デスパレートな妻たち シーズン1 第11話~第15話 あらすじ・感想

第11話 本当の気持

あらすじ・感想

マーサ・フーバーの姉フェリシアがウィステリア通りにやって来たのをきっかけにイーディを中心に住民達は一丸となってマーサの行方を探す。

子供達の希望で退院したレックスを家で看病することになったブリーは、前に進もうと薬局のジョージをデートに誘う。ジョージとのデートの帰りに家の前で車の中で話しているところをアンドリューに見つかり、ブリーはレックスが不倫していたと口走ってしまう。

彼女に浮気されて出て行かれたことで落ち込んでいる元夫のカールがやって来た。同情したスーザンはジュリーのバースデー・パーティにカールを誘うのだが、思わぬハプニングが。

夜中にコーヒーメーカーをセットしにキッチンへやって来たトムは、着ていた服を全部脱いで洗濯機に入れて裸で部屋へ戻ろうとしていたクレアと鉢合わせしてしまう。翌朝、クレアから”恥ずかしい思いをした”と聞かされたリネットは、トムが昨夜自分を求めてきた理由がクレアの裸を見たせいだと察する。

資産が凍結されてお金に困ったガブリエルは、否応なしに働かざるを得なくなる。ニューヨークでモデルをやっていた経験を生かして地元のモデル・エージェントへ仕事探しに行くが、報酬の安いショッピングモールのスポーツカー紹介モデルをやることに。

警察の捜査状況が気になるポールはマーサの遺体が発見されるのも時間の問題だと考えて、ある人物に罪を着せる行動に出る。


フーバーさんの失踪が本格的になり、一番に動いたのがイーディでした。
男漁りばかりしていたイーディに女友達がいなかったというのは納得だし、あのフーバーさんならイーディと対等に渡り合えたのもわかります。

そんな奇妙な友情が芽生えて、イーディとしては友達を心配して何とか探したいと思ったのでしょう。
フーバーさんの姉フェリシアもまたアクの強いタイプで、ひと騒動起こしそうです。

レックスと決別したかったのに、子供達が口うるさく言うから、ブリーは家でレックスの面倒を診ることになってしまいました。
別れたがっていたのはレックスの方なのに、今度はブリーへの愛に目覚めてしまったようですね。

ブリーの方は愛情がないと示すために薬局のジョージとデートして、明らかにレックスへのあてつけです。
ダシにされたジョージがちょっとかわいそうだし、あんなに反抗していたアンドリューがブリーの味方になってくれて、肩を組んで歩く後姿にホロリときました。

ゲスト

コープランド刑事 – コナー・オファレル
ミッキー・ギブ – フィル・リーヴス
サラ – タラ・カーシアン

DATA

原題:Move On
放送日:2005/1/9
監督:ジョン・デヴィッド・コールズ
脚本:デビッド・シュルナー

第12話 告白の行方

あらすじ・感想

マーサ・フーバーの死体が発見されたというニュースがウィステリア通りに駆け巡る。

スーザンはマーサの姉フェリシアから生前マーサは日記をつけていた事を聞き、イーディの家の火事の件がバレる前にイーディに告白することに。

ジョージとデートを重ねるブリーは彼の祖父の遺品だというクラシックな銃をプレゼントされる。ブリーに魅かれているジョージは彼女にキスしようとするが、痛い目にあってしまう。

リネットはストレス解消に坊主のパーカーを連れてヨガクラスにやって来るが、受付の女性の勘違いで満杯の託児所で子供達を預かってもらえることに。

カルロスが保釈されて自宅に戻ってきたが、足には逃亡防止用の探知機が付けられて自宅から一歩も出られない。ソリス家はお金のない状態で、ガブリエルがモデルの仕事をして引き続き生活費を稼がなくてはならなかった。

マイクの雇い主ノア・テイラーはマイクへの依頼を打ち切ろうと行動を起こすが、マイクは固い決意でノアを説得し、仕事は続行される。マイクの仕事とは、10年以上前に行方不明になったマイクの元妻でノアの娘ディアドラを探すことだった。


とうとうフーバーさんの遺体が発見されて、本格的に捜査が始まりそうです。
噂が広がるのが本当に早くて、刑事さんがフェリシアの家から帰ろうとする時には人だかりができていました。
その時のフェリシアの様子が何とも奇妙で怖くて、冒頭のマーサの遺体よりも震え上がりそうになりました。

フーバーさんが日記をつけていたと聞いて、スーザンはまたジュリーに頼っていました。
ザックの件で親としてしっかりしたかと思いきや、やはりスーザンはスーザンです。
長時間イーディと一緒だったからさっさと真実を告白すればよかったのに、最後の最後まで言えなくて余計にイーディを怒らせてしまいましたね。

イーディの最初の感が当たっていて、スーザンは下心があったわけです。
表向きはソリが合わないスーザンとイーディですが、時間が経てばいい友達になれそうな感じです。

ゲスト

コープランド刑事 – コナー・オファレル
ローレン – エリン・マシューズ
キャリー – バリ・ホックウォルド

DATA

原題:Every Day a Little Death
放送日:2005/1/16
監督:デヴィッド・グロスマン
脚本:クリス・ブラック

第13話 大人の分別

あらすじ・感想

トムの父ロドニーがスカーボ家へやって来た。子供の野球グローブを忘れて家に取りに戻ったリネットは、ロドニーが女性を連れ込んで浮気している現場を見てしまう。

ジュリーとザックの関係が気になるスーザンは二人が電話で話しているのを盗み聞きしてしまい、ザックがデイナを殺した事を知ってしまう。

弁護士立会いの下で財産分与について話し合っているレックスとブリー。レックスはもう一度やり直そうと提案するが、ブリーはレックスの浮気を許すことが出来ず復讐すると言い放つ。

ジョンの両親がガブリエルを訪ねて来て、息子が家に戻って来て大学へ進学するよう説得してほしいと頼まれる。困惑しながらも依頼を受けたカブリエルはジョンの所へ行ってみると、彼はガブリエルのことを諦めておらず、二人の将来の事を考えて、ガーデニング事業を極めるつもりでいたのだ。


リネットの家族のゴタゴタが一番ありそうだし、きっと丸く収まるんだろうなと夫婦の絆みたいなものが感じられるので、安心して見ていられます。
トムのパパロドニー初登場でしたが、名優ライアン・オニールだったのにビックリです。
年月は流れていますから年取って当然ですが、ダンディでカッコいい姿を想像していただけにちょっとガッカリしてしまいました。

あんな形で嫁と孫に浮気がバレてしまって、ロドニーはさぞやバツが悪かったでしょう。
通りに放り出されて親子でポツンと座っている姿を見てると、似たもの親子という感じだったし、トムが浮気なんてバカなマネしないでほしいなと思います。

少しずつデーナの謎が明かされて、ザックは妹で自分で殺したと思い込んでいますが、どうやらそうではないようです。
ポールが生きていると言っていましたから、そのうちひょこり登場してきそうですね。

ゲスト

ボブ・ローランド – マーク・ハレリック
ヘレン・ローランド – キャスリン・ハロルド
ロイス・マクダニエル – カレン・オースティン
ロドニー・スカーボ – ライアン・オニール
ジャスティン – ライアン・カーンズ

DATA

原題:Your Fault
放送日:2005/1/23
監督:アーリーン・サンフォード
脚本:ケビン・エッテン

第14話 バレンタインの悪夢

あらすじ・感想

ディアドラの調査のために忍び込んだ家の住人に銃で撃たれてしまうマイク。2、3日は安静にしているように医者から言われるが、スーザンとのバレンタインディナーに出かけてしまい…。

リネットは子供達からバレンタイン・プレゼントをもらうが、近所のマクラスキーさんの家から盗んできた物だった。リネットは子供達にお仕置きすると見せかけて、マクラスキーさんに謝罪の手紙を書かせることに。

口座が凍結されたままのガブリエルは寝具販売店のモデルを引き受けたが、プライドが高く協調性に欠けるとクビになってしまう。

マイクが子供を欲しがってると知ったスーザンだが、もう子供を生んで育てるつもりはない。バレンタインディナーの席でその話を切り出すが、マイクは銃で撃たれた傷が開いてしまいその場に倒れこんでしまう。

レックスとやり直すことにしたブリーは夫の浮気を許して表面上は何もなかったように振舞おうとするが、やはりしこりを感じて、レックスに隠している秘密を離して欲しいと詰め寄る。


そういえば、ウィステリア通りで不法侵入が多発していて、住民達でパトロールしているエピソードがありました。
あれはマイクだとわかっていましたが、あの写真の女性の手がかりを探していたんですね。
今回は運悪く留守だと思って忍び込んた家の家主に撃たれてしまいましたが、あんな状態でスーザンとのデートに行くなんて無茶すぎます。

警官が病室にも来ていたし、ポールが置いて行って、スカーヴォ家の子供達が盗んだフーバーさんのアクセサリーもあるから、マイクの立場が悪くなる一方で心配です。

いい味出しているマクラスキーさんはデス妻ではおなじみのキャラクターですが、意外と登場が遅かったんですね。
しかも、リネットとは犬猿の仲だし、子供達の盗みのせいで大きなトラブルに発展してしまって、いかに仲直りしていくかが見物です。

ゲスト

チャールズ・スクーラス – ジョン・ポリト
ディアドラ・テイラー – ジョリー・ジェンキンス

DATA

原題:Love is in the Air
放送日:2005/2/13
監督:ジェフ・メルマン
脚本:トム・スペジアリー

第15話 偽りの自分

あらすじ・感想

ガレージから見つかったフーバーさんのブレスレットのせいで警察に拘留中のマイク。スーザンの家に警察がやって来てフーバーさんの殺害日時について聞かれ、マイクのアリバイを証言する。

ガブリエルはジョンのルームメイトジャスティンから仕事もプライベートもジョンの代わりを全てすると迫られ断ったが、ジョンとの関係をバラすと脅される。

重役候補が心臓発作で入院し、トムに白羽の矢が立った。仕事量や出張がこれまで以上に増えて、家族で過ごす時間も減り子供達の面倒をこれ以上一人では見きれないと頭を悩ますリネット。

洗濯かごからコンドームを発見したブリーはアンドリューのものだろうと、息子の反応をみることにした。しかし、アンドリューのものではなくダニエルのものだとわかり、彼女がバージンを捧げようとしてるジョンに会いに行く。


とうとうマイクの過去が明るみに出て、スーザン大ショックでした。
普段はあんなに優しいマイクなのに、裏の顔はかなりのワルで、どんなに今のマイクが素敵で優しくて穏やかでも、あんな過去があってはそりゃ信頼も揺らいでしまいます。

マイクもマイクでディアドラの件で怪しい動きをしているのと、フーバーさんの濡れ衣をきせられた件で警察からマークされてしまいました。
スーザンのアリバイ証言のおかげで逮捕はまぬがれたけど、まだひと騒動ありそうです。

ガブリエルは派手な見た目の割にはしっかりしていて驚きました。
家を売らないといけなくなっても、また買えばいいとカルロスをしっかりと支えていて、あのきゃしゃな体のどこにバイタリティーがあるのか不思議ですね。

ゲスト

コープランド刑事 – コナー・オファレル
ジェニー・ピーターソン – エリザベス・ストーム
ティム・ドゥーダン – デビッド・パウレッジ

DATA

原題:Impossible
放送日:2005/2/20
監督:ラリー・ショウ
脚本:マーク・チェリー、トム・スペジアリー

デスパレートな妻たち

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