奥さまは魔女 シーズン4 第1話~第4話 あらすじ・感想

第1話 サマンサ女王となる

あらすじ・感想

ダーリンとサマンサの家に魔女王国の女王ティチェバがやって来て、もう年なので引退したいとのこと。また、次の女王にサマンサを指名し、エンドラは名誉あることだと大喜びだったが、ダーリンとの約束があるサマンサは申し出を断ろうとする。

女王は聞く耳持たずで、サマンサの家を自分風に魔法でアレンジしてしまう。ダーリンが帰宅し女王に任命されたことを報告するがもちろん反対で、サマンサの説得で嫌々ながらも了承することに。

翌日、サマンサの戴冠式が行われ、女王の業務は深夜12時から行うと宣言し、昼間は普通の主婦として生活し始める。ダーリンがクライアントを連れて来ておもてなししている最中、昼間の12時から業務が行われると勘違いした動物達が押し寄せて来る。

窓からはカラスが飛び込んできてドアからは椅子やスタンドが歩いて入って来て、クライアントは目を回して契約はなしだと帰ってしまう。ダーリンはサマンサに今すぐ女王を辞めろと言うが、最低1年は続けないといけないとけんかになり、ダーリンは家を飛び出していつものバーへ。


サマンサはこれも運命だと言っていましたが、女王に選ばれるくらい魔力が強くて人柄も申し分ないからなんでしょうね。
エンドラもすごく喜んでいたし、サマンサ自信も栄誉あることだと女王をやってみたかったのでしょう。

迷惑をこうむったダーリンでしたが、バーでなじみ客からさみしい話を聞かされて、家族が一番大事だということに気づきました。
愛情があればどんな問題も乗り越えられるし、お互いに譲歩して、女王としてのサマンサを受け入れて行くのだと思います。

カラスやら歩く椅子やら、姿を変えられた人達がわんさかいましたが、無事に魔女や魔法使いの姿に戻れてよかったです。
カラスは相変わらずキンキンした高い声のままだから、元が誰だったかわかりやすかったですね。

ゲスト

ロアバッハ – J・エドワード・マッキンリー
ティチェバ – ルース・マクデヴィット

DATA

原題:Long Live the Queen
放送日:1967/9/7
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:エド・ジュリスト

第2話 タバサの怪能力

あらすじ・感想

サマンサはダーリンとランチに行くことになりタバサの子守りをママに頼むが、サマンサが出かけた後、エンドラに大きなパーティーへのお誘いが来る。タバサの部屋にあったおもちゃの兵隊に魔法をかけて実体化させ、タバサの子守りを頼んで出かけてしまう。

ランチの待ち合わせでサマンサはダーリンの会社に来ていると、顧客とラリーが現れ、顧客は今夜ダーリンの家でディナーを取ることになっているらしい。ラリーはダーリンをオフィスに呼び出し、自分とルイーズも呼んでくれと頼む。

サマンサが家に電話するとおもちゃの兵隊が家の電話に出るが、しゃべれないのでそのまま切ってしまう。サマンサとダーリンが帰宅すると、タバサがおもちゃに魔法をかけて実体化させてしまったため、子供部屋はパーティー状態に。

サマンサでは魔法を解くことができず、とりあえずおもちゃ達を別の部屋に閉じ込めて、ダーリンは子供部屋のおもちゃを隠してしまう。ラリー達には夕食は中止だと連絡するが、疑っているラリーはこっそりダーリンの家へ。

タバサがおもちゃ達を閉じ込めた部屋の鍵を開けてしまって、居間でどんちゃん騒ぎが始まっていた。窓の外から見ていたラリーは仮装パーティーだと勘違いし、おもちゃの兵隊を見つけて呼び出し、ただ首を縦に振る兵隊を会社の会計士だと勘違いしてしまう。


女王になったサマンサの娘ですから、タバサも小さいのにスゴい魔法が使えますね。
エンディングでタバサが海外におもちゃの電話で電話をかけているのを見て、サマンサはスゴいと喜んでいたように魔女の素質が備わっているようです。

エンドラがかけた魔法をマネしてすぐに習得してしまうなんて、ダーリンはガッカリでしょうが将来はスゴい魔女になりそうですね。
他のおもちゃは人間風でしたがサルだけが動物で、太鼓の上でのんびり寝そべるサルが妙にかわいかったです。

それにしても、ラリーは兵隊が会社の社員で、ダーリンが新しい会社を作ろうとしていると勘違いするとは、想像力が豊かすぎます。
どう決着を付けるのかと思ったらバーのお客やバーテンダーまで巻き込んで、ちょっと強引でしたが全ては酒のせいということで片が付きました。

ゲスト

おもちゃの兵隊 – ジム・ブルックス
チェイス – ウィリアム・ケンディス

DATA

原題:Toys in Babeland
放送日:1967/9/14
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:エド・ジュリスト

第3話 こりゃまイッタリヤ

あらすじ・感想

ダーリンはイタリア人の取引先との仕事をまとめるため、レコードでイタリア語を猛特訓中である。そんな様子をエンドラがこっそり見ていて、力を貸そうとイタリア人のごとくダーリンがイタリア語ペラペラになるよう魔法をかけてしまう。

最初のうちは単語などをイタリア語ですらすらとサマンサの前で話して大得意になっていたが、そのうちだんだんと英語がわからなくなってきてしまった。新聞は読めないしサマンサが言っていることもわからなくなり、本物のイタリア人みたいになってしまう。

ラリーが様子を見に来て、サマンサが通訳してイタリア語しかしゃべらないということで、何とかその場は切り抜ける。いよいよイタリア人顧客ロマニとダーリンは対面することになり、オフィスでイタリア語をしゃべって気に入られる。

しかし、ロマニは英語で話そうと言い出し、魔法が消えてないダーリンは窮地に陥ってしまう。やっとサマンサがママを見つけて魔法と解いてもらうがすぐにはダーリンは元に戻らず、片言の英語で不自然な会話をし始め、ロマニに不思議がられてしまう。


エンドラのとんだおせっかいで、ダーリンがまたもやピンチに。
「イタリア人のごとくしゃべれるように」なんてエンドラが魔法をかけていたから、本当にイタリア人みたいになってしまったんでしょうね。

サマンサも通訳したり英語をダーリンに教えようとしたりなど、エンドラの尻拭いが大変そうでしたね。
エンドラは良かれと思ってやったのか、いたずらしたかったのかは不明ですが、とにかく元に戻ってよかったです。

苦肉の策の言い訳もちゃんとロマニに伝わっていたし、アメリカで売り出すならアメリカ風にというのは当たっていますね。
珍しくエンドラとサマンサ、ダーリンの3人でイタリアに食事に行くなんて、初めてのことじゃないでしょうか。
ダーリンは魔法での移動が怖かったみたいですが、ゆっくりと食事を楽しめたようですね。

ゲスト

アルカリウス – レンツォ・シザーナ
ロマニ – フレディ・ロベルト

DATA

原題:Business, Italian Style
放送日:1967/9/21
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:マイケル・モリス

第4話 女王変じて悪妻

あらすじ・感想

サマンサ達が夜中に女王業務を行っていると、うるさくて眠れないとダーリンが起きてきてサマンサに文句を言ってしまう。翌日、ダーリンはお休みで一日中家にいることになり、サマンサは教会のバザーの手伝いへ。

エンドラはダーリンのせいでサマンサの女王業務が滞っていて、彼さえ追い出してしまえば万事解決すると、サマンサのいとこセリーナにサマンサの身代わりをさせることに。セリーナは魔法を使ってダーリンをこらしめ、お隣のグラディスさんにもいたずらをし始める。

困ったダーリンはラリーを呼んで相談し、ラリーがセリーナと話すことに。銀髪好きのセリーナはラリーに迫り、早々にラリーは退散してしまう。セリーナがやり過ぎて途中でエンドラが魔法で中断させるものの、昼間から女王としての仕事をやると言い切って国民のみんなを集めていた。

とうとうダーリンは頭に来て家を飛び出すが、すぐに帰宅するとアブナーが砂糖を返しにやってくる。アブナーからサマンサが教会にいると聞き、ダーリンはセリーナの悪巧みだと気づいてしまう。


久々のセリーナ登場で、古典的なドタバタ劇でしたがとても楽しかったです。
ダーリンのセリーナへの反撃が見られると思いましたが、本物のサマンサが帰って来て、余計にややこしくなってしまいました。

教会にいた時点でグラディスさんと話して、賢いサマンサならピンときてもよかったはずです。
早めに帰宅して、ダーリンと2人でセリーナに反撃するという筋書きもちょっと見たかったです。

パイ投げであのエンドラがパイまみれになったのは最高でしたね。
サマンサとセリーナは瓜二つですから、今後もセリーナがサマンサに化けて、騒動を起こすエピソードも増えてくるでしょう。

今回はイケイケ風のセリーナが出てきたおかげで、いつもは見られないサマンサのちょっぴり過激なファッションも楽しめました。
足がとても細くてミニスカートがとても似合っていましたね。

ゲスト

ファーディ – スタンリー・ベック

DATA

原題:Double, Double, Toil and Trouble
放送日:1967/9/28
監督:ウィリアム・アッシャー
脚本:エド・ジュリスト

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