BONES (ボーンズ) -骨は語る- シーズン6 第1話~第4話 あらすじ・感想

第1話 再会のとき

あらすじ・感想

チームのみんなが散り散りになって7ヵ月後、FBIの検視局ではカミールが苦境に立たされていた。2歳の子供の骨の身元を特定できず、マスコミからも責められ上からもクビにされかかっている。

そんなカミールを助けるため、ジュリアン検事は世界中に散らばっているブレナンやブース、ジャックやアンジェラに連絡して帰国させることに。全員が集まって再会して喜び合うが、ラボも今はなくなっていてFBIの検視室で仕事を始めなくてはならない。

ブレナンは助手が必要だと整備工場で働くウェンデルを説得しさっそく骨の鑑定を始めると、行方不明になっている2歳のローガンとは別人だと判明する。身体的な特徴からアジア系の少なくとも3歳以上で、残されていた虫からジャックは死亡時期は16週間前だと特定する。

ブースは離婚したローガンの両親から話を聞くが、どちらも不審な点は見つからない。

遺体の骨ののどの部分に小さな穴があり、爪楊枝のようなものを飲み込んで、親が助けようとして死亡した事故だとわかる。包まれていた布の繊維から北朝鮮の出身だとわかり、ブース達はある縫製工場へ。

そこのオーナーの親類で、北朝鮮から逃げて来たある女性に3歳の息子がいて、韓国に帰したと言っているらしい。


冒頭のインドネシアでゲリラに囲まれて、デイジーが下着姿になっていたのには笑いました。
確かにセクシーだったけど、あれでゲリラ達の気をそらすことができたのかどうか疑問です。
相変わらずブレナンはたくましくて、1人でゲリラ全員をやっつけてしまいました。
新しい髪型も似合っていて素敵です。

ブースもアフガニスタンで親子は離れていてはいけないと身をもって体験したことだし、みんないい経験ができて一回り成長して戻ってきてくれましたね。

カミールのピンチで、みんなを呼び戻したのは意外にもジュリアン検事でした。
いつもの迫力でピシっと的確で必要な情報だけ告げて、全員を集めてしまうとは流石です。

このメンバー達がいかに優秀かがわかります。
とんとん拍子に遺体の年齢が違うことや東洋系だということ、死亡時期がずれていたことなどを指摘して、ローガンくんじゃないと短時間で突き止めてしまいました。
どっちの事件も見事に解決して、新スタートを切るのにふさわしいエピソードでした。

ゲスト

トレバー・バートレット – ディラン・ブルーノ
キャリー・バートレット – メリッサ・マーサラ
マーロウ・ベッカー – ダニエル・ビスッティ
パトリック・パーク – リュン・ユー
カン・キュウ・ボク – ピーター・キム
カン・ミ・チャ – ジェシカ・シム
ローガン・バートレット – ジョーダン・フィデリオ、サミー・フィデリオ

DATA

原題:The Mastodon in the Room
放送日:2010/9/23
監督:イアン・トイントン
脚本:ハート・ハンソン

第2話 洞窟の二人

あらすじ・感想

道に迷った2人のキャンパーが洞窟の中で骨になった2体の遺体を発見する。パークレンジャーのゲイリーの案内でブレナンとブースは現地へ向かい、遺体の状況を確認すると2人とも撲殺されていて、女性を抱えるように男性が死亡している。

女性の方は失踪届けが出ていて、大手企業でマーケティングを担当しているヒラリー・フラー。男性の方がアンジェラの複願で、ジョージ・クルーニーに似た男で身元は未だ不明のまま。ジャックが被害者の鼻に残っていた花粉から死亡時期を特定し、13日前だとわかる。

レンジャーからの情報で、以前にも殺人事件があり、国営地に住み着いている精神を病んだウィストン・ヒンクルが事件の2日前に出所していることがわかる。ブースとスイーツが話を聞きに行くが、本人は殺人を犯したことを悔いていて、スイーツは薬の影響で白とも黒とも言えないとあいまいな返事である。

ラボの分析で男性の方は傷が前面に集中していて、女性の方は左側に集中していたため、死因の特定はまだできないでいる。ジャックが見つけた虫の卵から、被害者達は洞窟近くにある山小屋に寄った可能性があり、山小屋に掘られていたイニシャルから男性のイニシャルは「FV」だと判明する。


突然ハンナがやって来て、ブースといちゃいちゃしていてブースは本当に幸せそうでしたね。
ずっとブレナンとの関係に悩んでいたブースだからこそ新たな恋を見つけて、また愛の素晴らしさを実感できているのでしょう。
ハンナは美人なだけじゃなくて、ブレナンとも気が合うみたいだし、あのジャックが同調してしまうほどしっかりした信念の持ち主です。

ハンナにポーっとするジャックをアンジェラは嫉妬せずに見守っていて、懐の深さを感じます。
以前にも美女を見て反応するジャックを許していたし、自由さを大事にするアンジェラらしいなと思います。

実験パートは以前にもありましたが、被害者を実験に使うのは今回初でした。
植物をかがせてアレルギーが出るかどうか確かめて犯人ではないのがわかったのはいいけれど、クラークまでアレルギー持ちでラボはくしゃみだらけで大混乱になってしまいました。

ブレナンはブースの幸せを喜んでいますが、ハンナの登場でちょっぴりイライラしているみたいです。
クラークに辛く当たったりしてカミールから指摘されて鼻で笑い飛ばしていましたが、本人が気づいていないところでやっぱり2人の関係が壊れてしまうんじゃないかと不安を感じているのかもしれません。

ゲスト

ゲイリー・ネスビット – スコット・マイケル・キャンベル
ループ・ロハス – ジャスティナ・マシャド
ジェリー・ドローティ – ボビー・ホセア
ウインストン・ヒンクル – デヴィッド・ムニエ
ロレイン・アレン – カリーナ・ローグ
マイケル – ジャック・インペリッツェーリ
トレイシー – クリスティーナ・ヘイズ
ハンク – デイヴ・バゾッタ
ヒラリー・フラー – Mae Segeti

DATA

原題:The Couple in the Cave
放送日:2010/9/30
監督:ミラン・チェイロフ
脚本:スティーブン・ネイサン

第3話 ジャージーショア殺人事件

あらすじ・感想

ビーチの砂に埋まった遺体が発見され、急速に腐敗が進んでいる。財布に身分証があり身元がすぐに判明して、筋肉質で体脂肪が4%しかなかった被害者リチャード・ジェナロは、ジャージーショアというビーチハウスで友人らと楽しく暮らしていたらしい。

頭蓋骨に陥没した跡があり、何かで殴られたのが死因と見ている。ブースは母親を呼んでリッチーの死を知らせると、高校時代の悪友フランキーのことを話してくれて、昔、ステロイドをやっていたとのこと。

フランキーはシロで大量のメールからスイーツが容疑者らしき女性マリーを特定するが、彼女もまた犯人ではなかった。クラブで氷を盗んで逃げていたペピーの証言で、元トレーナーでステロイドの売人だったテラーは、リッチーがステロイドのことを密告して、職を追われたことが判明する。

今はクラブのドアマンをやっていて、ブース達が調べに行くと倉庫に入るのを嫌がるが、当日はミュージカルを見に行ったというアリバイがあった。そんな中、フィッシャーが頭蓋骨の傷の間から小さなプラスチック片を発見し、凶器はコンクリートとプラスチックの両方が使われているものだとわかる。


ブースの幸せそうなベッドシーンから始まり、ハンナとの同居を始めるようでどんどん2人の仲が進展しています。
ハンナはブレナンにも嫉妬せず、お祝いの品選びの意見を求めてきて、気さくで包容力もあるし、心からブースを愛しているのがわかりますね。

ブースが一番喜びそうなクラシカルな電話がいいとすすめて、それとなく、ブースを傷つけないでほしいと伝えたのもブレナンなりの友情と優しさを感じました。

アンジェラの妊娠がどんどん周りに伝わっていて、これでブースとカミールも知ってしまったし、知らない人を探す方が早そうです。
寝転がってクラッカーを食べているだけで気づいたカミールの観察眼にも脱帽です。

また新たに助手のフィッシャーくんが戻ってきましたが、1日20時間も眠っていただけあって、やたらとあくびをしていまいた。
元々根暗な面がありましたがそれがいっそう強調されてしまった感じです。

そして、やたらとリアリティショーに詳しいブレナンが今回のツボでした。
グイド風の挨拶をしたりクラブにちゃっかりもぐりこんだりと知識が役に立っていましたが、クラブでの相手を威嚇するカニのポーズ?は効き目なさそうでしたね。

ゲスト

クリントン – B・J・ブリット
ジャニーン・ジェナロ – リサ・ロシセロ
フランキー・コステロ – ジョセフ・ルッソ
ジョゼフィーン – ジーナ・ラ・ピアナ
マリー・ガラッソ – リアナ・メンドーサ
ペピー・ディオ – ジョナサン・コワルスキー
テラー – アントニオ・サバト・Jr.
クラスティ – ジャック・ドナー
リッチー・ジェナロ – アンソニー・プミリオ

DATA

原題:The Maggots in the Meathead
放送日:2010/10/7
監督:ティム・ソーサム
脚本:ディーン・ロパタ

第4話 ボーンズvs.賞金稼ぎ

あらすじ・感想

ゴミ漁りのカップルがゴミの山の中から頭蓋骨を発見し、一緒に手首と毛髪も出てくる。被害者は男性で歯に殴られた跡が見られ、指の状態から大きな武器を扱っていたことがわかる。

カミールは子供向け科学番組のジュード教授を連れて来て、研究所の宣伝にもなるからブレナンに彼の番組に出演してほしいと頼むが断られてしまう。そこで、今回、ジュードがブレナンの助手をやって成果を出せたら出演するという条件を出し、ブレナンもOKする。

さっそくジュードが分析を始めると、毛髪だと思われていたものはヒゲだと判明する。アンジェラが再現した似顔絵をブースが公開すると、FBIに被害者を知っているという人物が現れ、被害者はウルフと呼ばれるバウンティ・ハンターだった。

彼が追っていたのは殺人犯のチャールズ・ブレ―バーマンで、犯人を追い詰めて逆に殺されてしまったのではと見ている。ヒゲに付着していたものからウルフの足取りを追い、死体発見犬を使って山の中を捜索中に胴体が見つかる。

そこにキャロリンとFBIが現れ、近くの山小屋にブレーバーマンが隠れていたと調べに来ていた。証言するはずだったブレーバーマンの妻が姿を消し、両方の事件に関連があるとブースはブレーバーマンの妻探しも一緒に行うことに。


今回は助手くんがいないと思ったら、個性的なジュード教授がブレナンのアシスタントを努めてくれました。
やたらと「すんばらしぃー」と叫んだり、あれこれ薀蓄を並べ立てたりしていましたが、他の助手くんたちにもそんなタイプはいましたね。
意外にもジュードは活躍してくれて、すぐに肋骨の骨折に気づいたり毛髪がヒゲだと指摘したりと、事件解決の手がかりを与えていました。

楽しい実験パートも健在で、今回はジャックとジュードのコンビです。
昔から憧れだったジュードと組めて、ジャックは目を輝かせて本当にうれしそうでした。
実験も上手く行って、死因となったのはポテト銃に似たものというのも、ジュードに絡めた事件らしくてよかったです。

アンジェラやブースの説得のおかげで、ブレナンも気持ちを変えてジュードの番組に出演しました。
ボーン・レディで奇抜な衣装を着てノリノリだったし、こうと決めたら徹底的にやるのがブレナンですね。
出演を嫌がっていたとは思えないほど楽しんでいたし、コスチュームもお似合いでした。

ゲスト

バンセン・ジュード教授 – デヴィッド・アラン・グリア
ジャネット・ルブランク – リサ・マルコス
グレゴリー・ゲーリング – トーマス・コパッチ
ディラン – グレッグ・サイプス
ソレイル – ミミ・マイケルズ
モリー・ブレーバーマン – コリーン・ライリー
マリー・マグレガー – キャシー・バイロン
レイ・カミンスキー – マイケル・デューセンバーグ
チャールズ・ブレイバーマン – ザック・ヘンリー

DATA

原題:The Body and the Bounty
放送日:2010/10/14
監督:ドワイト・リトル
脚本:マイケル・ピーターソン

BONES (ボーンズ) -骨は語る-

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