほしかったです。
まさかのハワード母デビーの死の知らせがあり、前半のいつもの展開から、終盤はしんみりしたムードになっていました。
シェルドンがまた余計なことを言って場の空気を凍り付かせるのかと思ったら、感動的なセリフでしたね。
自分の父が死んだ時と違ってハワードには友達がいると、ハワードは1人じゃないし自分もいると励ましているかのようでした。
一度も姿を現したことがないデビーでしたが、威勢のいい元気な声だけでも、人柄がわかるような存在でしたね。
ゲスト
ネイサン・フィリオン
DATA
原題:The Comic Book Store Regeneration
放送日:2015/2/19
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:ジム・レイノルズ、マリア・フェラーリ、ジェレミー・ハウ、スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、スティーヴ・ホランド
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